家事代行サービスは共働きにおすすめ?利用するメリットや選び方を徹底解説
2023年12月05日
「家事代行サービス」が共働き世帯から人気を集めているのを知っていますか。 家事代行サービスを利用すると夫婦の家事にかかる負担が軽減されるなどのメリットがあります。
そこで今回は、特に共働き世帯におすすめの家事代行サービスについて解説します。利用者の特徴や家事代行サービスを利用するメリット・デメリット、家事代行サービスの選び方を順番にチェックしていきましょう。
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カジドレおすすめ!共働きの方におすすめの家事代行サービス4選
まずは、詳しくご紹介していく前に、共働きの方におすすめの家事代行サービス4選を比較表にして簡単にご紹介します!
事業者名 | 公式サイト | お試し料金 (税込) |
定期料金 (1回・税込) |
スポット料金 (税込) |
交通費/回 | 対応エリア | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ミニメイド・サービス | 9,768円 (2時間) |
8,316円~ (2時間・月2回~) |
13,200円~ (2.5時間) |
900円 | 東京/神奈川/千葉/埼玉/愛知/大阪/兵庫/京都/福岡 | スタッフの90%以上が家事関連の有資格者 | |
ベアーズ |
9,900円 (3時間) |
6,490円~ (2時間・月2回~) |
15,180円~ (3時間) |
990円 | 北海道/茨城/埼玉/千葉/東京/神奈川/愛知/京都/大阪/兵庫/奈良/福岡 | 実績のある家事代行大手 | |
スマイルプラス | 10,000円 (3時間・交通費込) |
<エリアA> 6,820円~ (2時間・月4回~) <エリアB> 6,160円~ (2時間・月4回~) |
10,000円~ (2時間~) |
1,100円 | エリアA:東京/神奈川/愛知/大阪/兵庫、エリアB:北海道/埼玉/京都/岐阜/三重/沖縄 | 保育士・栄養士などの有資格者スタッフが在籍 | |
ライフソムリエール |
<東京> 5,500円 (2時間) <京阪神> 4,400円 (2時間) |
<東京> 6,600円~ (2時間・月4回~) <京阪神> 5,500円~ (2時間・月4回~) |
<東京> 13,200円~ (3時間~) <京阪神> 11,550円~ (3時間~) |
990円 | 東京/神奈川/千葉/埼玉/大阪/兵庫/京都(一部エリア除く) | 保育・介護事業の実績がある会社 |
この記事は、次のような人におすすめの内容です。
- 共働き世帯の人
- 仕事と家事の両立が難しい夫婦
- 家事代行サービスが気になっている人
共働き世帯の家事代行利用者は多い
家事代行サービスの利用者にはいろいろな層がいます。株式会社野村総合研究所の調査によると、共働き世帯が家事代行サービスの利用者層の中心になっています。
世帯の種類 | 共働き | 片働き |
世帯年収700万円以上 | 25% | 8% |
世帯年収400万円以上700万円未満 | 9% | 5% |
世帯年収400万円未満 | 2% | 1% |
共働き世帯は夫婦の両方が仕事をしているので、仕事がある日に家事をこなすのは精神的・肉体的にも厳しいものがあるでしょう。そのため、片働き世帯よりも共働き世帯の方が家事代行サービスの利用者が多くなる特徴があります。
上表の数字は子供がいる世帯の比較ですが、同調査では子供がいない世帯がどれくらい家事代行サービスを利用しているかも分かっています。
世帯の種類 | 共働き | 片働き |
世帯年収700万円以上 | 19% | 3% |
世帯年収400万円以上700万円未満 | 12% | 2% |
世帯年収400万円未満 | 11% | 2% |
子供ありの共働き世帯の利用率と比較すると世帯年収700万円以上は割合が少し小さくなりますが、それ以外は大きくなっています。一方、片働き世帯は子供がいる方が家事代行サービスの利用者の割合が少なくなる特徴があります。
