カラーボックスはカビやすい?ベッドにも?対処方法やカビ予防方法を紹介!
2023年10月16日
安くて使い勝手が良いため、カラーボックスを使っている家庭は多くあるでしょう。
しかし、カラーボックスはカビやすいといった欠点があります。カビてしまったカラーボックスを見て愕然とした人も多いのではないでしょうか?
そこでカラーボックスにカビを生やさないための対処方法や、カビ予防についてご紹介していきます。
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カラーボックスにカビが生える原因は?
カラーボックスを使っていると、いつのまにか緑色の汚れや黒ずみなどに気付くことがあります。その汚れはカビだったのです。
では、なぜカラーボックスにカビが生えてしまうのでしょうか?カラーボックスに生えるカビの原因についてみていきましょう。
使用されている素材が原因でカビが生える
まずカラーボックスに使われている素材に原因があります。カラーボックスには木材チップに合成樹脂を混ぜて成型した中密度繊維板が使われています。
この中密度繊維板はカラーボックスの裏面に使用されることが多く、水や湿気に弱いのが特徴となっている素材です。そのため、湿気が多い場所や梅雨の時期にはカビやすくなってしまうのです。
置いている場所や湿度が原因でカビが生える
カビが生えやすい原因として湿気が多い場所にカラーボックスが置いてあることが考えられます。例えば、洗面台やキッチンなどの水回りでは、湿気も多いためカビが生えやすくなってしまいます。
さらに、 掃除をなかなかしない押し入れやカラーボックスの裏側は、ホコリが溜まりやすくカビの温床となってしまっているのです。
スノコを使わずにベッド代わりにしていることが原因でカビが生える
自分の好きな大きさや形が作れるため、カラーボックスでベッドを作るのも人気となっています。しかし、スノコを使用せずに作ると、カビの原因となってしまいます。
ベッドとして使用することで、カラーボックスに湿気がこもりやすくなり、カビが繁殖してしまうのです。そのため、スノコで通気性を良くすることが必要となります。
カラーボックスにカビが生えた時の対処方法は?
カラーボックスにカビが生えているのを見つけた時、すぐにカビを除去しないと増殖してしまい、健康を害する可能性もでてきます。
カビが生えてきた時の対処方法をご紹介していきます。
アルコールや酸素系漂白剤で拭き取る
除菌用アルコールや酸素系漂白剤をティッシュやキッチンペーパーに染み込ませ、カビを拭き取る方法です。この時、カビを広げないようにこまめにティッシュやキッチンペーパーを交換するようにしましょう。
拭き取った後は、乾燥するまで風通しの良い場所に置いてから、元の場所に設置しましょう。さらに、カラーボックスに入っていた物も、アルコールなどで拭き取ることも忘れずに行いましょう。
ヤスリを使いカビ部分を削る
カラーボックスの中でカビが生えやすいのは裏面のザラザラしている場所です。表面は加工がされているため、カビが生えにくいですが、裏面は木材が剥き出しになっているため、カビが生えやすくなっています。
そんなときには、ヤスリを使いカビた部分を削り取るという方法もあります。カビそのものを取ることができるため、カビの増殖も抑えられます。しかし、表面の加工されている部分は塗装が剥げてしまうため、使う時には注意しましょう。
カビた部分にペンキやニスを塗る
カビた部分を拭き取ったり削ったりしてもカビが残ってしまう時は、ペンキやニスの塗料を塗ることも対処方法となります。ペンキやニスを塗ることで、カビた部分が気にならなくなります。
表面にカビが生えてきてしまった時には、ペンキを塗って色を変えてみるのも良いでしょう。カラーボックスをリメイクすることもできるため、一石二鳥となります。
リメイクシートでリメイク
ペンキやニスがないという方や、もっと簡単にカビの部分を隠したいという方には、リメイクシートを貼るのもオススメです。
100均にもリメイクシートがたくさん売っているため、簡単にカラーボックスをリメイクすることができます。お部屋の雰囲気に合わせて選べて、シートを貼るだけなので、簡単にできます。
思い切って捨てる
カビがあまりにもひどくなってしまった時には、思い切って捨てる方法もあります。カビの範囲が広いと、掃除する手間も掛かってしまうため、捨てて新しいのを買い替えるのも良いでしょう。。
カラーボックスのカビ対策を紹介!
