食品ロスがないパントリーの収納術!使える100均アイテムもご紹介
2023年10月18日
食品を貯蔵しておく倉庫のような役割をもつのがパントリーです。
主婦であれば1週間分の食品をまとめ買いして保管しておきたくなる方もいるのでは。たくさんの食品や日用品を貯蔵しておくため、整理ができていないと何がどこにあるかわからなくなりますよね。
戸建ての新築やリフォームする際にも新しく作りたくなるパントリーは、特に物価高になっている現在では人気が出てきている空間です。
常に整理整頓して、機能的な空間を作り出すことで、日常の生活をより効率よくストレスなく過ごせます。
今回はそんなパントリーを綺麗に保ち、機能的でおしゃれな空間を演出するためにおすすめのパントリー収納術をご紹介します。
パントリー収納に使える100均アイテムも一緒に紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
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パントリーとは?タイプ別に紹介
パントリーとは大きなくくりで表現すると収納庫です。収納庫の中でもキッチンの近くにあって、食料品や日用品を収納するものを基本的にはパントリーと呼んでいます。キッチンにある収納だけでは収まらない食料品をひとまとめに貯蔵できるのが特徴です。
パントリーには大きく分けて2種類あります。キッチンの壁面に収納場所を作って保管する壁面収納タイプと、パントリーのために間取りを取って一室分使用して保管するウォークインタイプの2種類です。
それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう。
壁面収納のみのパントリー
壁面収納のみのパントリーは、主にキッチンに隣接して設置してあるかもしくは、ダイニングの近くに設置してあることが多いです。壁面のみに収納するので、奥行きがなく一目でどこに何があるか見つけやすいのが特徴です。
しかし、壁面にしか収納がないためスペースを確保しようとすると収納幅が広くなるので面積が広い壁が必要になります。省スペースで収納を確保しようとすると、奥行きが少ない分収納できる量が限られてくるのがデメリットですね。
一室を使ったウォークインのパントリー
食料品の保管だけではなく、パントリーには日用品の貯蔵もすることがあります。日用品の貯蔵も行うとなると、かなりのスペースが必要になります。そんな時には、パントリーのために室内空間を確保するウォークイン型のパントリーがおすすめです。
壁面収納と違い奥行きがかなりあるので、スペースが広くなり収納量が格段に多くなるのがメリットです。収納量が多い分どこに収納したのかがわからなくなるので、しっかりと整理整頓して保管するようにしましょう。
使いやすいパントリーにしよう
食料品を頻繁に出し入れするパントリーは、しっかりと整理整頓を行っていないとすぐに煩雑になってしまいます。食料品や日用品の使用頻度によって自分自身が使いやすいように整理することを心がけましょう。
基本的な考え方としては、上段、中段と下段に分けてそれぞれの場所に頻繁に使うものとそうじゃないものや、重たいもの軽いものなどの分類で分けるとよいでしょう。より詳しく説明していきます。
上段には軽いものやたまに使うものを収納
軽いものは上段に置いていても、すぐに取り出せるため整理しやすいです。同時にたまに使用するものも上段に収納するとよいでしょう。
パントリーが相当大きいのであれば、どこに何を置いておいても問題はないですが、限られた空間を友好的に活用できます。
手が届きにくいのが上段のため、消費をしないといけないものは収納しないようにしましょう。
保管しているのを忘れてしまって食料品を腐らせる危険性があります。日用品のストックや使わない食器などを上段に置いておくと良いですよ。
中段には頻繁に使うものを収納
中段には食料品のストックやすぐになくなる日用品など、頻繁に使うものを収納しましょう。
具体的には調味料のストックや、野菜などの食料品のストックがあると良いですね。中段が一番使用頻度が高いため、消費しないといけないものは全て集めるようにしましょう。
また、キッチンにある食器棚には収納しきれないけど、頻繁に使用する大き目の食器なども収納しておくと取り出しがしやすくて便利です。
