【買ってはいけない掃除機】はどれ?買うときに注意するべきポイントを徹底解説

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【買ってはいけない掃除機】はどれ?買うときに注意するべきポイントを徹底解説

日常生活で使用頻度の高い掃除機は、満足できるものを選びたいですよね。

買ってはいけない掃除機はあるのでしょうか?

この記事では、買ってはいけない掃除機を回避するコツや注意するポイントを解説します。

「買ってよかった!」と思える掃除機が購入できるように、参考にしてください。

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カジドレおすすめTOP3

すぐにおすすめ掃除機を知りたい方は、以下へカジドレがおすすめする3選をご紹介します。

参考にしてください。

ダイソン|Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV20 FF N

Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV20 FF N
メーカーDyson(ダイソン)
商品名Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV20FF N
種類ステック式
集じん方式サイクロン
ヘッド種類モーター式
集塵容量
連続使用時間(時間)最長60分(エコモード、非モーター駆動ツール使用時)
充電時間(時間)3.5時間
寸法(mm)・重量(kg)250x234x1130 mm

【最安価格】94,340円~

楽天市場で詳細を見る

日立|PV-BH900H

日立 PV-BH900H
(画像引用:楽天)
メーカー日立
商品名PV-BH900H
種類ステック式
集じん方式サイクロン
ヘッド種類モーター式(自走式)
集塵容量0.25 L
連続使用時間(時間)標準:40分
パワフルスマートヘッド・ミニパワーヘッド非使用時:60分
強:8分
充電時間(時間)3.5時間(使用方法、周囲温度、電池残量などの条件で異なります)
寸法(mm)・重量(kg)255x1024x268 mm

【最安価格】55,000円~

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アイリスオーヤマ|充電式サイクロンスティッククリーナー マルチツールセット SCD-L1P-B

アイリスオーヤマ 充電式サイクロンスティッククリーナー マルチツールセット SCD-L1P-B
(画像引用:アイリスプラザ)
メーカーアイリスオーヤマ
商品名SCD-L1P
種類ステック式・ハンディ
集じん方式サイクロン
ヘッド種類モーター式(自走式)
集塵容量0.3L
連続使用時間(時間)標準:15分 ターボ:8分 自動:22分
充電時間(時間)4時間
寸法(mm)・重量(kg)224x1035x235 mm・1.4kg

買ってはいけない掃除機の特徴とその理由

買ってはいけない掃除機の特徴とその理由

掃除機の選び方を誤ると、使用のたびにストレスを感じ、最終的には後悔にもつながります。

掃除機の種類はさまざまで、個々に特徴が異なるからです。

掃除機を買って後悔しないためには、ご自身の用途にあった掃除機を選ぶようにしましょう。

そこでこの記事では、掃除機選びで後悔しないために、買ってはいけない掃除機の特徴とその理由をご紹介します。

掃除機の型と集塵方式の相性が悪い

広い部屋や階段などの段差、車の中など、掃除機を使うシーンは室内外を問わずさまざまです。

用途に合ったものを選択することはもちろん、集塵方式と掃除機の型との相性も意識しましょう。

集塵方式の種類と、メリット・デメリットは以下をご参照ください。

  • 紙パック式…紙パックフィルターの中に吸い込んだゴミを集める
  • サイクロン式…吸い込んだゴミを遠心力でダストボックスに集める

スティック型掃除機は、小さい紙パック式のダストボックスだと吸引力が落ちやすいため、注意しましょう。

集塵方式メリットデメリット
紙パック式・吸引力が強い
・紙パック交換以外のお手入れが不要
・ゴミが溜まってくると吸引力が低下する
・紙パックの追加購入が必要
サイクロン式・ゴミが溜まっても吸引力が低下しない
・追加で購入する消耗品がない
・ゴミ捨て時に埃が舞いやすい
・フィルターやダストボックスの清掃などお手入れが必要

ヘッドにパワーブラシが付いていない

「軽い掃除機なのに使っているとすぐ疲れてしまう」、「カーペットに付着したゴミを吸うのに苦労する」などの悩みがあるようです。

こうした悩みは、掃除機のヘッド部分にパワーブラシが付いていないことにより、発生するのかもしれません。

ブラシの大まかな種類とメリット・デメリットは以下のとおりです。

  • パワーブラシ…ヘッドの内蔵モーターによってブラシが回転
  • 自走式パワーブラシ…回転ブラシに加えてヘッドが自動で前に進む
  • ターボブラシ…吸い込んだ空気の力でブラシが回転
  • 一般ブラシ…回転しないブラシ

