家庭用蓄電池のメリットとおすすめの業者の調べ方まとめ!

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家庭用蓄電池のメリットとおすすめの業者の調べ方まとめ!

2023年現在、多くの電力会社が電気代の値上げを決定しています。

さらに2009年から開始された太陽光発電で発電した電気を高価買取するFIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)も徐々に終了しています。

今や電気代の節約は家計にとって大きな課題です。そんな中で注目されているのが家庭用蓄電池の設置です。

家庭用蓄電池を設置することで、日々の電気代の節約が可能です。

また太陽光発電がある家庭であれば卒FITで売れなくなった電気を貯めて自分の家で使うこともできます。

この記事では家庭用蓄電池の特徴や種類を紹介します。最後には実際に蓄電池の選択・設置を検討する際におすすめの専門業者を2つまとめます。

年々増加する電気代に悩んでいる方や、卒FITの対策を考えている人は必見です。

事業者名 公式サイト 見積 対応
エリア
受付時間 運営会社
エコ発蓄電池
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(一括最大5社)

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要問合せ 株式会社エナジーリンクス
リショップナビ
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全国
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10:00~21:00 株式会社じげん
蓄電池の棟梁
蓄電池の棟梁
無料

東京、神奈川、埼玉、千葉

平日10:00~18:30 株式会社メディオテクノ

この記事の監修者

小林 明生

新電力お得情報インフルエンサー

某注文住宅の高気密高断熱住宅を建てた経験・知識を元に、ライフスタイル情報をSNSで情報発信。(インスタ名:サルマート)

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家庭用蓄電池とは?

家庭用蓄電池とは、電気を一時的に貯めたりそこから電気を取り出して使用したりできる電気の充電器です。

家庭用蓄電池では、家に取り付けた太陽光発電の電気や電力会社から購入した電気を貯めるために使用されます。

最近では、災害時の備えや電気代の節約などの理由から多くの家庭で設置されています。

家庭用蓄電池を設置するメリット

家庭用蓄電池の導入は、環境問題への解決や災害時への備え、家計の電気代節約などさまざまなメリットがあります。

地域によっては家庭用蓄電池の設置に補助金が出ることもあります。これらのメリットに1つでも興味があればぜひ家庭用蓄電池の設置がおすすめです。

■家庭用蓄電池を設置するメリット

  1. 災害時など停電した環境でも使える
  2. 電気代が安くなることが期待できる
  3. 地域によっては補助金がもらえる
  4. 卒FITで売れなくなった電気を貯蓄できる

