今年のイースターはいつ?卵料理で楽しもう!
2023年01月27日
「イースター」というイベントをご存知でしょうか。キリスト教のイベントとして認知度が高く、海外ではクリスマス以上に重要なイベントといわれるほど。
日本ではあまり馴染みのないイベントでしたが、ここ数年はイースターに注目が集まってきています。スーパーやテーマパークでカラフルに彩られた卵を見たことはないでしょうか? あれらはイースターに関するもの。
イースターとはいつ、どのようなことをするイベントなのか。また、イースターで楽しめる卵料理とは? 近年話題になっているイースターについてご紹介します。
イースターはいつ?
イースターの日は「春分の日のあとにくる、最初の満月の日の次の日曜日」。そのため「何月何日がイースター」という決まりではなく、毎年イースターの日付は変動します。
イースターとは
イースターとはどのようなイベントなのでしょうか。イースターの起源や過ごし方をご紹介します。
イースターはキリスト教のお祭り
イースターは日本語にすると「復活祭」。
弟子のユダに裏切られて十字架にかけられ、処刑されてしまったイエス・キリスト。実はイエス・キリストの生涯はそこで終わりではなく、処刑から3日後に死から復活したのでした。
イエス・キリストは数々の奇跡を起こしてきましたが、死からの復活は最大の奇跡といえるでしょう。キリスト教徒はこの奇跡に大喜びし、やがて「復活祭=イースター」というイベントになったのです。
キリスト教が主流ではない日本では、まだまだ馴染みが少ないイースターですが、キリスト教圏では盛大に祝われており、国によってはイースターの前後に休暇があるところもあります。
イースターは何をする日?
イースターはキリスト教徒にとってとても大切なお祭り。教会に集まり礼拝を行ったり、家で家族と一緒にごちそうを食べたりします。
宗派によってはイースターまでに卵・肉・乳製品などを食べない期間を設けることも。そのため、イースターはそれらの食品が解禁される特別な日なのです。今まで禁止されていたからこそ、イースターのごちそうは動物性食品を中心に楽しむことが多く、地域によってはイースター用の菓子やパンを用意するところもあります。
イースターの楽しみ方は宗派や国によって細かい違いがありますが、日本の場合は「ごちそうを食べる日」というライトな楽しみ方のよう。
ごちそうの中でも、特に注目を集めるのは卵料理です。イースターには「イースターエッグ」と呼ばれるものがあり、卵が特別視されます。
卵はキリスト教において、「生命の誕生」を意味するもの。そのため卵は復活祭であるイースターのシンボルであり、イースターというイベントになくてはならない存在です。
卵の他にも、イースターのシンボルといえばうさぎです。うさぎは子どもをたくさん産むことから「豊穣」「繁栄」の意味を持ち、イースターに欠かせないシンボルとなりました。
イースターを楽しむ際は、卵やうさぎにも注目してみてくださいね。
イースターに作りたいおすすめ卵料理
イースターのシンボルは卵。当日は卵料理を作ってはいかがでしょうか。卵料理の中でも特にイースターっぽさを感じさせる卵料理をご紹介します。
イースターゆで卵
まずは基本のゆで卵から。材料も手間も最小限でできる上、殻むきなどは小さな子どもとも一緒にできて、イースターをお手軽に楽しめます。
また、ゆで卵を色漬け汁とジップ付保存袋を使って着色すれば、イースターエッグを簡単に作ることができます。紅ショウガの汁やカレー汁、食紅などでアレンジしてみましょう。
ふわふわたまごとうさぎのイースターミートソースオムライス
主食になるオムライスは、子どもから大人まで楽しめるメニュー。こちらのレシピはレンジ調理が中心となり、簡単に作ることができるため、子どもと一緒に作ることもできるでしょう。
このオムライスをアレンジして、ミートソースを手作りしたり、添える野菜を増やしてみたりと、アレンジも自由自在です。ケチャップなどでデコレーションしても面白そうですね。
巻かないイースターロール
キャベツと合挽肉、ゆで卵で作る主菜レシピです。ロールキャベツのように巻かないため手間も少なく、切った断面は映えること間違いなし。卵、野菜、お肉すべてを味わえるメニューです。