コストパフォーマンスのよさを重視するなら、ターボブラシや一般ブラシの掃除機が手頃です。

ただし、畳やカーペットの掃除にも用いる場合は、パワーブラシ・自走式パワーブラシに対応した掃除機も要チェック。

ブラシの種類メリットデメリット
パワーブラシ・カーペットや畳のゴミを取りやすい・稼働音が大きい
自走式
パワーブラシ
・カーペットや畳のゴミを取りやすい
・掃除機を押す動作が補助されて疲れにくい
・稼働音が大きい
・後ろに引く時に抵抗を感じる
・価格が高い
タービンブラシ・カーペットや畳のゴミを取りやすい
・空気で動くため駆動音がしない
価格が安い
パワーブラシよりも力が弱い
床ブラシ・価格が安い・カーペットや畳の掃除に不向き
・吸引力が弱い

無名メーカーが販売している

必ずしも有名メーカーだからいいかと言えば、そうではありません。

どんなメーカーの製品を選んだとしても、不具合や希望に沿わない可能性はあるでしょう。

しかし、有名なメーカーであれば、トラブル発生時に返品や修理などの対応が期待できるため安心です。

有名メーカーに対して無名メーカーの場合、保証やアフターサービスがないケースもあります。

とくに、口コミが極端に少ないなどリアルな感想を確認できない掃除機は、製品自体の壊れやすさも可能性として挙げられるでしょう。

極端に低評価な口コミが多い

とくにネットで買い物する際には、レビューや口コミなど消費者のリアルな声に注目しましょう。

もちろん自由な表現で書き込める口コミは、必ずしも正しい情報ばかりとはいえません。

しかし、評価の低いレビューや口コミが極端に目につく場合は、購入を控えておいたほうがいいでしょう。

満足できない商品である可能性が高いからです。

避けた方がいい掃除機の機能面をチェック

避けた方がいい掃除機の機能面をチェック

掃除機は毎日使うようなものなので使いにくい掃除機は避けるべきです。

場合によっては大きなトラブルに発展しないこともありますが、とくに以下のような掃除機はよく検討したうえで購入するようにしましょう。

音がうるさい

店頭では気にならなかった音量も、実際に家のなかで聞いてみるとまた異なるため、音の大きな掃除機はおすすめできません。

音量ももちろんですが、独特のキーンという音も耳障りで気になりがちです。

夜は掃除機掛けがしにくいという難点もあるので注意してください。

重たい

本体が重たい掃除機は掃除をするにも疲れてしまうのでおすすめできません。

本体が重いと疲れてしまい、掃除をすることがストレスになるという悪循環につながってしまいます。

モーターがすぐ熱くなる

モーターが熱くなりやすい掃除機は危険なのでおすすめできません。

モーターの熱はいつ壊れるかと心配の原因にもなります。

吸引力が弱い

掃除機の吸引力が弱いと、スピーディに掃除機掛けができません。

また、吸引力が弱いのに騒音がしたり、排気がにおったりするような旧型は、電気代も気になるところです。

充電式

充電式の掃除機は、コードのわずらわしさがないのですが、「充電時間」「連続使用時間」を必ず確認しましょう。電池が途中で切れるたびに掃除の中断を余儀なくされるため、掃除がなかなか終わりません。

また、以外と充電にも時間がかかるため、掃除がスムーズに進まないこともあるでしょう。

購入を避けるべき掃除機のメーカーは?人気のメーカーをチェック

購入を避けるべき掃除機のメーカーは?人気のメーカーをチェック

人気の掃除機メーカーにランクインする、以下有名メーカー7社の特徴を解説します。

静音性・デザイン性・コストパフォーマンスなど、各メーカーによっても違いがあるため、興味のあるメーカーを調べてみましょう。

マキタの掃除機はどう?

