片付けられない人の特徴は?どこから片付けるべきか、片付け方法を徹底解説
2023年10月19日
「なんで私は部屋を片付けられないんだろう?」
「なんでこの子の部屋はこんなに汚いの?」
など自分や家族が片付けられない状況に嫌気がさしていませんか?
実は片付けられない人には特徴があり、その人にあった対処法を試すだけで意外と簡単に片付けられてしまうことがあります。
今回は片付けられない人の特徴を解説。さらに片付けのメリット・デメリットや片付けられない人が片付けられるようになるための対処法も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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片付けられない人に共通する特徴
まずは片付けられない人に共通する以下の特徴を紹介します。
- もったいなくて捨てられない
- よくものを買ってしまう
- 収集グセがある
- 持っているものを把握できていない
- 学習障害や発達障害、うつなどの病気によるもの
- 整理整頓のやり方を知らない
- 忙しくて片付ける時間がない
もったいなくて捨てられない
片付けられない人は、捨てるのが「もったいない」と感じてものが捨てられない可能性があります。
「もったいない」という心理は、買ったものを大切にできるという意味ではいい方向に働きます。
しかし、化粧品や洗剤などの試供品、おまけでもらったおもちゃなど、使わないのに「もったいない」心理が働いて、捨てられない状態になってしまうのは困りものです。
「もったいない」は、常に発動してしまうとキリがありません。
まずは、もったいなくて捨てられないという心理状態から抜け出す必要があるでしょう。
よくものを買ってしまう
ものをよく買ってしまう人は物理的にものが増えてしまい、片付けられない状態になってしまうことがあります。
必要なものがたくさんあって溜まってしまったり、よく考えたら必要ないのにツイ買ってしまう人もいるでしょう。
セール品や限定アイテムを見ると買いたくなってしまう衝動に駆られるタイプは、買うことで欲求を満たしているので、買ったあとは興味がなくなってしまいます。
部屋の中に放置、散らかり放題、収納場所にも収まり切らず、結局は収拾がつかなくなってしまうのです。
収集グセがある
アニメや漫画、雑誌、アイドルのグッズなど趣味に関するものを収集するクセがあるコレクターも片付けられない可能性があります。
好きなものを集めるまではいいものの、収納場所が足りなかったり、好きだからこそ捨てにくかったりするものです。
そんな人は、集めることが目的になって、集めたもの自体に愛着がなくなっていないかを改めて自分に問いかけてみましょう。深層心理の中で、実はもういらないと思っているかもしれません。
持っているものを把握できていない
片付けられない人は、持っているものを把握しきれていない可能性もあります。
例えば、冷蔵庫の中身が把握しきれておらず、ぐちゃぐちゃで中から賞味期限切れのものが溢れてくる人はこのタイプに当てはまるでしょう。
他にも以前買ったストックがあるのに、忘れてしまってまた同じものを買ってしまい最終的には家の中がもので溢れてしまう場合も。
持っているものを把握できない場合、セール品や限定アイテムを衝動的に買ってしまうこともあります。
まずは買う前に家に何があるのか、確認しましょう。単純に思い出そうと努力することも大切です。
学習障害や発達障害、うつなどの病気によるもの
学習障害や発達障害、うつなどの病気が片付けられないことの原因の可能性もあります。
例えばADHD(注意欠如多動性障害)は、集中力が続かず、段取り通りに作業するのが苦手といわれています。
片付けたくても片付け始めてから気が逸れてしまうことがあるため、どうしても片付けが後回しになってしまうことがあります。
また、うつ病の場合、倦怠感があったり、無気力になったりと日常生活が難しくなってしまうことがあります。
すでに障害やうつなどの病気と判明している人は、片付けられないことにとらわれないようにし、人の手を借りて片付けをするのがおすすめです。
整理整頓のやり方を知らない
そもそも整理整頓や片付けの仕方を知らないと、片付けられません。
この点は育った環境が影響しますが、片付けの仕方を知らないなら、知ればいいだけ。
YouTubeなどで片付け動画を検索したり、友人に片付けの方法を聞いたりしてみましょう。
ある程度片付けにおけるルールを知れれば、簡単に片付けられるようになりますよ。
忙しくて片付ける時間がない
仕事や育児・家事で忙しくて片付ける時間がない人もいます。
単純に忙しくて片付ける時間がないため、休む時間を作り出すか、人の手を借りるかなどの対処が必要です。
片付けられない人は損してる?散らかった部屋にはデメリットがたくさん
片付けられず散らかったままの部屋には、デメリットが多くあります。
片付けられないことで次のような損をしているかも知れません。
- 同じものを購入してしまい、お金を無駄にしている
- ものがどこにあるかわからず時間効率が悪い
- 掃除ができないためほこりが溜まり、健康に悪い
- 換気をしない状態が続き、カビがはえる
- 片付けられない状態に嫌気がさし、自己肯定感が低くなる
このように、片付けができないことによるデメリットは多いです。