災害時など停電した環境でも使える

蓄電池を設置しておくことで、災害時など停電した環境でも電気の使用が可能です。

蓄電池に電気を貯めておくことで、停電してしまった環境でも照明や冷蔵庫、電子レンジなどの家電が使用できます。

最低限必要な電気を常に確保しておくことで、災害時の安全と快適さの確保が可能です。

皆さんご存知の通り、日本は災害が多い国です。地震や大雨などによって電気が止まってしまうことも珍しくありません。

しかし、もしもの備えとして水や食糧を用意している家庭は多いですが、電気の備えがある家庭は少ないのが実情です。

この機会に家庭用蓄電池を設置して、電気の備えをしておくことをおすすめします。

電気代が安くなることが期待できる

電気代が安くなることが期待できる

家庭用蓄電池を設置することで電気代が安くなる可能性が高くなります。

太陽光発電ができる家庭では、昼間に発電した電気を蓄電池に貯めておき、夜使用することで電力会社から購入する電気量を少なくできます。

また太陽光発電ができない家庭でも電気代の節約が期待できます。夜間に電力会社から買った電気を蓄電池に充電し、昼間に使用する方法です。

多くの電力会社では昼と夜で電気代が異なるプランが存在します。

そのため電気代が低い時間帯で電気を充電し、電気代が高い時間に使用することで電気代を安く抑えることが可能です。

地域によっては補助金がもらえる

地域によっては補助金がもらえる

地域によっては家庭用蓄電池の設置で補助金がもらえるというメリットもあります。

蓄電池の設置補助金は、再生可能エネルギーの利用促進やCO2削減による環境保護などの効果があるのです。

具体的には国が行っているものに「DER補助金」や2023年から新たに開始される「こどもエコすまい支援事業」といった補助金制度があります。

これらの補助金の他に各自治体が独自に行っている補助金もあるので、ぜひ一度住んでいる地域の補助金制度を確認しましょう。

DER補助金

DER補助金とは正式名称を「蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金」といいます。

DERの実証事業に参加することで得られる補助金です。

DER補助金は、最大数十万円という家庭用蓄電池の補助金の中でも高額の補助金を受け取ることができます。

しかしDER補助金をもらうには、いくつか条件があります。

再生可能エネルギーに関する実験を行っている指定の業者と連携して実験協力をしなければならないなど手間がかかります。

また、設置する蓄電池は指定された蓄電池でなければならないなどのルールもあります。

DER補助金を受け取りたい人は事前に要項をしっかりと確認しましょう。

経済産業省 資源エネルギー庁:蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業

こどもエコすまい支援事業

こどもエコすまい支援事業とは、2023年から新しく始まる国による補助金制度です。

子育て世帯・若者夫婦世帯の省エネ性能をもった新築取得やリフォームなどに対して支払われる補助金で、蓄電池の設置も対象になっています。

蓄電池の設置では一律で64,000円とDER補助金と比べると少ない金額です。

しかし、DER補助金よりも受け取るための条件が少ないため比較的手軽に受け取れる補助金です。

こどもエコすまい支援事業はDER補助金との併用ができないなどのルールがあるため、こちらもしっかりと要項を確認しましょう。

またこれらの補助金の他にも自治体ごとにさまざまな補助金が用意されています。

蓄電池の購入を検討するときは、まずは国と自治体の補助金制度をしっかりと確認した上で検討することがおすすめです。

国土交通省:こどもエコすまい支援事業

卒FITで売れなくなった電気を貯蓄できる

家庭用蓄電池を導入するメリットに、卒FITで売れなくなった電気の貯蓄があげられます。

FIT制度とは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(※)」(Feed-in Tariff(フィード・イン・タリフ)の略称です。

