GWは大掃除を!普段手が回らない場所をキレイにしよう

日々の暮らしで、家の汚れは少しずつたまっていきます。毎日掃除をしていてもなかなか手が届かずに見て見ぬフリをしている場所もあるのでは? そんな方におすすめなのがGW(ゴールデンウィーク)中の大掃除。2022年のGWの期間を確認し、お掃除スケジュールを立てつつ、お掃除方法をおさらいしておきましょう!
2024年のGWはいつからいつまで?
2024年のGWは4月27日から5月6日まで。
このうち連休になるのは、4月27日から4月29日の3日間と5月3日から5月6日の4日間です。
4月30日~5月2日を休めば、最大10連休に!
日曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
4月21日 | 4月22日 | 4月23日 | 4月24日 | 4月25日 | 4月26日 | 4月27日 |
4月28日 | 4月29日 | 4月30日 | 5月1日 | 5月2日 | 5月3日 | 5月4日 |
5月5日 | 5月6日 | 5月7日 | 5月8日 | 5月9日 | 5月10日 | 5月11日 |
掃除スケジュールを立てよう
GWの大掃除は事前の計画が大切。「家中を掃除したい!」と欲張りすぎるとGWが掃除だけで終わってしまったり、疲れて途中で諦めてしまったりする可能性も。途中で挫折しないためには、事前に掃除箇所を決めておくことが大切です。
毎日の掃除と、頻度が少ない掃除に仕分け
まずは掃除する箇所を決めるために、仕分けを行いましょう。メモに、毎日掃除する場所と、掃除の頻度が少ない場所を書き出します。
●仕分け例
【毎日掃除している場所】
・キッチン
・各部屋
・トイレ
・洗面所
・お風呂の浴槽や床
【掃除頻度が少ない場所】
・下駄箱
・玄関
・クローゼットの中
・食洗機や洗濯機
・窓
・庭
・お風呂のカビ
上はあくまでも例なので、ご家庭によって差があると思います。ご自身の掃除頻度を振り返って、書き出してみてくださいね。
頻度が少ない掃除をGW期間に
毎日掃除をしている場所は、GWにあらためて掃除をする必要はありません。日頃から気になってはいるけど、なかなか手が付かない場所を重点的に取り組みましょう。
GWに掃除をするメリットは、「手が多いこと」です。夫婦二人世帯の場合は、お二人で一気に取り組めますし、子どもがある程度大きくなっていれば、子どもたちも戦力になります。
子どもが小さくお手伝いどころかお世話が必要な場合は、無理をしてGWに大掃除をしなくてもOK。家事代行さんに全てを任せて、親子でレジャーを楽しんでもいいですね。
場所別、効果的なお掃除方法と必要なお掃除グッズ

では早速、場所別の掃除方法と掃除をするために必要なグッズをご紹介します。
玄関掃除&シューズ・シューズケースの断捨離
玄関は、外の汚れが溜まりやすいわりに、掃除を後回しにしがちな場所。GWはまっさきに玄関の掃除に取り組みましょう。
●靴とシューズケースの断捨離
掃除の前に、シューズクローゼットや下駄箱の中身を全部取り出して、靴とシューズケースの断捨離に着手。日々成長している子どもがいる家庭はもちろんのこと、子どもがいなくても「1年以上履いていない靴」は存在するはず。冠婚葬祭用の靴を除き、日頃使用していない靴は思い切って捨てましょう。また靴が入っていた箱も、使用しないのならかさばるだけなので、廃棄処分を。使用頻度が低い冠婚葬祭用の靴は、手が届きにくい高い場所に保管しておくと下駄箱の使い勝手がよくなります。
●玄関掃除に必要な道具と掃除方法
玄関掃除に必要なグッズはこちら。
・ほうき
・ちりとり
・クイックルワイパー(ウェットタイプ)
・雑巾