マキタ公式サイト
(画像引用:マキタ)

工場や建設現場に使われるプロ向け電動工具で有名なマキタ。

商業施設やオフィスの清掃業務にも使われるほど、高性能な掃除機を取り扱っています。

マキタの掃除機は、以下の特徴があるといえるでしょう。

  • 重量1.5kg以下のモデルが多くとにかく軽い
  • 価格帯は1万円〜3万円でコスパがいい
  • プロ仕様のパワフルさとシンプルな操作性

軽量で思い立ったらすぐに使える手軽さや優れた吸引力は、プロ仕様ならでは

しかし、「充電する時の音がうるさい」と感じる方も少なくありません。騒音の原因として考えられるのは、バッテリーを充電する際に稼働する冷却ファンでしょう。

業務用の電気工具ではなじみのある音ですが、家庭用機器ではあまり耳にする機会はないでしょう。

コストパフォーマンスの良さや、工業用独自のデザインに魅力を感じる方におすすめです。

ダイソンの掃除機はどう?

ダイソン公式サイト
(画像引用:ダイソン)

羽のないドライヤーや扇風機でも話題であるイギリスのメーカー、ダイソン。

サイクロン式掃除機の先駆者で、こだわりの吸引力が魅力です。

ダイソンの掃除機の特徴は以下のとおり。

  • 独自設計のサイクロン式で、吸引力がパワフル
  • 厳しい基準のテストを受け、問題のなかった部品だけで作られた耐久性の高さ
  • 海外メーカーらしいインパクトのある配色で作られたデザイン

最新モデルは、見えづらい小さなホコリを可視化するレーザー光を使った機能が搭載されています。

掃除のモチベーションが上がる仕組みを作っているのもユニークです。

また、交換部品だけでの販売があり、長きにわたって使い続けられる点も人気の秘訣。

ダイソンは、静音性を重視する方や、ポップなデザインを好む方におすすめですよ。

パナソニックの掃除機はどう?

パナソニック公式サイト
(画像引用:パナソニック)

国内家電メーカーの大手老舗として有名なパナソニック。

紙パック式・サイクロン式の両方を数多く発売し、あらゆるニーズに対応しています。

パナソニックの掃除機の特徴は以下のとおり。

  • バランスよくあらゆるタイプの掃除機を発売している
  • 独自開発のブラシは髪やホコリがからみにくい設計で高評価
  • セパレート型をはじめとする新しいタイプの掃除機を進んで開発している

掃除機の形としては珍しいセパレート型があるのはパナソニックだけです。

セパレート型の掃除機は、ホコリや毛がブラシに絡みにくく強い吸引力を長く維持しやすいため、ペットがいる生活ではとくに重宝されるでしょう。

キャニスター型・スティック型問わずに、からまないブラシが搭載されています。

また、ブラシが壁際ギリギリまで届くよう工夫されていたり、豊富なノズルが付属されていたりと、使い勝手も良好です。

パナソニックはペットと暮らしている方や、気付いた時にサッと使える掃除機をお探しの方にぴったり。

日立の掃除機はどう?

日立公式サイト
(画像引用:日立)

こだわり性能の信頼できる家電を扱う日立は、コードレス型・キャニスター型・スティック型など、掃除機のラインナップも豊富。

昨今人気のサイクロン掃除機もあり、機能の高さとデザイン性を両立したアイテムも充実しています。

日立の特徴は以下のとおりです。

  • サイクロン式掃除機は排気がクリーン
  • 幅広いラインナップの掃除機を取り扱う
  • 吸引力と手入れのしやすさに重点をおく

日立のサイクロン式掃除機は排気がクリーンな点で広く知られています。

高気密モーターケースと高集じんフィルターを搭載し、細かなほこりを取りながら、排気もきれいにしてくれますよ。

そのため、アレルギーのためハウスダストが気になる方でも安心して使えます。

また、パワフルな吸引力で空気とごみを遠心分離することから、吸込力を維持しやすいでしょう。

さらに、サイクロン式掃除機だけでなく紙パック掃除機やお掃除ロボットもあり、商品の種類が豊富。

東芝の掃除機はどう?