野菜不足が気になるけれど、お肉もしっかり食べたいという方にもおすすめの一品。お肉が入っているので、子どももパクパク食べられそうです。
イースターロールサンド
和えたゆで卵を中心に、プチトマトやソーセージなどの具材をパンに挟むだけのお手軽メニューです。
ボリュームが欲しい方は、ハンバーグやたっぷりのチーズを挟むのも良さそう。野菜が欲しい方は、レタスやピクルス、人参サラダを入れるのもいいかもしれません。お好みに合わせてアレンジしてみてください。
とろとろ卵とハムのイースターエッグマフィン
朝食におすすめなのが、マフィンを使ったメニューです。マフィンにスクランブルエッグ、ハム、レタスなどを乗せただけのものですが、乗せ方を工夫するだけで一気にイースターらしくなります。
マフィンにスクランブルエッグを乗せるときは、卵の形になるように意識をして、可愛らしく盛ってみましょう。その上から丸くくり抜いたハムを乗せるだけで、愛らしいイースターエッグマフィンの完成です。
たまごのイースターカップケーキ
卵のデザートも欲しい!という方には、たまごのカップケーキが良さそう。ベーキングパウダーは使っていないものの、卵の泡立ちでふくらませることができるレシピです。
さまざまなジャムでバリエーションを増やしたり、チョコレートソースをかけてみたりとアレンジも自由。あずきを添えて和風にしてみるのもありかもしれませんね。
イースターの遊び
イースターには、イースターならではの遊びも存在します。せっかくなら、イースターらしい遊びも楽しんでみてはいかがでしょうか。
イースターエッグ作り
イースターエッグとは、ニワトリの卵(ゆで卵)の殻にペイントを施したものです。カラフルなイースターエッグたちを飾るのもイースターの醍醐味。自分のセンスで好きなようにペイントしてみましょう。
もしも「食べ物に着色をするのは抵抗がある」「食べ物で遊びたくない」という場合は、卵の形をした容器で代用したり、卵をアルミホイルなどに包み、そのアルミホイルにペイントしたりするのもいいと思います。
また、生卵の中身を取り出し、殻だけを使う方法もあります。ピックなど細く硬いものを使って卵に小さな穴を開けると、中身をきれいに取り出すことができます。小さな子どもには難しいため、大人と一緒にやると良さそうです。
ペイント方法は水に食紅を溶かして作った色水で染めたり、油性ペンで書いたり、画材は何でもOKです。シールやマスキングテープを貼るのも可愛いですね。完成したら、お部屋に飾りましょう。
エッグハント
エッグハントとは、隠したイースターエッグを探すゲームです。ハントする側はかごを持ち、隠されたイースターエッグを探して、より多くのイースターエッグを見つけた人が勝ちです。
海外では野外で行うことも多いようですが、お家で楽しんでももちろん問題はありません。イースターエッグを作ったら、あちこちに隠してエッグハントを楽しみましょう。
また、独自のルールを作るのもおすすめです。例えば「金色のイースターエッグを見つけたらボーナスで100点!」「5個以上見つけたらご褒美にケーキ!」など。盛り上がる要素を追加してみてください。
エッグレース
エッグレースとは、大きめのスプーンの上にイースターエッグを乗せ、そのまま落とさずにゴールまで運ぶゲームです。つい夢中になるゲームなので、きっと大盛り上がりするはず。
スプーンの代わりに、おたまやカレー用のスプーンを使うなど、ゲームの難易度は自由に変えられます。子どもは深いおたま、大人はティースプーンなど、年齢に合わせて調整するといいですね。
コースも自由に決められるため、野外でも室内でも好きに行えます。ただし、イースターエッグを運ぶことに夢中になると周囲の状況が見えなくなることも。子どもと遊ぶ場合は、周りに気を配ることを忘れないようにしましょう。
まとめ
イースターはごちそうにゲームにと、楽しく過ごせる要素がたくさんあります。これまではあまり親しみがなかったイベントかもしれませんが、これを機に積極的に取り入れて楽しんでみるのも良さそう!
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