玄関掃除の掃除箇所は、床(たたき)と下駄箱に分類されます。まずは、キレイな雑巾で下駄箱の上を拭き掃除。その後、下駄箱の中身を取り出して、中の土汚れ・ホコリを全て落として、棚板を雑巾で拭きます。床はほうきとちりとりで目立つゴミを除去して、クイックルワイパーのウエットタイプでキレイに汚れを落とします。高いところから低いところへ、の順を心がけて掃除しましょう。
クローゼットの中
クローゼットの中は衣服や小物で雑然としがち。毎日散らかったクローゼットを見ていると、ストレスが少しずつ蓄積しますよね。GWはクローゼットを一気にキレイにしましょう。
●クローゼット掃除に必要な道具
・掃除機
・ゴミ袋
・雑巾
クローゼット掃除では、収納の再構築を行うことになります。断捨離の側面が大きいので、ゴミ袋は必須です。
●クローゼット掃除は「空っぽ」にするところからスタート
クローゼットを本格的に掃除する場合は、クローゼットの中身を完全に取り出すことが大切。3時間はかかると見込んでおきましょう。
●クローゼット内のほこりを掃除機で吸い取る
クローゼット内にほこりが溜まっている場合は掃除機で吸い取ります。掃除機でとれないほこりは乾いた雑巾で取り除き、それでもとれない場合は濡れ雑巾を使用しましょう。
●時間を区切って不要なものは捨てる
「30分」などと時間を決めて、不要なものをゴミ袋に入れます。1年から2年間着ていない洋服は思い切って捨ててしまいましょう。
●使用頻度に応じて配置する
クローゼット収納のコツは、使用頻度に応じた配置にすることです。使用頻度が高いものは使いやすい場所に、ほとんど使わないものは取り出しにくい場所に置いておきましょう。また定位置を決めておくことも大切。「あれどこだったかな」と悩む時間を極限まで減らせるよう、自分なりのルールを決めておきましょう。ルールを徹底するのが難しいと思ったら、マスキングテープ等でラベリングしておくと、簡単に元の場所に戻せるようになります。
洗濯機の掃除
洗濯機の中は驚くほど汚れているものです。しかし、洗濯槽の洗浄はつい後回しにしがち。時間があるGWにこそ掃除したい場所です。
●洗濯機掃除に必要な道具
・バケツ(洗面器など)
・漂白剤(衣服用)
・タオル
・古い歯ブラシ
洗濯機掃除には、特別なグッズは必要ありません。基本的には上記の4点があれば問題なし!
●洗濯機掃除の方法
洗濯機の掃除が必要な箇所をパーツ別に解説します。
・洗剤投入口、乾燥フィルター、排水フィルター、ゴミ取りネット
まずは細々とした洗剤投入口や乾燥フィルターなどをキレイにします。これらのパーツは取り外して、歯ブラシでこすりながら水で洗い流して乾かしておきましょう。ポイントはぬるま湯で洗うこと。ぬるま湯であれば、洗剤なしでキレイに汚れが落ちます。
・見えない場所をタオルで拭き取る
洗濯機にはデコボコとした箇所や、フチの裏などホコリが溜まりやすいパーツが多いので、タオルで丁寧に汚れを取ります。ここもぬるま湯で濡らしたタオルを使うと汚れが落ちやすくなりますよ。
・洗濯槽の掃除
最後は本丸の洗濯槽掃除です。洗濯槽にお湯を入れて、漂白剤を投入します。お湯を入れるときに用意したバケツや洗面器が役立ちます。漂白剤は漂白剤で規定されている使用量に従いましょう。漂白剤入りのお湯が完成したら、洗濯機の洗いモードで3分間回して2時間から3時間ほど放置。
槽洗浄コースが備わっている洗濯機であれば槽洗浄コースを選択しましょう。
槽洗浄コースがない場合は、つけ置きが終わったら通常の洗濯コースで運転させれば完了です。
食洗機の掃除
毎日食器を洗ってくれる頼もしい味方・食洗機もGWにキレイにしておきたいところ。食洗機掃除に必要な道具と方法を確認しておきましょう。
●食洗機掃除に必要な道具
・タオル
・古い歯ブラシ
・漂白剤
・食洗機専用クリーナー
食洗機の掃除は、食洗機専用のクリーナーがあると便利です。食洗機メーカーから純正のクリーナーが発売されていますので、購入しておきましょう。