東芝公式サイト
(画像引用:東芝)

東芝の掃除機は、吸引力の高さと寿命の長さにポイントがあります。とくにトルネオシリーズでは、ゴミをしっかり吸い上げるため高速気流を発生させます。お手入れやごみ捨てのしやすさもユーザーから多数の評価を得ており、排気性能の良さがうかがえます。

東芝の掃除機の特徴は以下のとおり。

  • 静音性に特化した製品ラインナップが豊富
  • 省エネに力を入れている
  • 比較的安価な製品が多い

東芝の旧機種の不調で多いといわれているのが、ヘッド部分です。

自走式モーターは、ヘッドを新品で買うと1万円以上する場合もあります。

では、より手頃にヘッドの不調を解消できる方法はないものなのでしょうか。

実は、DIYでヘッド部分の修理を行えます。

ただし、電子回路に異常が見られるケースも少なくないため、知識に自信のない方は公式のサポートを活用しましょう。

自己責任で対処するなら、安全面には十分注意してください。

三菱の掃除機はどう?

三菱電機公式サイト
(画像引用:三菱電機)

三菱の掃除機には、充電スタンドに空気清浄機能がついているシリーズもあります。

掃除機の扱いがやさしく、お子様や女性でも楽にお掃除が可能です。

三菱の掃除機の特徴は以下のとおりです。

  • インテリアに馴染むモダンなデザイン
  • 衛生的な機能面が特徴
  • 手入れがしやすい設計

掃除機の吸引力も強く99%以上のアレルゲン物質を取り除くため、アレルギーでお悩みの方にもぴったり。

コードレスクリーナーに、紙パックやサイクロンなどタイプも豊富で、ライフスタイルに応じた掃除機を選べることもうれしいですね。

使いやすい掃除機を選んで、毎日の掃除を快適におこないましょう。

アイリスオーヤマの掃除機はどう?

アイリスプラザ サイト
(画像引用:アイリスプラザ)

独自の切り口で作られた商品が、「かゆいところに手が届く」と好評なアイリスオーヤマ。

アイリスオーヤマの掃除機の特徴は以下のとおりです。

  • 価格帯は1万円〜3万円でコスパがいい
  • 大手メーカー出身の技術者が開発している
  • シンプルで使い勝手の良い操作性

コスパの良さばかりが目立つなか、大手メーカー出身の技術者が開発しており、性能面でも他メーカーに負けていません。

たとえば、スティックタイプ掃除機では、充電ドッグに用意された吸引口で付属モップの汚れを吸い込めるなど、画期的なアイデアも採用されています。

マキタ同様、アイリスオーヤマもコスパの良さが特徴です。

買うべきおすすめの掃除機3選

買うべきおすすめの掃除機3選

ここでは「買って良かった!」と好印象の意見が並ぶ、注目の掃除機を3選ご紹介します。

ダイソン|Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV20 FF N

Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV20 FF N

「Dyson Hyperdymiumモーター」と「Root Cycloneテクノロジー」によって、吸引力をパワフルにキープ。

フローリングの隙間にある細かなゴミや、ペットの細い毛も取りこぼさずに吸い込みます。

また、掃除しづらい家具の隙間も難なく届くスリム設計が魅力です。

メーカーDyson(ダイソン)
商品名Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV20FF N
種類ステック式
集じん方式サイクロン
ヘッド種類モーター式
集塵容量
連続使用時間(時間)最長60分(エコモード、非モーター駆動ツール使用時)
充電時間(時間)3.5時間
寸法(mm)・重量(kg)250x234x1130 mm

【最安価格】94,340円~

楽天市場で詳細を見る

日立|PV-BH900H

日立 PV-BH900H
(画像引用:楽天)

標準モードを使えば、最大で60分も使用可能!広い空間も一気に掃除可能な持久力の高さが魅力です。

また、「スマートホース」や「ほうきブラシ」といったアタッチメントが豊富なため、シーンに適した形を選択できますよ。

軽量設計ながら十分な吸引力を備えており、押し引きの際に小さなゴミまできちんと吸引できます。

メーカー日立
商品名PV-BH900H
種類ステック式
集じん方式サイクロン
ヘッド種類モーター式(自走式)
集塵容量0.25 L
連続使用時間(時間)標準:40分
パワフルスマートヘッド・ミニパワーヘッド非使用時:60分
強:8分
充電時間(時間)3.5時間(使用方法、周囲温度、電池残量などの条件で異なります)
寸法(mm)・重量(kg)255x1024x268 mm