家庭で発電した電気を電力会社が買い取ってくれる制度です。

2009年から始まったFIT制度の高値買取期間は10年間となっており、2019年以降徐々に期間満了となった家庭が増えています。

FIT制度が始まった2009年時では1kWhあたり48円で買取されていましたが、卒FITでは1kWhあたり8円程度にまで下がっているのです。

そのため発電した電気を売るメリットがなくなり、家庭で貯蓄し家庭内で使用した方がお得なケースが増えています。

家庭用蓄電池の設置は、卒FITで電気が売れなくなってしまった家庭にとってとても魅力的な電気の運用方法です。

経済産業省 資源エネルギー庁:FIT・FIP制度

家庭用蓄電池を設置するデメリット

設置することで多くのメリットがある家庭用蓄電池ですが、気を付けなければならないこともあります。

蓄電池は設置する費用がかかることや使用回数制限があることなどに注意が必要です。ここからは家庭用蓄電池を設置するデメリットを紹介します。

■家庭用蓄電池を設置するデメリット

  1. 設置にかかる費用が高い
  2. 充電できる回数が限られている
  3. 置き場所が必要

設置にかかる費用が高い

一般的に家庭用蓄電池の設置には、数百万円程度が必要です。これは初期費用としてはとても大きな金額です。

しかし長期的な視点で見ると家庭用蓄電池の設置は電気代の節約や災害時の電力供給の保証などの面でメリットがあります。

また家庭用蓄電池の設置では、先ほど紹介した補助金などを使うこともできます。

設置の初期費用を補助金や長期的な利益で回収することを考えると、決して高い金額でもないかもしれません。

蓄電池の設置には大きな初期費用が必要になります。

現在の貯金額やもらえる補助金の金額、設置したときに節約になる電気代の費用などを考えてから購入することが大切です。

充電できる回数が限られている

充電できる回数が限られている

家庭用蓄電池の電気の充電回数は無限ではありません。

私たちが普段使用するバッテリー同様に家庭用蓄電池にも寿命が存在し、使うほどに劣化していきます。

蓄電池の寿命はその電池の原材料や使用頻度によって大きく変わります。一般的な寿命は10年ほどのものから長くて30年程度です。

原材料の種類による蓄電池の寿命の違いについてはこのあと詳しく紹介します。

先ほど蓄電池設置による電気代の節約により長期的なコスト回収が可能だと記載しましたが、電池の寿命も忘れないように注意が必要です。

安い蓄電池を買ってしまうと予定より早く壊れてしまい、長期的なコスト回収ができない可能性があります。

蓄電池を設置するときは、その価格だけでなく性能などもしっかりと吟味した上で購入しましょう。

適切な蓄電池の吟味が難しかったり面倒な人にむけて、記事の最後におすすめの蓄電池の見積業者を紹介しています。

ぜひ最後までチェックしてみてください。

置き場所が必要

家庭用蓄電池を設置する際に注意すべき最後の点は、その置き場所の確保です。

蓄電池にはその種類によってそれぞれ適した置き場所が決められています。

適した場所に置かずに使用をすると蓄電池のエネルギー効率や寿命の低下につながるのです。

蓄電池の設置場所は大きく屋外設置と屋内設置に分けられます。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、自身の住宅環境などに合わせた蓄電池を選ぶことが大切です。