この結果の背景には、片働き世帯は共働き世帯と比較すると収入が少なく、さらに子供がいると教育費や養育費などにお金がかかることがあると考えられるでしょう。家事代行サービスは料金の低価格化が進んでいますが、サービスを依頼すれば自分で家事をするよりもお金がかかります。そのため、経済的な余裕が生まれやすい共働き世帯が家事代行サービスの利用者層の中心になっているのです。
共働き世帯が家事代行サービスを利用するメリット
夫婦が共に働く家庭で家事代行サービスを利用すると、次のようなメリットがあります。
- 夫婦に心のゆとりが生まれる
- 家族と過ごす時間が増える
- 夫婦がお互いの仕事に集中できる
以上の3つのメリットについて順番に内容を紹介していきます。
夫婦に心のゆとりが生まれる
共働きの家庭が家事代行サービスを利用すると、普段の生活に時間的な余裕が生まれます。時間に余裕が生まれれば、夫婦が互いに心のゆとりを持てるため夫婦関係がよくなる効果も期待できます。
共働きの家庭の場合、夫婦のどちらかが家事の負担が多かったり、家事の出来栄えが良くなかったりすると不満を持つことが多いです。普段はお互いに不満を我慢できていても、仕事がうまくいかなかった日や機嫌が悪い日などに爆発してしまうこともあるでしょう。しかし、家事代行サービスを利用して夫婦が家事にかける時間を少なくすれば、争いを抑えられるかもしれません。
家族と過ごす時間が増える
共働き世帯の中には、「休日にまとめて家事をこなす」というところも多いでしょう。しかし、せっかく休日なのに家事をこなすだけで1日を終えるのはもったいないです。家事代行サービスを利用すれば、夫婦が家事に費やす時間が少なくなるので家族と過ごす時間を増やせるメリットがあります。
「結婚してから夫婦でゆっくり休日を過ごせていない」「休日に子供と思う存分遊べていない」という人にとっては特に、家事代行サービスを利用する甲斐があるでしょう。
夫婦がお互いの仕事に集中できる
仕事が終わってからまとめて家事をしなければいけない共働き世帯の場合、仕事中にあれやこれやと家事のことを考えてしまう人も多いでしょう。しかし、家事代行サービスを利用すれば日々こなさなければいけない風の量が減るので、自然と仕事中に家事のことを考える時間が少なくなります。そのため、夫婦がお互いに自分の仕事に集中しやすくなるのです。
仕事に集中できれば作業効率がアップしたり、仕事内容が評価されて給与がアップしたりなどさまざまな効果が期待できます。家の事ばかり考えて仕事に集中できない人は、ぜひこの機会に家事代行サービスを利用してみるといいでしょう。
共働き世帯が家事代行サービスを利用するデメリット
続いて、家事代行サービスを共働き世帯は利用した場合に注意したいデメリットを2つ紹介します。
- 自分で家事をするよりもお金がかかる
- 子供とスタッフが顔を合わせることになる
それでは順番に、共働き世帯における家事代行サービスのデメリットをチェックしていきましょう。
自分で家事をするよりもお金がかかる
家事代行サービスを利用すると、どうしても自分で家事をこなすよりもお金がかかります。料金は低価格化しつつありますが、家計が切迫した状態にある場合は注意が必要です。必要に応じて、家事代行サービスの利用回数や利用プランなどを考えて業者に依頼することが大切です。
子供とスタッフが顔を合わせることになる
家事代行業者の中には夫婦が在宅していない場合でも、料理や掃除などの家事をこなしてくれるところがあります。非常に便利なサービスですが、子供が学校から帰ってくる時間帯にスタッフを呼ぶと顔を合わせることもあるでしょう。
「子供が家にいる状態に家事代行サービスのスタッフが来るのはちょっと怖い」という人は、サービスの利用時間帯をずらしたり、信頼できるスタッフに依頼したりなど工夫が必要です。
共働き世帯の家事代行サービスの選び方
家事代行サービスの利用を検討しているなら、共働き世帯のライフスタイルに合った業者を選ぶことが大切です。そこでこの章で、共働き世帯におすすめの家事代行サービスの選び方を紹介します。
今回は次の4つのポイントをチェックしましょう。
- 営業時間が長いところを選ぶ