【最安価格】55,000円~

楽天市場で詳細を見る

アイリスオーヤマ|充電式サイクロンスティッククリーナー マルチツールセット SCD-L1P-B

アイリスオーヤマ 充電式サイクロンスティッククリーナー マルチツールセット SCD-L1P-B
(画像引用:アイリスプラザ)

ほこり感知センサー付きの自走式パワーヘッドで、ゴミの取り残しを抑えつつ効率的な掃除を目指せます。

軽量設計なので女性でも手軽に扱いやすいため、思い立った時にサッと掃除をしたい方にもぴったりです。

排気のクリーンさにも配慮されていることから、狭い空間でも使いやすいでしょう。

メーカーアイリスオーヤマ
商品名SCD-L1P
種類ステック式・ハンディ
集じん方式サイクロン
ヘッド種類モーター式(自走式)
集塵容量0.3L
連続使用時間(時間)標準:15分
ターボ:8分
自動:22分
充電時間(時間)4時間
寸法(mm)・重量(kg)224x1035x235 mm・1.4kg

掃除機を買うときに注意したほうがよいポイント

掃除機を買うときに注意したほうがよいポイント

掃除機選びの失敗を避けるために、チェックすべきポイントをまとめました。

掃除機の特徴を以下5つの項目ごとに解説しますので、まずは使用目的に合った掃除機のイメージを考えていきましょう。

掃除機のタイプ

掃除機は、大きく4つのタイプに分けられます。

ここでは、スティック型・キャニスター型・ロボット型・ハンディ型の特徴を説明します。

スティック型|コードレス掃除機

縦置きできるスティック型はコンパクトに収納できることから、一人暮らしの方にも好まれやすいでしょう。

本体にバッテリーが付いたコードレスタイプもあり、思い立ったらすぐに使える手軽さが特徴です。

近年ではバッテリーの持続時間が長いものも増え、優れた吸引力を携えた製品も充実しています。

ただし、コンセントから直接電源を引くタイプと比較すると連続稼働時間に制限があるため、どちらかといえば狭い空間の掃除向きです。

キャニスター型掃除機

キャニスター型は、往年の車輪がついた一般的な形の掃除機です。直接コンセントから電源をとるため、吸引力が最も高く、沢山のごみが集められます。

これまでは重くて小回りの利きにくいことがデメリットでした。

しかし、近年のモデルはコンパクトで軽量化されたものも増え、持ち運びも容易になりました。

持久力と馬力に優れたキャニスターは、メイン使いの掃除機としてもぴったりです。

ロボット型掃除機

ロボット型は、自動での掃除を可能にした掃除機です。

作業に没頭している間や外出中でも掃除を済ませられるため、部屋を常にきれいな状態に保てます。

段差や障害物のある場所は苦手な印象ですが、最近の高性能機種であれば障害物や段差でも難なく掃除行えます。

頻繁に外出する方や、多忙でじっくり掃除ができない方にぴったりの掃除機です。

ハンディ型掃除機

ハンディ型はコンパクトで軽量なため、持ち運びしやすいことが特徴です。

ソファの隙間や車の中、窓のサッシといった細かな場所の掃除に向いています。

広い床面などの使用には向かないものの、アタッチメントを変えることで、マットレスや絨毯・布団などに使えるものもあり、あらゆるシーンでの活用が可能です。

ゴミの集め方

「紙パック式」と「サイクロン式」2つのゴミ収集方法があります。各特徴を、以下の表で解説しましょう。

サイクロン式紙パック式
こんな人におすすめ低コスト重視!手を汚さず、大量のごみを片付けたい!
吸引力【◎】
ゴミと排気を遠心力で分離するため吸引力を保ちやすい
【△】
高い密閉性で吸引力もあるが、ごみが溜まれば吸引力は落ちる
メンテナンス性【△】
定期的にフィルターの掃除が必要
【◎】
紙パックを取り換えるのみ
排気【◎】
排気がごみを通過しないので無臭
【△】
排気臭が気になることがある
ごみ捨て【△】
カップにそのままゴミを収集するため、ゴミ捨ての際に埃が舞うことあり
【◎】
ゴミに触れずに捨てられるので清潔
費用【◎】
かからない
【△】
消耗品である紙パックの購入が必要