屋外設置のメリット・デメリット

まずは屋外設置についてですが、屋外に設置する大きなメリットは屋内の居住スペースを使用せずにすむという点です。

一般的な家庭用蓄電池はエアコンの室外機ほどの大きさです。このサイズのものを屋内に設置すれば普段の生活の邪魔になってしまいます。

家の中を圧迫せずに蓄電池を使用できることは屋外設置型の大きなメリットです。

また屋外設置の蓄電池は基本的に充電可能な電気量も大きく効率よく運用できます。

しかしデメリットとしては、屋外に置くことによる天気と気候の影響です。

直射日光や雨風の影響によって、蓄電池のエネルギー効率や寿命の低下につながるので注意が必要です。

屋外設置型の蓄電池であっても、屋根の下やガレージの中など天気や気候の影響を受けにくい場所を確保しなければなりません。

■家庭用蓄電池の設置が推奨されていない場所

  • 高温多湿になる場所
  • 直射日光があたる場所
  • 豪雨地域
  • 塩害地域
  • 積雪地域

屋内設置のメリット・デメリット

屋内設置型の蓄電池のメリットは、天気や天候の影響を気にしなくてもよいという点です。

屋外設置の蓄電池では、大雨や台風による水害の影響で水没してしまうケースも少なくありません。

屋内設置であれば、それらのリスクを少なくして、安心して蓄電池の使用が可能です。

一方で屋内設置のデメリットは、やはり居住スペースの圧迫です。

さらに蓄電池は分電盤につなぐ必要があるため、家の中でも置く場所が限られてしまいます。

また容量の大きな蓄電池は屋外の設置が推奨されているものもあるため、すべてが屋内に置けるわけではないという課題も存在します。

家庭用蓄電池は太陽光発電と相性がいい

家庭用蓄電池は太陽光発電と相性がいい

この記事を読んでいる皆さんはすでにお気づきかもしれませんが、家庭用蓄電池は太陽光発電との相性が非常にいいことが特徴です。

電気を生み出す太陽光発電と電気を貯める蓄電池を組み合わせることで、電気の自給自足が可能になるのです。

すでに太陽光発電を行っている人や、これから太陽光発電を設置しようとしている人はぜひ蓄電池の設置も検討してみてください。

■太陽光発電と蓄電池の相性がいい理由

  • 補助金をもらいやすい
  • 電気料金の節約につながる
  • 昼と夜で使い分けれる
  • 卒FIT後でも電気を無駄にしない

補助金をもらいやすい

家庭蓄電池と太陽光発電をどちらも設置していると補助金がもらいやすいというメリットもあります。

2023年時点では、技術の進化などによる太陽光発電の設置費用減少や卒FITなどの影響で、太陽光発電の設置でもらえる補助金は少なくなっています。

一方で家庭用蓄電池の設置に関する補助金は2023年に「こどもエコすまい支援事業」が新たに始まるなど増加傾向です。

太陽光発電に関する補助金でも需給条件に蓄電池設置が定められているものもあります。

太陽光発電の設置を検討している人は、蓄電池も合わせて設置することでもらえる補助金の幅が広がります。

毎年変わりゆく複雑な補助金制度については、蓄電池設置の見積業者に相談することがおすすめです。

電気料金の節約につながる

電気料金の節約につながる

太陽光発電は蓄電池と一緒に運用することで、そのパフォーマンスを最大限に高めることができます。

太陽光発電は晴れた日中に電気を発電しますが、電力消費が多くなる夜や曇りの日には発電ができません。

蓄電池があれば発電した電気を貯めておき、夜や曇りの日に使うことが可能です。

電力消費の多い夜間に電力会社からの電気の使用を抑えることで月々の電気代の節約につながります。

卒FIT後でも電気を無駄にしない

先ほど紹介した通り卒FITの2019年以降、太陽光発電によって発電した電気の買取価格が激減しています。

これまでは太陽光発電で発電した電気が余っても、電力会社が高値で買い取ってくれていましたがこれからは電力会社に売っても利益は半分以下です。

卒FITのこれからは、今まで売っていた電気を蓄電池に貯めて家庭で使用する方法がおすすめです。

太陽光発電をお持ちの人で、卒FITが近い人やすでに卒FITしている人はぜひ家庭用蓄電池の設置をおすすめします。

家庭用蓄電池を選ぶときのポイント

ここまで家庭用蓄電池を設置するメリットやデメリットを紹介してきましたが、ここからは具体的に家庭用蓄電池を選ぶ時のポイントを紹介します。

一言に家庭用蓄電池と言っても、その種類はさまざまです。電池の原材料やサイズによって充電回数や最大容量などが大きく変わってきます。

家庭用蓄電池を設置するときは次の4つのポイントを確認し、自身の生活スタイルに最も合った蓄電池を選びましょう。

■家庭用蓄電池を選ぶときのポイント

  1. 蓄電池の寿命
  2. 蓄電池の容量
  3. 蓄電池の種類
  4. 蓄電池のタイプ

蓄電池の寿命

まずは蓄電池の寿命についてです。電気代の節約になる蓄電池も買ってすぐに使えなくなってしまっては意味がありません。

長期的に長持ちする蓄電池を購入することで、初期投資の費用の回収と節約が可能です。

蓄電池の寿命とは、使用期限と使用回数(サイクル数)で表現するのが一般的です。

使用期限は、頻繁に充放電を行わず停電時などの非常用として使用するタイプの蓄電池で使われます。

また使用回数は蓄電池が充放電を何回すると劣化するかを表しています。

家庭用蓄電池では頻繁に充放電が行われるため、使用回数(サイクル数)が多いものを選ぶことがおすすめです。

一般的な蓄電池の種類による寿命の違いは以下の通りです。

種類ごとの特徴についてはこのあとで詳しく紹介しますのでそちらも合わせて確認してみてください。

蓄電池の種類使用期限使用回数(サイクル数)
リチウムイオン蓄電池15~20年6,000~12,000サイクル
NAS蓄電池15年4,500サイクル
ニッケル水素電池5~7年2,000サイクル
一般的な蓄電池の種類と寿命