●食洗機掃除の手順
食洗機掃除は、パーツの掃除→庫内の掃除→外観の掃除の順番で行いましょう。まずは食洗機の中でも最も汚れが溜まっている残さいフィルターのお掃除から。残さいフィルターを取り出して、歯ブラシで汚れを取り除きましょう。
その後、食洗機に専用のクリーナーを投入して、庫内掃除モードで食洗機を運転させます。その間に食洗機の外回りを雑巾で拭いておきましょう。ビルドインタイプは壁面だけですが、設置タイプは全体の汚れをキレイに拭き取ります。
庫内掃除モードが終了したら、庫内を確認して汚れが残っている箇所があれば、漂白剤を使って拭き取ります。
窓掃除
窓がキレイになると視界だけでなく心もすっきりします。窓掃除の方法をチェックしておきましょう。
●窓掃除に必要な道具
・雑巾
・スクイージー
窓掃除のポイントはスクイージーという窓掃除専用の道具を使うことです。オフィスビルの窓を拭いている職人さんが使っているあのワイパー状の道具がスクイージー。これさえあれば誰でも簡単に窓をピカピカにできます。
●窓掃除の方法
まずは濡れ雑巾で汚れをざっくりと落としておきます。ポイントは窓をしっかり濡らすこと。窓を濡らすことで、スクージーを使いやすくなります。その後はスクージーを上から下にまっすぐ下ろすだけ。一度下ろしたら、スクイージーについた水分を雑巾で拭き取りましょう。この動作を繰り返せば窓があっという間にキレイになります。
スクイージーがない場合は、乾いた雑巾で水気をしっかりと拭き取ります。また、濡れ雑巾は濡らして丸めた新聞紙でも代用できます。
庭掃除
ちょっとした不要物を置いてしまいがちなお庭。GWは不要物を捨ててキレイなお庭を取り戻したいですね。
●庭掃除に必要な道具
・ゴミ袋
・草刈機(庭が広く、雑草が多い場合)
・除草剤(使用に抵抗がない場合)
・軍手
・熊手
●庭掃除の方法
庭掃除は、庭の規模、雑草の生えやすさ等によって難易度が大きく変わります。いずれにしても順番は不要物の廃棄→草抜き→抜いた草の除去です。
まずは庭に貯まった不要物を一気にゴミ袋に入れます。不要物を撤去し終わったら雑草を除去しましょう。小さな子どもやペットがいて、除草剤が使えない場合は、雑草を手で抜きましょう。範囲が広い場合は草刈機でカットします。
除草剤を使っても差し支えがない場合は、除草剤を使えば短時間で雑草を取り除けます。
お風呂のカビ落とし
毎日目にするのになかなか手が付けられないお風呂のカビ。GW中はお風呂のカビを根こそぎ退治しましょう。
●お風呂のカビ落としに必要な道具
・塩素系カビ取り剤
・キッチンペーパー
・ラップ
・ゴム手袋
塩素系カビ取り剤は人体に有害なので、必ずゴム手袋を装着して使用しましょう。
●お風呂のカビ落としの手順
お風呂のカビを退治する前にやるべきことは、浴室内の乾燥。濡れているとカビが落ちにくくなるため完全に乾かしておきましょう。
浴室が乾いたら、塩素系カビ取り剤をカビに吹き付けてキッチンペーパーでパックします。その上から、カビ取り剤をかけておくとさらに効果的。
放置時間は15分から30分もあればOKです。
まとめ

GWの大掃除は、無理せずできる範囲で
GWの大掃除のコツは、「無理しすぎないこと」です。掃除する箇所をピックアップしすぎると、せっかくのGWが掃除で終わってしまう上、全部終わらなければ罪悪感だけが残ってしまいます。自分で掃除するのが大変な方、GWはレジャーを思い切り楽しみたい方は家事代行さんにお願いしてもよいでしょう。
各家事代行サービスは大掃除やリセット掃除に対応したプランを用意してあります。自分でできない部分はプロにお願いして、楽しいGWを過ごしましょう。
カジドレでは複数の家事代行サービスを比較・検討できますので、ぜひ活用してみてくださいね。