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今さら聞けないお年玉事情…マナーや相場を知りたい！
【2021年】コロナ禍で贈る人が急増！？「お歳暮」「帰省暮」とは？
2021年09月06日
お世話になった人に、1年間の感謝の気持ちを込めて贈り物をする「お歳暮」。日本の伝統的な習慣ですが、一度贈ったら毎年贈り続けることがマナーとされているため、近年は贈ることを躊躇してしまう人も多いのだとか。
そうした中、長引く新型コロナウイルスの感染拡大により、帰省の自粛が求められていることを受け、帰省の代わりにギフトを贈る「帰省暮」が注目を集めています。
そこで今回は、お歳暮や帰省暮の予算相場やマナー、おすすめのギフトをご紹介します。
【2021年】お歳暮＆帰省暮を贈る時期
お歳暮を贈る際は、気をつけなければならないマナーがいくつかあります。特に「贈る時期」は気をつけたいポイントです。
お歳暮を贈る時期
お歳暮は12月20日頃までに相手に届くように贈ることが一般的ですが、地域によって若干の違いがあります。
関東地方では12月上旬から12月20日頃までに贈るものとされていましたが、近年では前倒しして11月下旬頃に贈ることも珍しくなくなってきています。
一方、関東以外の地域ではお歳暮は12月10日頃から12月20日頃に贈るとされています。お歳暮シーズンはギフトショップや配送業者も混み合うことが予想されるため、早めに用意しておくと安心でしょう。
帰省暮を贈る時期
コロナ禍の新しいトレンドである「帰省暮」ですが、贈る時期について明確な決まりはありません。帰省の代わりに贈るギフトでもあるため、帰省を考えていたタイミングで贈るのもいいかもしれませんね。
お歳暮と、コロナ禍の新たなトレンド「帰省暮」とは？
今では年間行事の一つとして定着しつつある「お歳暮」。その起源は、お正月にご先祖様の霊をお迎えする御霊祭に由来しているといわれています。お祭りのときにお供えしていた塩鮭や数の子を親戚や近所の人に配り始めたことが現在のお歳暮の風習に繋がっています。
一昔前はお世話になった人や上司、取引先に贈るのが一般的でしたが、最近では親しい友人や親族に贈る人も増えています。
一方、外出自粛が求められているコロナ禍で、新たに生まれたトレンドの「帰省暮」は、帰省ができない代わりの挨拶の一つとして注目されています。遠方の家族や親戚、友人におうち時間が充実するようなアイテムや体験型ギフトを贈る人が増えています。
お歳暮・帰省暮を贈るときのマナー
お歳暮や帰省暮を贈る際、失礼にあたることがないよう、どんなことに気をつければいいのか見てみましょう。
熨斗をかける
お歳暮には水引と、のしを印刷した熨斗をかけるのが正式なマナーです。水引の中央結び目の上に「御歳暮」、下に自分の名前を書き入れます。
「帰省暮」では、のしをつける決まりはなく、ラッピングなどで済ませます。どうしても熨斗をかけたい場合、表書きを「ご挨拶」などとするのが良いでしょう。
贈り物の価格帯
お歳暮の予算相場は3,000円〜5,000円くらいとされ、贈り先との関係性や年齢などにより変動します。具体的には家族や友人は3,000円程度、両親や上司、取引先などは5,000円程度を目安とする人が多いようです。
一方、新たなトレンドである帰省暮には決まった相場がまだありません。自分の負担にならない金額、相手にも気を遣わせないようなギフトを選ぶのがおすすめです。
贈り物の内容
相手に喜んでもらえるような贈り物をするためには、相手の家族構成や好みを考慮した贈り物がおすすめです。
子どもがいるご家庭の場合は、お菓子の詰め合わせやジュースセット、年配の方がいるご家庭には和菓子などを贈ると喜ばれるでしょう。
離れて暮らしている両親には家事代行サービスなどもおすすめです。
また、お歳暮には「贈ってはいけないもの」も。失礼にあたってしまうこともあるため注意しましょう。具体的には、靴下や下着などの身につけるものやハサミなどの刃物、現金や金券はタブーとされています。
喪中の際の配慮
お歳暮はお祝い事ではないため、喪中でも贈ること自体に問題はありませんが、四十九日は避ける方が好ましいとされています。
2021年おすすめのお歳暮・帰省暮
大切な人になかなか会えない今だからこそ、感謝の気持ちをギフトで伝えたいですよね。お歳暮、帰省暮におすすめのギフトをご紹介します。
出典：Anny
お歳暮の定番ともいえるビール。飲食店での飲酒が制限されているコロナ禍では、家飲みの需要が高まっています。お酒好きの相手に贈る際、特におすすめしたいギフトです。
出典：Anny
子どもがいるご家庭へのお歳暮として喜ばれるのが、お菓子の詰め合わせです。さまざまな味がセットになった詰め合わせギフトは、どれから食べようかと選ぶ楽しみもプラスされ、おやつの時間が楽しくなりそうです。
出典：Anny
お歳暮の人気商品の一つがお肉です。普段、自分ではなかなか買う機会がないようなちょっといいお肉を贈れば、きっと喜ばれるはず。生ものを贈る際は相手の好みやスケジュールなどの都合を考慮することを忘れないようにしたいですね！
出典：Anny
タオルもお歳暮の定番商品の一つです。こだわりの素材で作られた高品質のタオルは喜ばれること間違いなし。毎日使うため、何枚あっても困ることがありません。
コロナ禍のお歳暮＆帰省暮に検討したい！ 体験型ギフト
近年は、モノではなく体験をプレゼントする体験型ギフトが注目を集めています。
相手の好みや趣味に合わせてギフトを選ぶのも楽しそうです。お歳暮、帰省暮におすすめの体験型ギフトをご紹介します。
パーソナルトレーニング
プロのトレーナーにマンツーマンでトレーニング指導をしてもらえるパーソナルトレーニング。コロナ禍において、家で過ごす時間が長くなり、体を動かす機会が減少している人も多い中、専門家に指導をしてもらえるパーソナルトレーニングはおすすめの体験型ギフトです。
親子で楽しめる体験型ギフト
子どもがいる家庭に贈る体験型ギフトでは、星空ツアーやサファリパークチケット、メモリアルフォト撮影チケットなどがおすすめです。体験型ギフトを通して、これまで経験したことがない新たなきっかけを贈るのも素敵ですね。
家事代行サービス
子育て中の人や普段から忙しい毎日を過ごしている人におすすめなのは、家事代行サービスです。コロナ禍で急な休校やリモートワークなど、生活スタイルが変化したことでニーズも高まっています。
掃除や洗濯、食事の用意など日常的な家事はもちろん、高齢者の病院などへの付き添いや介護支援、子どもの送迎・見守りなどを依頼できます。
ハウスクリーニングサービス
両親や祖父母におすすめなのはハウスクリーニングサービスです。
特に高い場所にあるエアコンやレンジフードなどは高齢者にとって普段の掃除もなかなか難しく汚れがたまってしまうことも。
ハウスクリーニングに依頼すれば、素人ではなかなか汚れが落ちない箇所も、プロの技術と道具であっという間にきれいにしてもらうことができます。
カジドレでは、複数の家事代行・ハウスクリーニング事業者を比較できるので、検討してみてください。
まとめ
日本の伝統的な習慣である「お歳暮」と、コロナ禍の新しいトレンドである「帰省暮」。気軽に会えない今だからこそ、ギフトを通して人との繋がりを感じたいですね。大事な人を思いながら、今年のお歳暮・帰省暮を選んでみませんか。
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