蓄電池の容量

次は蓄電池の容量で選ぶ方法です。蓄電池の容量は2kWh程度のものから16kWh程度のものまでさまざまあります。

蓄電池の容量は、家庭の日々の電気使用量や設置している太陽光発電の発電量に合わせて選ぶことがおすすめです。

それぞれの蓄電池の適正容量の選び方は以下で紹介します。しかしこれらの計算は家庭の電気使用量や予算によっても大きく変わります。

細かな計算が面倒な人は最後に紹介するおすすめの見積サイトを参考にすることもひとつの手段です。

ぜひ見積サイトを活用して、簡単に家庭に合った蓄電池を見つけてください。

日々の電気使用量に合わせて選ぶ

太陽光発電を設置していない家庭では、日々の電気使用量を参考に蓄電池の容量を決定します。

太陽光発電がない場合は、電気代の安い夜中に電気を充電し電気代が高い昼間に放電するのが一般的です。

そのため日中に使用している月の電気使用量を30日で割った容量の蓄電池がおすすめです。

【例】

月の電気使用量が300kWhで、そのうち日中の使用量が150kWhの場合

「150kWh÷30(日)=5kWh」の蓄電池を購入します。

このようにすることで、夜中の安い電気代で1日中の電気をまかなえるため電気代の節約につながります。

設置済みの太陽光発電に合わせて選ぶ

蓄電池の容量は、すでに設置されている、または、これから設置しようとしている太陽光発電の容量に合わせて選ぶこともできます。

天候によって異なりますが、一般的に太陽光発電で1日に発電できる電気量は太陽光パネルの容量に3をかけた数字といわれています。

【例】

6.0kwの太陽光パネルを設置している場合、1日に発電できる電力は18kWh程度です。

蓄電池は太陽光発電の発電量の70%ほどの容量である約12kWhのものを選ぶことをおすすめします。

太陽光発電を設置している家庭では、発電した電気はそのまま家で使いながら、余った電気は蓄電池に充電して日が落ちてから使用することができます。

蓄電池の種類

蓄電池では、原材料の種類もさまざまなものがあります。それぞれの種類にメリットとデメリットがあるため、使用環境に合わせて選ぶことが大切です。

蓄電池の種類メリットデメリット
鉛蓄電池昔から使われている歴史と高い信頼のある蓄電池・何回も充放電を繰り返すと劣化してしまう
・サイズが大きく重たい
ニッケル水素電池・容量が高く、寿命が長い
・過充電や過放電にも強い
自然放電が多く、蓄電性が低い
リチウムイオン電池・軽量で電力容量も大きい
・エネルギー効率が高い
・自己放電も少なく、長く使用できる
価格が高い傾向にある
蓄電池の種類によるメリット・デメリット

