共働きなのに夫がずるいと感じたエピソード5選!解決のコツも!
2023年10月19日
今回は、共働きなのに夫がずるいと感じたエピソードについてご紹介します。共働き家庭での家事育児の実態や、共働きなのに夫だけずるいとならない解決法についてもまとめます。
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共働きなのに夫だけずるいと感じたエピソード5選!
共働き家庭では、お互いに仕事をこなしながら家事育児も行う必要があるので、どうしてもお互いに不満が溜まってしまうことが多いようです。
今回は、共働きなのに夫だけずるい!と感じたエピソードを5つご紹介しながら、ずるいと思う理由について整理していきます。
共働きなのに妻がワンオペ
1つ目のエピソードは、共働きなのに家庭のことは基本的に妻がワンオペというケースです。
共働きなので家事育児も半々で行うのが理想なはずなのに、夫は朝早く出勤して帰りも遅く、家事育児は当然のようにほぼ全て妻が行います。
夫の仕事は確かに忙しいものの、妻だってフルタイムで働いており、自分の時間を削りながらなんとか家事育児をこなしています。
夫は自由に残業しているのに、妻は家事育児がワンオペのため残業することもなかなかできず、職場に迷惑をかけてしまうことも…。
休日でも夫が出勤したり、仕事の付き合いで出かけたりしてしまうので、妻は休日でもほぼワンオペ状態に。
夫の仕事は激務でも、勤務を終えて帰宅すれば終了しますが、家事育児は24時間勤務状態なので妻は休む暇もありません。
私が体調を崩したらどうなってしまうのだろうと思いながら、仕事に家庭にいっぱいいっぱいな日々を送っています。
肉体的にも疲れていますが、精神的にも疲れてしまうので「夫はずるい。」と思ってしまうのです。
共働きなのに緊急時の対応はいつも妻
2つ目のエピソードは、共働きなのに緊急時の対応はいつも妻というケースです。
両親や兄弟などに何かあった時や、子どもが体調を崩した時など、家庭で緊急に何か起こった時の対応は、当然のようにいつも妻担当になっています。
「ごめん。外せない仕事があって無理だからお願い。」と言われても、妻だって同じように仕事をしています。
夫の仕事が本当にどうしても外せない状況にあるのかもしれませんが、妻はその度に職場に頭を下げています。
それだけでなく、仕事に穴を開けてしまったり積み残しを作ってしまったりすることになるので、後日にしわ寄せがくる場合もあるでしょう。
そもそも、普段から家事育児がワンオペ状態にある場合には残業もできないので、緊急時の対応までいつも担うとなるととても大変になってしまいます。
いつお願いしても「外せない仕事がある。」と断られてしまう状況では、「夫だけずるい。」と思ってしまうのも当然のことです。
共働きなのに家事育児の責任者は妻
3つ目のエピソードは、共働きなのに家事育児の責任者は妻だということです。
共働き以前に、家事育児は夫婦2人で責任を持ってやっていくものでしょう。
それなのに、共働きなのにも関わらず、家事育児のことは基本的に妻任せであり夫は「手伝う」スタンスになっているのです。
そもそも「手伝う」という感覚でやっているのがおかしいと不満を感じる妻も多いのではないでしょうか。
その上、世間的にも未だに家事育児は基本的に妻がやるものという風潮が残っています。
上司の世代では片働き家庭も多いので、未だに男は仕事に没頭するもので、家事育児も担うものという認識がない人もいます。
そのような風潮のある会社やチームで働いていると、夫に家事育児を担わなければならないという意識が育ちにくい場合があります。
どうして私ばかり?共働きなのに夫は自由
4つ目のエピソードは、共働きなのに夫は自由というケースです。
夫は、平日の夜や休日に自由に飲み会や外出をするのに、妻はいつも家で家事育児をします。
また、妻は家計を考えて自分のためにお金をかけることをしないのに、夫は自由に自分のためにお金を使うのが不満というケースもあります。
私だって美容院に行ったり、ブランドもののバッグや衣服を買ったりしたいのに…と思いますが、そもそもその時間さえ取れないということも多いです。
どうして私ばかり不自由なの?と思ってしまうのも無理はありません。
