ベビーカーは何歳までの赤ちゃんなら乗せていい?4〜5歳でも乗せてOKか卒業目安を解説!

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幼い子どもがいる方の中には、現在ベビーカーを利用している人も多いでしょう。

ただ、「何歳までベビーカーに乗せていいの?」「うちの子はもう5歳だけどベビーカーは使っても大丈夫なの?」といった疑問を持っている方もいるはず。

そこで今回は、ベビーカーに乗せてもいいといわれる子どもの年齢や卒業目安を解説。実際何歳までの子どもがベビーカーを使っているのか実状も紹介していきます。

気になるパパやママ、保護者の方はぜひ最後まで読んでみてください。

ベビーカーは何歳の赤ちゃんまで乗せていい?卒業目安の年齢は?

ベビーカーは何歳の赤ちゃんまで乗せていい?卒業目安の年齢は?

赤ちゃんをベビーカーに乗せていいのは何歳までなのか、卒業目安の年齢を解説していきます。

「SG基準」では4歳まで

一般財団法人製品安全協会が定める「SG基準」によると4歳(生後48ヶ月)までの子どもなら、ベビーカーに乗せてもよいとされています。

参照: ベビーカーのSG基準(公開用) 

※一人乗り専用かつ、乳幼児を寝かせた状態や座位姿勢で乗せた場合に適用される基準

ベビーカーの種類で異なる

ベビーカーにはA、B、AB型の3種類があります。

それぞれの種類でベビーカーに乗せられる子どもの年齢は異なるので、現在使用しているベビーカーが何型か、購入を考えているベビーカーが何型かも確認しましょう。

ベビーカーの種類別!何歳まで乗せていいかを解説

ベビーカーの種類別!何歳まで乗せていいかを解説

ここではベビーカーの種類ごとに、何歳まで乗せてもいいかを解説していきます。

【A型ベビーカー】生後1ヶ月〜4歳が使用期限

A型ベビーカーは生後1ヶ月から使用が可能です。最長4歳(生後48ヶ月)が使用期限となります。

大きくがっしりとしたサイズ感で、150度以上のリクライニングタイプとなっています。

【B型ベビーカー】生後7カ月〜4歳が使用期限

B型ベビーカーの使用期限は生後7ヶ月〜4歳(生後48ヶ月)です。

一人でバランスを崩すことなく、お座りができるようになっていれば使用できます。

B型ベビーカーは軽くて使い勝手がいいのがポイントです。100度前後リクライニングなので、寝かせるより座らせて使います。

バスや電車に乗るときなど、ベビーカーをコンパクトに持ち歩く必要がある場面で活躍します。

【AB型ベビーカー】生後1か月~4歳が使用期限

AB型のベビーカーは、生後1ヶ月〜4歳(生後48ヶ月)が使用期限です。

AとBのどちらの型の要素も兼ね備えていますが、分類としてはA型になります。

A型のようにリクライニングが深いのが特徴ですが、B型のように軽かったり、コンパクトなサイズ感の場合があります。

ベビーカーステップは何歳まで使用していい?

ベビーカーステップは何歳まで使用していい?

ベビーカーステップは、生後15ヶ月、体重20kg程度の子どもであれば、使用していいとされています。

そもそもベビーカーステップとは、ベビーカーの後ろ側にもう一人子どもを乗せるためのベビーカーアクセサリーのことです。

つかまり立ちの状態で子どもを乗せられるタイプと、座席になっているタイプもあります。

高さの調節が可能なものもあり、対象年齢は商品ごとに異なるので、よく確認した上で購入するとよいでしょう。

先輩ママの経験を調査!何歳まで使った?

先輩ママの経験を調査!何歳まで使った?

ベビーカーを使っていた先輩ママ・パパの声を調査したところ、2〜3歳までベビーカーを使用していた方が多いようです。

3歳を過ぎると徐々に使わなくなることが多いですが、4歳まで使用する子どももいるとのことです。

先輩ママに聞いた!ベビーカーを卒業したきっかけは?

先輩ママに聞いた!ベビーカーを卒業したきっかけは?

ここからは、子どもがベビーカーを卒業したきっかけを解説していきます。

子どもが成長し大きくなったから

子どもが成長し、身体的に大きくなったことでベビーカーを卒業したというパターンがあります。

体が大きくなり、抱っこが難しかったりする場合ベビーカーを使いたいところですが、ベビーカーが使えなくなったら、足がつく三輪車に子どもを乗せるとよいでしょう。

子どもが歩きたがるようになったから

子ども自身がベビーカーに乗るのを嫌がったり、自ら歩くようになったことがベビーカー卒業のきっかけになった方もいるようです。

2歳半ごろや3歳など安定して歩けるようになることで、ベビーカーに乗らなくてもよくなっていったと考えられます。

また、おむつを卒業したり、幼稚園に入学したりすると少し成長した自覚が出てくることもあり、「もうお姉さん(お兄さん)だから!」と自ら卒業する子どももいます。

ベビーカーを使うのが不便だったから

子どもが成長し大きくなったことにもつながりますが、ベビーカーを使うのが不便になったことで卒業する人もいるようです。

例えば、体重が重くなることで、ベビーカーの操縦が難しくなったり、安定しなくなったりします。

また、行動範囲が近所だけだったのが、交通機関を頻繁に利用するようになったりすると、ベビーカーを使うのが不便と感じることもあるようです。

ベビーカーが壊れたから

単純にベビーカーが壊れてしまったことを理由に、買い替えなどせずそのまま乗せなくなることもあります。

兄弟がいてお下がりを使っていたり、中古のベビーカーを使っている場合などは特にベビーカーが壊れやすくなってしまいます。そのため、壊れたことをきっかけに使わなくなるようです。