蓄電池の充電方式

蓄電池の最後の選び方は蓄電池の充電方式で選ぶ方法です。この充電方式は太陽光発電などの自家発電設備があるかどうかで選ぶことが多いです。

自家発電があるかないかによって、単機能型とハイブリッド型、トライブリッド型の3種類から選びます

単機能型

単機能型とは、蓄電池と蓄電池のパワーコンディショナーが組み合わされた充電方式です。

パワーコンディショナーとは蓄電池に貯める電気と家庭で使う電気とを変換するための装置で、海外ではPVインバータなどと呼ばれています。

単機能型は最も一般的な家庭用蓄電池であり、独立電源として使用できるため家庭に太陽光発電のシステムがなくても使用できるメリットがあります。

一方で太陽光発電から単機能型の蓄電池に充電する場合は注意が必要です。

太陽光発電側のパワーコンディショナーと蓄電池側のパワーコンディショナーの2つを経由して充電することになります。

そのため、電力効率が悪いことがデメリットになります。

単機能型の蓄電池は、太陽光発電設備との互換性などを気にせずに蓄電池を選びたい人や、太陽光発電を設置していない人におすすめです。

ハイブリッド型

ハイブリッド型は、家庭に太陽光発電がある方におすすめの蓄電池です。

ハイブリッド型では、太陽光発電のパワーコンディショナーと蓄電池のパワーコンディショナーが一体となっています。

そのためパワーコンディショナーが1台ですむため、単機能型のデメリットである電力効率の悪さがありません。

またハイブリッド型では、すでに太陽光発電を設置済の家庭では太陽光発電のパワーコンディショナーを取り替えることが必要です。

そのためハイブリッド型はこれから新しく太陽光発電を設置する人や、太陽光発電の買い替えを考えている人におすすめです。

トライブリッド型

トライブリッド型:ハイブリッド型に電気自動車用のパワーコンディショナー機能がついた蓄電池

ハイブリッド型に電気自動車用のパワーコンディショナー機能がついた蓄電池がトライブリッド型です。

昼間に太陽光発電で発電した電気を家庭で使用したり、電気自動車に充電したりとさまざまなことができるのが特徴です。

トライブリッド型もハイブリッド型と同様に、すでに設置している太陽光発電のパワーコンディショナーを交換しなければなりません。

そのため、太陽光発電の買い替えを検討している人や、今後電気自動車の購入を予定している人におすすめな蓄電池です

蓄電池の相談は専門家に

電気代の値上げや、太陽光発電の電気買取価格低下の卒FITなどさまざまな理由から家庭での蓄電池の設置が進んでいます。

しかしこの記事で紹介した通り、蓄電池には種類や容量の違いなどがあり家庭にあった蓄電池を決めるのは簡単ではありません。

そこでおすすめなのが蓄電池に詳しい専門家に相談をすることです。

専門家であれば家庭の状況や設置の予算に合わせた最適な蓄電池を提案してくれます。

ここからは専門家に蓄電池設置の相談をするメリットと、おすすめの蓄電池設置業者を紹介します。

家庭ごとに最適な選択を提案

専門家に相談する一番のメリットは、やはり家庭ごとに最適な選択を提案してもらえることです。

先述の通り、蓄電池の決定には蓄電池の種類や容量、置き場所のスペースや予算など多くの要素を必要とします。

多くの蓄電池を設置してきた専門家であれば、家庭ごとに一番合った蓄電池を紹介してくれます。

設置にかかる見積から設置まですべて行ってくれる

業者にもよりますが、蓄電池の専門家は蓄電池の相談から見積、設置まですべてを行ってくれます。

蓄電池を選ぶところから親身に相談に乗ってくれる専門家が設置までサポートしてくれるため、設置の時も安心して任せることができます。

相談の段階から実際に専門家を自宅によび、本当に設置ができるか視察を頼むことも可能です。

自身で蓄電池を決めて購入する場合、設置当日に太陽光発電との相性が悪く設置ができないというトラブルも起きかねません。

おすすめの家庭用蓄電池設置業者

最後に家庭用蓄電池の相談や設置のサポートを行ってくれるおすすめの業者を2社紹介します。

先述の通り、蓄電池の選択は家庭環境や家にある太陽光発電との相性など複雑な知識が必要です。

卒FITでの適切な蓄電池設置についてもサポートをしてくれるので、蓄電池の購入を検討している人はぜひ一度相談してみてください。

エコ発蓄電池

エコ発蓄電池
(画像引用:エコ発蓄電池)

「エコ発蓄電池」は、住宅・産業用蓄電池の一括見積りサービスです。

提携している約300社の施工店の中から最適な施工店を提案してくれます。
最大5社の見積もりを一括でとることができるので、1社1社探して見積もりを取る手間を省くことができます。