共働きなのに家事育児をやる気がない
5つ目のエピソードは、共働きなのに夫に家事育児をやる気がないというケースです。
共働きなのだから、家事育児も妻と同じくらいやる気を出してほしいものです。
お願いをすればやってくれるものの、夫にやる気がないので「後でやる」と言ってなかなかやってくれないことも…。
育児も自分から率先してやってはくれないので、子どもたちもなかなか夫に懐いてくれないという場合もあるようす。
家事はともかく、育児は特に、しっかり手をかけたいけれど妻1人では手が回らないこともあります。
「ただお願いしたことをやってくれればいい」という問題ではないと思ってしまうこともあります。
共働き家庭の家事育児の実態
次に、共働き家庭の家事育児の実態がどうなっているのかご紹介していきます。
妻が夫の5倍以上家事をしている
2009年~2018年の間に実施された内閣府の調査では、日本の男性と女性を比較すると、家事や育児などに代表される無償労働に費やす時間は、女性の方が男性よりも5倍以上多いという結果がでたそうです。(出典:データのじかん:男女差5倍!家事・育児の時間格差は一体何が原因なの?データで探ってみた)
共働き家庭が大部分を占めている現在の日本の状況を考慮すると、共働き家庭であっても家事育児は未だに妻が多く担っていそうですね。
日本人男性は世界的に見てもあまり家事をしていない
また、OECD(経済協力開発機構)の国々のデータと比較しても、日本人男性が無償労働に費やす時間はかなり短くなっています。
OECD全体と比較すると、日本人男性が無償労働に費やす時間は、OECD全体の平均の3分の1以下となっています。
イクメンは増えても家事までする夫は少ない?
共働き家庭が増えるにつれ、いわゆる「イクメン」が増えてきて社会的にも近年話題になっています。
イクメンが増えている現状はあるものの、家事までする夫はまだまだ少ないという声もあるようです。
共働き家庭で「夫だけずるい」とならないための解決法
最後に、共働き家庭で「夫だけずるい」とならないための解決法についてまとめていきます。
いろんな視点からの解決法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
全ての家事育児を書き出す
まず最初に、全ての家事育児を書き出してみましょう。
家事育児には細かい作業も多く、1つ1つはそれほど時間のかからないものであっても、見える化してみるとかなり膨大な量になるはずです。
実際に何にどのくらいの時間がかかっているかを見える化することで、家族の役割分担を明確化したり、優先順位を決めて取捨選択したりしやすくなります。
特に、家事育児が妻に偏っていて夫だけずるいとなってしまう家庭では、夫側は家事育児の全貌を把握しておらず、大変さが理解しにくいケースも多いです。
実際に、家事育児の作業を見える化して整理することで、妻側にどれほどの負担がかかっているかが分かれば、積極的に担ってくれるようになるかもしれません。
必要以上の家事育児がないか見直す
次に、必要以上の家事育児を行っていないか見直してみましょう。家事育児は、こだわるほどやることが増えてしまうものです。
毎日せずに2~3日に1度にするなど、頻度を減らしてみるという方法もあります。
その他、丁寧にやっていた家事を簡単にする方法もあります。例えば、普段繰り返し着る洋服は畳まずに、ボックスにまとめて入れてしまう方法などがあります。
今まで頑張ってきた家事育児を減らすのは勇気がいることかもしれませんが、自分の体や心を大事にするのはとても大切なことです。
倒れてしまってはもともこもないので、できるだけ楽にこなせるように必要以上の家事育児は思い切ってやめてしまいましょう。
得手不得手を考慮して具体的に分担する
次に、家族の中で得手不得手を考慮して、家事育児を具体的に分担しましょう。
苦手な家事育児をするのは、得意な家事育児をするよりも労力や時間がかかるものです。
できるだけ、苦手・嫌いな家事を分担する状況が減るように、家族でうまく分担できないか考えてみましょう。
家電や家事代行を利用する
次に、家電や家事代行を利用することで、家事育児の負担を減らす方法を考えてみましょう。