- ネットで予約できるところを選ぶ
- 買い物をお願いできるところを選ぶ
- 不在時の対応が可能な所を選ぶ
自分の世帯に寄った業者に依頼できるように、家事代行サービスを選ぶときの4つのポイントをしっかり押さえていきましょう。
営業時間が長いところを選ぶ
共働きの世帯の場合、家事代行を依頼できる時間が比較的長い業者を選ぶことをおすすめします。仕事中に家事代行の依頼ができない場合でも、家事代行業者の営業時間が長ければ仕事が終わってから予約が取れます。また、早朝から営業している家事代行業者も多いので自分の都合が良い時間帯に営業している家事代行業者を探してみましょう。
ネットで予約できるところを選ぶ
家事代行業者の営業時間になかなか予約が取れない場合でも、ネット予約に対応している業者なら場所や時間を気にせずに依頼ができます。ネット上で予約だけでなく、家事代行の当日の打ち合わせがすむ家事代行業者も多いので共働きの家庭にとっては非常ありがたいでしょう。
また、家事代行業者によってはWebだけでなく、専用アプリを無料配信しているところもあります。アプリをダウンロードして事前に登録しておけば、スマホからいつでも簡単に家事代行サービスの予約が取れるので非常に便利です。
買い物をお願いできるところを選ぶ
家事代行業者に料理をお願いする場合は、材料の買い物も合わせて依頼できるか確認しましょう。共働き世帯の場合は食材を買いに行くのも、精神的・肉体的負担になるでしょう。そのため、料理だけでなく食材の調達もお願いできる家事代行業者を選ぶのがおすすめです。
多くの家事代行業者が事前の買い物に対応しているので、材料調達にかかるる手数料を比較して家事代行業者を決めるのも一つの方法です。
不在時の対応が可能なところを選ぶ
共働き世帯の場合、「外で仕事をしている間に家事をお願いしたい」という人も多いでしょう。そこで、家事代行業者を選ぶ場合は不在時でも家事の代行を依頼できるかを確認することをおすすめします。
家事代行業者の中には初回利用時から不在時の対応ができる場合もあれば、複数回利用した後なら対応可能なところもあります。依頼を検討している家事代行業者のホームページをチェックして、利用者が不在の場合に家事代行を依頼できるか事前に確認しておきましょう。
共働き世帯が家事代行サービスを利用するときのQ&A
最後に、共働き世帯が家事代行サービスを利用する場合によくある質問を紹介します。今回は次の3つについて内容を見ていきましょう。
- 利用頻度はどれくらいがベスト?
- 依頼内容は毎回変更できる?
- 無料体験はある?
利用頻度はどれくらいがベスト?
家事代行サービスの利用頻度は、利用者の生活スタイルや居住人数などによって全く異なります。月に1回の利用で満足できる人もいれば、週に2~3度依頼する人もいます。家事代行サービスを依頼する場合は、どれくらい手助けをしてもらえれば家庭の家事の負担が軽くなるか考えながら利用頻度を調整しましょう。
依頼内容は毎回変更できる?
家事代行業者のプランにもよりますが、依頼内容を毎回変更できるところが多いです。例えば、1回目は部屋の掃除だけ、2回目は料理だけなどの利用方法が可能です。ただし、依頼内容を事前に家事代行業者に伝える必要があります。伝え方は家事代行業者によって異なりますが、依頼時点で要望を伝えたり、家にメモを残したりなどのコミュニケーションが必要になるのであらかじめ確認しておきましょう。
無料体験はある?
基本的に家事代行業者はサービスの無料体験を実施していません。ただし、お得な料金設定のトライアルプランを用意している場合が多いです。どの家事代行業者を利用するか迷っている場合や家事代行サービスそのものの品質を知りたい場合は、トライアルプランで様子を見てみることをおすすめします。
まとめ
家事代行サービスは、共働きが世界を中心に人気を集めているサービスです。料理や掃除、洗濯などの一般的な家事をお願いできるので、夫婦が家事に割く時間を少なくできるなどのメリットがあります。サービスを利用する分、費用がかかりますが今回紹介した家事代行サービスのメリットやデメリットを踏まえた上で利用を検討してみてください。