お金や健康・時間に関わることもあるので、片付けができないことを放っておかない方が良いでしょう。
片付けられない人必見!片付けることで得られるメリット
ここでは、片付けられることによって得られるメリットを紹介します。
メリットを知れば、片付けられないことを諦めていた方でも、片付けへのやる気が起きるかも知れません。
- 晴れやかな気持ちになり、心に余裕が生まれストレスが減る
- 買いすぎないような心理が働き、お金の節約ができる
- 何がどこにあるか把握でき、探すのに余計な時間がかからない
デメリットに比べてメリットの数が少ないと感じるかも知れませんが、心と時間、お金に余裕ができれば、息苦しい生活から抜け出しやすくなるでしょう。
綺麗な部屋で過ごせることの大切さが身に染みるはずです。
片付けられない人に実践してほしい片付け方法・対処法
ここからは、片付けられない人に向けて、片付け方法や対処法を具体的に紹介していきます。
片付け方を知らない人は以下を参考に片付けのルールを作りましょう。
- 小さな目標を設定する
- いるものといらないものの仕分けをする
- 必要かわからないものは隠す
- 家の中に何があるのかを把握する
- ものの収納場所を決める
- 細かな分類はしない
- 定期的に友人や恋人を招待する
ひとつずつ詳しく解説していきます。
小さな目標を設定する
片付けを行う際は、無闇に取り掛かるのではなくまずは、小さな目標を設定しましょう。
部屋全体を片付けるとなると、時間が足りず、途中で集中力が切れてしまう場合があるので、まずは以下の目標を決めてください。
・片付ける時間
・片付ける場所
例えば、
「今日は12:00までの1時間で、ソファの上に溜まった洗濯物を畳んでタンスに入れる」
「ソファの上の溜まった服を1時間でいるものといらないものに分けて、いらないものはゴミ袋に入れる」
などです。
目標を設定するときの注意点は、できる範囲の時間でできることだけ設定するということ。
日常的に片付けの時間を15〜30分ほど固定で作り、その日に片付けの内容を決めるのもおすすめです。
夕方や夜間は疲れてやる気が起きない可能性があるので、午前中に行うと良いでしょう。
いるものといらないものの仕分けをする
いるものといらないものを仕分けることで、片付けが楽になります。
ただし、いるものといらないものを仕分けるのは簡単ではありません。以下を基準に仕分けてみましょう。
- 一年間使わなかったもの
- ワンシーズン着なかった服
- 思い出の品
- 必要かわからないもの
しばらくの間使っていないなら、今後も使う可能性は低いです。ただ、しばらく使ってないものの使うかも知れない高価なものなら、必要かわからないものに分類します。
写真などの思い出の品であれば、データを探してみましょう。データがあればいつでも印刷できるので、物自体はいらないものとして分類できます。
写真ではない思い出の品であれば、カメラで撮影し新たにデータを残すのがおすすめ。
どうしても捨てられないものでなければ、思い出の品であってもいらないものに分類しましょう。
必要かわからないものは隠す
いるものといらないものを仕分けした際に出てきた「必要かわからないもの」は、捨てるのではなく、目のつかないところに一旦隠しましょう。
半年ほど隠した状態で生活し、一度も使うことがなければ、捨てるものに分類してください。
家の中に何があるかを把握する
家の中に何があるか常に把握しておくことも重要です。ティッシュや洗剤などの日用品、服や雑貨など、まずは家に何があるかを確認しましょう。
冷蔵庫なども一度中身を全部出して確認するのがおすすめです。
全て把握しておけば、無闇に買い足すことがなくなります。また、ストックは収納棚に入る量しか買わないとルールを決めると良いでしょう。
ものの収納場所を決める
ものは収納せずに出しっぱなしにしておくと、どんどん片付かなくなります。
そのため、電気やエアコン、テレビのリモコン、といった身近なものであっても、置く場所を決めるのが重要です。
どんなものでも収納するようにくせ付けできれば、部屋の中が散らかりにくくなります。
細かな分類はしない
ものの収納場所を決めるのは重要ですが、細かすぎる分類はしないようにしましょう。
例えば、文房具はハサミ、鉛筆、ボールペン、消しゴムなど細かく収納場所を決めるのではなく、文房具をまとめて収納できる場所を作るのがおすすめ。
あまり細かく分類しすぎると、片付けが面倒になったり、片付けられなかったとき罪悪感が出てきてしまい、余計に片付けに手がつかなくなります。
定期的に友人や恋人を招待する
定期的に友人や恋人を家に招待すれば、部屋をきれいな状態に保つように意識できるでしょう。
ここで大切なのは、家族や親友などの身近すぎる存在ではなく、ある程度緊張感が必要な相手を招くのが重要です。
家族などの気心知れている存在の場合、片付ける必要を感じない可能性があるからです。
まとめ
片付けられない人には特徴があり、人それぞれ片付けられない理由があります。
片付けられないことに罪悪感を感じてしまうなら、今回ご紹介した対処法や片付け方法を参考にぜひ片付けを実践してみてください。
もし、時間がなくて片付けられない、どうしても片付けが嫌いなら、家事代行の整理整頓サービスを利用してみるのがおすすめ。
カジドレでは、家事代行で整理収納を利用した体験談も紹介していますので、ぜひご覧ください。