食器洗い乾燥機やロボット掃除機を購入すれば、食器洗いや掃除機がけをする必要がなくなります。
家事代行は、定期利用の他に、単発でスポット的にも利用できる事業者がたくさんあるので、特に忙しい時や疲れた時のみ利用することもできます。
一方、家事代行を定期的に利用すると、定期的に家が綺麗な状態にリセットされるため、日頃の家事が楽になります。
少し料金はかかりますが、おすすめなのでぜひ検討してみてください。
お互いに感謝する
家事分担を見直して、分担している家事をやってくれたらその度にお互いに感謝をするようにしましょう。
家事育児は無償労働であり、成果が評価されにくいので余計にキツく感じてしまう場合もあります。
やってくれたことにお互いにしっかり感謝をするようにすれば、感謝されることがモチベーションになります。
特に夫が家事をあまりしてくれなくてずるいと思うような場合は、感謝を忘れずに伝えるようにすると、より自主的にやってくれるようになることもあります。
パートナーに期待しすぎず時には諦める
一方で、パートナーに期待しすぎず、時には諦めることも肝心です。
夫の仕事が忙しく、家にいる時間が少ないので家事育児を担えないような場合は、どうしても分担するのが難しい場合もあるでしょう。
そのような場合には、いっそ「夫はいないもの」と思ってしまうことで割り切れることもあります。
また、家事を分担しても、普段やっていなかった方が行うと不十分な出来ばえになってしまうような場合もあるでしょう。
分担するということは、ある程度やり方が違うのも仕方がないことだと割り切ることが重要です。
分かってくれると思わず話す
どちらかに不満が溜まってしまうことがないように、やってほしいことや不満なことは、察してくれると思わずに具体的に細かく話すようにしましょう。
忙しい時は特に、「こちらが言わずとも動いてほしい」「一緒に住んでいるのに、どうしてこんなことも把握していないのか」と思ってしまう気持ちは分かります。
しかし、相手にとっては、詳しく教えてもらえていないのに出来ていないと怒られてしまっては、やり方も分からず余計にやる気を失ってしまいます。
夫婦関係の悪化にもつながってしまう可能性があるので、面倒くさいと思わずに、思ったことがあれば丁寧に話すようにしましょう。
話すことを諦めるのであれば、不満に思うことがあってもそれは自分の責任でもあることを忘れないようにしましょう。
デートやお出かけをする
最後に、たまにはデートやお出かけをすることも、とても大切なことです。
共働きで日々忙しく過ごしていると、特にデートをする機会はほとんどない場合も多いでしょう。
時には仕事の休みを合わせたり、子どもが保育園や学校に行っている時間を利用してデートをするのもおすすめです。
改めて2人きりで出かけることで、お互いが大切なパートナーであることを再認識できる機会になります。
忙しい毎日を送っていると、どうしても2人でゆっくり出かけたり話したりする機会は少なくなります。
お互いに不満ばかり溜まってしまう原因にもなります。
定期的にデートをしたりお出かけしたりして、関係をリフレッシュするようにしましょう。
まとめ
今回は、共働きで夫だけずるいと感じるエピソードや共働き家庭の家事育児の実態、共働き家庭で夫だけずるいとならないための対処法についてご紹介しました。
日本では共働き家庭が増えているものの、まだまだ家事育児は妻の方が多く担っているという現状があるようです。
夫だけずるいとならないよう、家事育児を簡素化したり、うまく分担することで家族全員が楽しく暮らせるように工夫してみましょう。
家事育児をしっかりすることも確かに大切なことですが、家族全員が健康に楽しく過ごせることも大切なことです。
不必要な家事育児を減らしたり、家電や家事代行に頼ったりして、夫婦の負担を減らし、その上で得手不得手を考慮して家事育児を分担してお互いに感謝の気持ちを忘れずに協力しましょう。
時には諦めも肝心ですが、お互いに十分にコミュニケーションを取ることをやめてはダメですよ。
家事育児の手を抜くためと思わず、余裕を作ることで家族の笑顔を増やすためと思うと、後ろめたい気持ちもなくなるのではないでしょうか?
ぜひ、あなたの家族に合う方法を検討してみてください。