カラーボックスをカビさせないためにも、買ったらすぐにカビ対策をすることが大切です。カビさせないための対策や予防について詳しくご紹介していきます。
除湿剤や防カビ剤を使用する
カビが生えてしまう主な原因は湿気にあります。そのため、湿気対策をすることが重要となってきます。カラーボックスに除湿剤や防カビ剤を使用することで、カビを予防することができます。
カラーボックスの裏の隙間に差し込んで使えるシート状の除湿剤もあるため、カビやすい裏面の対策にはオススメです。
定期的に掃除や換気をする
カビないためには風通しをよくすることと、ホコリを溜めないことが大切となります。そのため、定期的に掃除や換気をすることもカビ対策となります。
ホコリはカビの温床となり、カビが生えやすくなってしまうので、こまめにホコリを取ったり拭き掃除をすると良いでしょう。
裏側と壁の隙間を作る
カラーボックスは壁にぴったりとくっつけて設置することが多いでしょう。そのため、カラーボックスの裏面の風通しが悪くなります。
設置するときには壁との隙間を5㎝程作ることで、風通しもよくなりますし、掃除もしやすくなります。せっかく部屋の換気をしても隙間がないと湿気も溜まってしまうため、隙間をあらかじめ作ることもカビ予防となります。
カビ防止スプレーをしておく
どうしてもカビやすい裏面にはカビ防止スプレーをしておくのもオススメです。この時、木材に使用できる防カビスプレーを選びましょう。
壁紙にも同時に使用できるタイプもあるため、カラーボックスを設置する壁紙の面にも防カビスプレーをしておくのも効果的です。
カビやすい背面ボードを取り外す
カラーボックスで一番カビやすいのは背面ボードです。そのため、思い切って背面ボードを取り外して使う方法もあります。
カラーボックスの中に収納BOXを合わせて使用する時は、背面ボードがなくても困りません。カラーボックスに合う収納BOXは様々な大きさの物がありますので、用途に合わせて組み合わせもできます。
カラーボックスはカビやすい!代用品は?
ここまでカラーボックスのカビの対処方法やカビ対策についてご紹介してきましたが、カラーボックスはカビやすいから使いたくないと思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで、カラーボックスの代わりとなる収納棚をご紹介しましょう。
樹脂製の収納ボックス
樹脂でできている収納棚は、カラーボックスよりも水や湿気に強いです。そして、樹脂製だと軽いため、掃除をする時にも楽に動かすこともできます。
簡単に組み立てることもできるため、力がない女性やお年寄りでも組み立てることができます。
スチールラック
スチールラックは頑丈にできているため、重たい物も乗せることができます。カラーボックスに比べてシンプルな見た目ともなっているので、男性にも人気となっています。
カビることはあまりありませんが、サビてしまう心配があるため、湿気には注意が必要です。
収納ボックスを積み重ねる
収納ボックスを積み重ねることでカラーボックスの代わりとなります。様々な大きさがあるため、自分の好きな大きさを選んで用途に合わせて使えるのも人気となっています。
一つずつ分かれているため、掃除もしやすいのも良いポイントです。お部屋に合った収納ボックスを選んでカスタマイズしてみるのも良いでしょう。
カラーボックスにカビ対策をして大切に使おう!
使い勝手がよく安いため、使っている人も多いカラーボックスですが、カビやすいという欠点があります。 そのため、長く使いたいと思っている方は、買ってきた時点でカビ対策をすることが大事です。
安く買える物ではありますが、資源を大切にするためにも、カビ対策をして大切に使いましょう。