何をよく使うかチェックリストなどに書き出して収納を考えましょう。
下段には重たいものや大きいものを収納
収納として一番スペースが空きやすい下段には重たいものや大きいものを収納しましょう。
具体的にはお米や、ペットボトルの飲料水を箱買いしたものなどを置いておくと良いです。
中段や上段に上げてもよいですが、重さに耐えきれない場合があります。
米びつなどは重たくても割と頻繁に使用するものなので、わかりやすい場所に収納すると使いやすいですよ。
また、頻繁に動かすものがあればキャスター付きの収納ボックスなどに保管すると取り出しがしやすくておすすめです。
パントリーの収納術おすすめ7選
パントリーの収納方法は工夫次第では無限にでてきます。今回はそのなかでも主にボックスなど小分けにできるアイテムを使用した収納術をお伝えします。パントリーの棚ごとに、ボックスを使い分けて綺麗にわかりやすく収納することを心がけましょう。
ボックスを使用した収納方法を7選紹介します。みなさんもこちらを参考にして、散らかったパントリーの中を綺麗に片づけてみてくださいね。
取っ手付きボックスで収納する
特に上段と中段で軽いものや、調味料などで綺麗に整頓できるものは取っ手付きのボックスに入れて収納することをおすすめします。
取っ手がついているので、引っ張ればすぐに出せるので取り回しがしやすいのが特徴です。
ボックスでの収納全般に言えることですが、基本的にはボックスの中には何が入っているか出すまで確認ができないため、何をどこに入れたかしっかり把握するか、後ほど紹介するラベルを使用して分類しておくと便利ですよ。
ファイルボックスで収納する
袋の調味料などはファイルボックスにまとめて収納するとよいでしょう。
ファイルボックスに収納する際にはジップロックなどでグルーピングをするとより分かりやすい収納になります。
ボックスを配置する高さに応じて、ファイルボックスに空いている穴の高さをそれぞれ変えることで取っ手付きの収納ボックスと同じ役割も果たしてくれます。手が届くところでグルーピングして収納するのに便利ですよ。
キャリア付きのボックスで収納する
キャリア付きの収納ボックスがその効果を十分に発揮するのは下段の重たい荷物を収納するときです。
米びつなど比較的頻繁に使用するものを収納する際に使えば、簡単に取り出しがしやすくて便利です。
また、下段の収納は床に直置きになるため掃除する際にはものを動かす必要がありますが、キャスター付きの収納ボックスを使用することで、簡単に移動させられるので掃除もかなり楽になるのでおすすめです。
ボックスinボックスで収納する
取手付きのボックスなどは比較的大きなものが多いため、小さな袋の食料品などのストックを収納するのには向いていません。
そこで、大きなボックスに小さなボックスを入れて使用することで、食料品などのグルーピングができてとても便利です。
調味料などは、大きなボックスに入れているとコロコロと転がって、綺麗に収納していてもぐちゃぐちゃになってしまいます。適切なサイズのインボックスを入れて、ぴったりハマったときの快感を体験してほしいので、ぜひやってみてください。
小物ケースで収納する
インボックスでも対応できないような小さなものに関しては、仕切りがついている小物ケースを使用すると良いでしょう。
小物ケースを使用することで、ケースごとにグルーピングも可能ですし、ケースの中でも仕切りによって分けられます。
ものによってケースの大きさを変えることによって、ケースごとの特性を活かした収納が可能になるので、それぞれ特徴を把握して使用しましょう。
レターケースで収納する
袋に入っている食料品や、日用品の中でも薄っぺらいものに関しては、レターケースで収納すると良いでしょう。
レターケースは本来、雑誌やファイルなどの書類関係を収納するために使用しますが、それをパントリーの収納に使ってしまおうということです。
引き出しなどがついているものが100均に売っています。
引き出しごとにラベルを貼っていくなどして、グループ分けしていることで中身が見えなくてもすぐに取り出せるので少し工夫して収納しましょう。
ボックスごとにラベルを貼ろう
ここまでたまに話題にあげていたのですが、ボックスにはわかりやすいようにラベルを貼ると、どこに何をしまったのかわかりやすいのでおすすめです。ラベルはテプラがあれば簡単に作れますし、パソコンなどでデザインしても楽しいです。