ただし、まだ歩けない子どもであれば、壊れたとしても買い替えてあげましょう。

ベビーカーに乗せてていいかどうかは年齢ではなく体重で判断する

ベビーカーに乗せてていいかどうかは年齢ではなく体重で判断する

ベビーカーを乗せていい年齢は4歳までとされていますが、年齢よりベビーカーごとの耐荷重を確認して、乗せられるかを判断しましょう。

一般的には15kgを耐荷重としているベビーカーが多いです。15kgは大体3歳児の体重なので、3歳でベビーカーを卒業する子どもが多いのは、その点も大きな理由でしょう。

耐荷重を超えた体重の子どもをベビーカーに乗せた場合、ベビーカーが壊れたり、事故が起きてしまったりします。子どもを安全にベビーカーに乗せることを考え、年齢よりは耐荷重で判断してください。

5歳児でも使えるベビーカーもある

5歳児でも使えるベビーカーもある

ベビーカーの中には20kgや25kgの子どもでも使えるものもあります。20kgや25kgは5〜6歳の子どもの体重です。

身長も100〜110cmほどなので自転車に乗れる子もいるかもしれません。しかし、5歳児でもベビーカーが必要だと思う場面はあります。

例えば、遊びに行って疲れてしまい歩けない子どもを乗せたり、兄弟を交代させながら乗せたりなどができます。

必要だと思うパパやママは、20kgや25kgでも利用できるベビーカーの購入を検討するとよいでしょう。

ベビーカーを卒業させるためは

ベビーカーを卒業させるためは

ここでは、ベビーカーを卒業させるための方法を解説します。

周りの同い年の子はベビーカーを卒業している、そろそろバランスが不安定になってきたからなど、ベビーカーを卒業させたい方もいるでしょう。

そんな方向けに、方法を4つ紹介します。

ベビーカーを使わずに一緒に散歩をする

自然とベビーカーを卒業したいなら、子どもと一緒にお散歩をしましょう。

ベビーカーを使わずに近所の公園に行ってみたり、家の周りを散歩してみたりなどがおすすめ。

自分の意思で自由に歩けることがわかると、ベビーカーが必要ないと考え始める子どももいます。

歩くことに慣れさせることも目的に、一緒に散歩をしてみてください。

歩いたら褒めてあげる

自分で歩くようになったら、たくさん褒めてあげるとベビーカー卒業につながるでしょう。

「たくさん歩けてすごいね!」「歩くの上手だね!」「いっぱい歩けてえらい!」など言葉に出してモチベーションを上げてあげましょう。

パパやママに褒められることで嬉しくなって、自らベビーカーを卒業しようとするかもしれません。

子どもに靴をプレゼント

子供の好きなキャラクターがプリントされた靴や、気に入りそうな靴をプレゼントしてあげるのもよいでしょう。

音が鳴る靴など、散歩やお出かけが楽しくなる、思わず歩きたくなる靴をプレゼントするのがおすすめです。

楽しく歩けるように歌を歌う

歩くことが楽しいことだと認識してもらうため、歩きながら一緒に歌を歌うのもよいでしょう。

「さんぽ」やこども番組で流れている音楽などを歌ってあげると、ベビーカーを使わずルンルンしながら歩いてくれるようになるかもしれません。

ベビーカーを長く使う理由は?

ベビーカーを長く使う理由は?

ベビーカーを卒業する年齢の目安は3〜4歳程度ですが、それ以上に長い期間ベビーカーを使う場合もあります。最後にその理由を解説していきます。

次の子を妊娠している

お腹に次の子を妊娠している場合は、例え上の子が5歳や6歳のこどもであってもベビーカーを使用するのがおすすめです。

理由は、お腹が大きい状態だと上の子を追いかけて捕まえられないからです。歩けるようになると自分の好きなところへどんどんといってしまうのが子どもです。

しかし、迷子になると困るため、遠くに行きそうになったら追いかけることが多いでしょう。

そんなとき妊娠していてお腹が大きいと、すぐに体が動かせなかったり走れなかったりします。

子どもが目の届かないところに行かないようにするためには、長くベビーカーを使う必要もあるのです。

荷物が多い

子どもが複数人いたり、普段から荷物が多い場合はベビーカーを使うとよいでしょう。

子どもがベビーカーを卒業していたとしても、荷物を乗せれられるので便利です。

テーマパークや動物園などのレジャーシーンでのみ使う

ディズニーランドや動物園などに出かけるときは、ベビーカーを持って行くと便利です。

例え普段はベビーカーを卒業している子どもでも、疲れて寝てしまったり、歩きたくないとぐずってしまうことがあるからです。

3歳以上になると、子どもを抱っこするのも一苦労です。ベビーカーがあれば、パパとママも楽に移動ができるでしょう。

まとめ

ベビーカーは一般的に3歳程度で卒業することが多いです。ただし、ベビーカーの種類によっては4歳、5歳などでも乗れるものがあります。

また、ベビーカー卒業を判断するときは年齢ではなく、ベビーカーの耐荷重を確認してください。

例え年齢が2歳や3歳でも、成長が早かったり体の大きな子どもは乗せられない可能性があります。

子どもの体重や子どもの意思を確認しながら、徐々に卒業させるのがおすすめです。

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