また、蓄電池だけでなく、太陽光発電と蓄電池の両方を検討している方も両方に対応した施工店の一括見積もとることができます。

両方検討している方は「エコ発蓄電池」がおすすめです。

業者名エコ発蓄電池
見積無料
対応エリア全国
運営会社株式会社エナジーリンクス

ギフト券5,000円
プレゼント

公式サイトで詳細を見る

リショップナビ

リショップナビ
(画像引用:リショップナビ)

リショップナビとは、株式会社じげんが運営する、優良なリフォーム会社を無料で紹介するサービスです。

リショップナビでは、蓄電池設置など希望のリフォームをサイトに入力することで最大5社の見積を出してくれます。

太陽光発電や蓄電池の設置は複雑で設置会社によって値段もさまざまです。

そのため複数の見積を比較検討することで、自身に一番合ったプランを見つけることができます。

リショップナビでは、蓄電池設置はもちろんのこと内装など家のリフォームに幅広く対応できる会社を紹介しています。

そのため蓄電池設置に伴い家のリフォームも行いたい人におすすめです。

複数の会社の見積をみて考えたい人やリフォームも同時に行いたい人は、ぜひ一度リショップナビで見積依頼をしてみてください。

業者名リショップナビ
見積無料
対応エリア全国(一部地域を除く)
受付時間10:00~21:00
運営会社株式会社じげん

お祝い金プレゼント
3万円ギフト券

公式サイトで詳細を見る

蓄電池の棟梁

蓄電池の棟梁
(画像引用:蓄電池の棟梁公式サイト)

「蓄電池の棟梁」では、主に南関東エリアの一般家庭を対象として蓄電池の設置サポートを行っています。

また、卒FITを迎える家庭の新しい対策を提案しています。

蓄電池の棟梁の魅力は、50万件以上に設置をしているという実績と低価格かつ高品質なサービスです。

設置する蓄電池はコンパクトでシンプルなデザインなので置く場所を選びません。

さらに無料の10年保証と10年の自然災害保証がついているという安心感も魅力です。

蓄電池の棟梁が推奨している蓄電池は太陽光発電との相性もいいハイブリッド型の蓄電池で、サイクル数は12,000サイクルと業界トップクラスです。

設置に関しても、事前に専門のスタッフによる現地視察を行った上で設置工事を行うという安心のプラン設定になっています。

卒FITの対策を早めに行いたい人は、ぜひ1度蓄電池の棟梁に相談することをおすすめします。

業者名蓄電池の棟梁
見積無料
対応エリア東京、神奈川、埼玉、千葉
受付時間平日10:00~18:30
運営会社株式会社メディオテクノ

まとめ

最近では電気代の値上げや卒FITによって蓄電池の需要が高まっています。

蓄電池を設置することで、太陽光発電で発電した電気や夜間の安い電気の保存が可能です。

太陽光発電がある家もない家も蓄電池を設置することで月々の電気代の節約につながります。

蓄電池の設置は近年の環境問題への解決や再生可能エネルギーの普及にもつながり、国や自治体からの補助金をもらうことも可能です。

補助金がもらえる今が絶好の設置タイミングであると言えます。

一方で蓄電池は適切な機種を選ばなければ、電気効率が悪くなりその効果を最大限に発揮できません。

そのため蓄電池選びは専門家に相談することがおすすめです。専門家であれば適切な蓄電池の決定から設置までをすべてサポートしてくれます。

この記事では、おすすめの蓄電池の見積サイトとして「蓄電池の棟梁」と「リショップナビ」の2つを紹介しました。

蓄電池の棟梁は卒FITの対策として蓄電池を設置したい人におすすめです。

リショップナビは多くの見積から比較検討して選びたい人におすすめです。

ぜひこれら2つのサポートを利用し、蓄電池設置を行い環境にも家計にも優しい生活を手に入れてください。

※サービス内容は変更となる場合がございます。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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