ラベルのデザインはその人ごとの個性が出るので、楽しみながら自分なりの収納を作っていくと日常生活もより一層気分を上げられます。使いやすく判別しやすいように工夫して作成しましょう。
パントリーの収納に使える100均アイテム5選
100均にはパントリー用の収納グッズでなくても代用できるおすすめのグッズがあります。オフィス用品や収納用品などさまざまなジャンルからおすすめの100均アイテムを5選紹介します。
基本的にパントリーの収納で使用するのは、ボックス系が多いのでここではボックスを中心にご紹介していきます。大きさや形が違うのでそれぞれの特徴をしっかりと把握して最適な使い方をしてくださいね。
取手付き収納ボックス
ダイソーで購入できる取っ手付きの収納ボックスの中でも、レース柄の収納ボックスをここではおすすめします。
シンプルに白無地の収納ボックスでも良いですが、パントリーにも遊び心を入れると、日常生活が楽しくなりますよ。
特にパントリーを頻繁に使うのはキッチンに立つことが多い女性の方だと思いますので、レース柄のような可愛らしいデザインの収納ボックスを購入すると良いでしょう。取手もついているので高いところにあっても引き出しやすいのが特徴です。
ファイルボックス
ダイソーで購入できるファイルボックスは、底が深いものと浅いものの両方があります。
深いものには海苔やわかめなど袋が大きいものを入れると良いでしょう。逆にそこが浅いものにはパスタなどの乾麺を入れると使いやすいです。
また、ダイソーのファイルボックスの底が浅いものに関しては積み重ねて使用できるので、収納スペースを最大限活用できます。細長いものなどをストックにしておくにはダイソーのファイルボックスがおすすめできますよ。
キャスター付きボックスやトレー
キャスター付きのボックスはパントリーの下段に置いておくことが多く、主に米びつや重たいペットボトルなどを入れておくのに使用します。キャリアがついていると動かしやすく、掃除等もしやすいですし、玄関から転がしてパントリーまで入れられます。
ダイソーにはキャスター付きのトレーの他に、ピタッとキャスターという通常の収納ボックスをキャスター付きの収納ボックスに変えられる商品があります。好みのサイズや形のボックスをキャスター付きにして使いやすくできるのでおすすめですよ。
インボックス
ダイソーで購入できるインボックス(中が見えるボックス スクエア)は、蓋付きのものがあり仮に落としてしまった場合でも中身が飛び出ないように工夫されています。大きなボックスの中にインボックスを並べていれることで整頓されて見やすい収納にできるのです。
また、ダイソーのインボックスは蓋が透明になっていて、中身が見えるようになっているのでラベルなどを貼らなくても中身を確認して取り出しできるので非常に使いやすい商品になっています。
仕切り小物ケース
ダイソーの仕切り付き小物ケースは蓋もついていてとても使いやすいものになっています。半透明のケースで中身が少し見えるため、何を収納したか確認できるのも特徴の一つですね。
例としては、薬局で購入した薬のストックなどをパントリーにまとめて収納するときに使えますね。中身が少し見づらいなと思った時には、ラベルを貼って中身が見えなくても何位が入っているかわかるようにすると使いやすいでしょう。
形や大きさによってパントリー収納の仕方を考えよう
パントリーには食料品や日用品などさまざまな物を保管することになります。品物の形や大きさによって、ボックスや袋などを使い分けて、使いやすいパントリーにしましょう。
ダイソーなどの100均やスリーコインズなどのショップでたくさんのパントリー収納が販売されていますが、購入する際は使う場面を想像しつつ、形やサイズ感の適したパントリー収納を選んでみてくださいね。使いにくいパントリーになってしまうと食品ロスなどを起こしてしまう可能性にも繋がってしまいます。
日頃から頻繁に使う場所だからこそ清潔に整理整頓しておけば、ストレスなく日々を送れますのでパントリーの収納は工夫してみましょう。
今回の記事の例を参考にして、使いやすいパントリーを作ると共に、自分なりの使いやすい収納方法を探してくださいね。
※商品内容や価格は変更となる場合がございます。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。