吸引力に関わるヘッドの種類

ヘッドの種類は、「モーター式」「モーター式(自走式)」「エアタービン式」「フロア式」の4つが主な分類です。ヘッドの性能によって集塵力が大きく変わります。次の表で、各特徴をご確認ください。

モーター式モーター式
(自走式)
特徴ブラシをモーターで回転させる。ゴミを掻き出す力に優れ、絨毯などの掃除にも好適。ヘッドをモーターの力で進めるため、ヘッドの重さに左右されず軽い力で前に進む。広いエリアの掃除にも好適。
フローリング
カーペット
搭載モデルの傾向中級モデル高級モデル
エアタービン式フロア式
特徴空気を吸う力を使ってブラシの回転を促し集塵する。吸引力はモーター式より劣るがヘッドが軽量。回転ブラシが無いため軽量。ゴミをかき出す機能はないため、カーペットには不向き。
フローリング
カーペット×
搭載モデルの傾向安価なモデル安価なモデル

コードレスorコードあり

掃除機の電源の形は、「充電式(コードレス)」と「電源コード式」の2つがあります。各特徴を、以下の表にまとめました。

メリットデメリット
充電式
(コードレス)
・コンセントのない部屋で使える
・電源の抜き差し不要で部屋をまたいだ使用ができる
・コードが絡まない
・運転時間が限られている
・充電の時間が必要
電源コード式・運転時間が長く時間を気にせず使える
・小まめに充電する必要がない
・比較的安価なモデルが多い
・コードレスに比べ機種が少ない
・コードがとどく範囲が限られる

その他にチェックしたいポイント

操作性やパフォーマンスの満足度にも目を向けてみましょう。長く使用することを考慮し、可能な限り周囲への気遣いや手間がかからないものを選ぶと、一層快適に掃除できます。

吸込仕事率は吸引力の「目安」として確認

「吸込仕事率」は掃除機がゴミやホコリの吸い込む能力を表した数値です。

W数で示され、数値が大きいほど吸引力が高いことを意味します。

300Wほどの吸込仕事率があれば、小さなホコリやゴミを吸い取ることができるといわれています。

ただし、吸込仕事率は吸引力の強さを表す指標なので、掃除能力の高さを示すことにはなりません。

吸込仕事率の高さは掃除機の性能の高さに直結しないことを考慮し、あくまで参考程度にとどめましょう。

選ぶなら軽量モデル

日常生活のなかで使用頻度の高い掃除機は、重さがあるとそれだけで掃除が億劫になってしまうことも。

そのため、重さがネックにならない商品を選択するとよいでしょう。

軽量タイプが多いスティック型ですが、近年はキャニスター型でも軽量化が目立ちます。

最近では、本体が2.9kgにも満たない軽量サイズのキャニスタータイプが人気です。

静音性はdBで見る

掃除機の動作音の大きさは、db(デシベル)という単位で表記されます。

数値が大きくなるほど、音が大きいという意味です。

ひとつの目安として、騒音が気になるなら、最大でも60dB未満の製品を選ぶとよいでしょう。

マンションでの早朝・夜間の使用やオフィスで使う場合は、より騒音値の低いものがおすすめです。

お手入れのしやすさも重要

どれほど性能がよくても、メンテナンスが面倒だとつい負担を感じてしまいます。

フィルターやダストカップを丸ごと洗えるタイプや、各パーツが洗いやすく、取り外せるものなどもおすすめ。

メンテナンスに手間をかけずに掃除機をきれいに維持できるかどうかも要チェックです。

買ってはいけない掃除機・買うときに注意するべきポイントまとめ

買ってはいけない掃除機・買うときに注意するべきポイントまとめ

いかがでしたか。

納得できる掃除機は見つかりそうでしょうか。 

掃除機を選ぶ際の注意点やポイントをご紹介してきましたが、使用するシーンや必要とする機能によって、選ぶべき掃除機は大きく異なります。

本記事も参考にしながら慎重に検討し、ぜひ暮らしを豊かなにするためのアイテムを探してみてくださいね。

※商品内容や価格は変更となる場合がございます。最新の情報は各販売サイト・メーカーサイトでご確認ください。

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