お風呂のリフォーム費用・料金相場は?実際のリフォーム事例も紹介!
2023年11月22日
今回は、お風呂のリフォーム費用や実際のリフォーム事例、リフォーム会社の選び方のポイントなどについてご紹介していきます。
まず最初に、お風呂のリフォーム会社を選ぶ際に便利な比較サイト「リショップナビ」について簡単にご紹介しますので、先に確認したい方はぜひご覧ください。
お風呂のリフォーム会社選びにおすすめな「リショップナビ」
リショップナビは、リフォーム会社の比較検討におすすめなサイトです。
リフォームのニーズや予算に応じて、お住まいの地域に対応した加盟審査済みの優良なリフォーム会社を無料で複数社紹介してくれます。
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お風呂のリフォーム費用はどのくらい?
それでは早速、お風呂のリフォーム費用について解説していきます。
お風呂のリフォーム費用はどのくらいかかってくるものなのか、ご紹介します。
お風呂のリフォーム費用の平均費用・相場は?
お風呂のリフォーム費用の平均費用・料金相場はどのくらいなのかというと、50~60万円未満が2~3割程度、50~60万以上120万未満が5~6割程度ということで、高くても150万円程度でリフォームできた例が多くなっています。
お風呂のリフォームの詳細な内容によって費用が変わってきますが、内容ごとの費用の目安は以下のとおりです。
リフォームの内容 | 費用の相場 | 工期 |
---|---|---|
ユニットバスの交換 | 50~150万円 | 4日前後 |
在来工法浴室からユニットバスへ | 50~200万円 | 1週間前後 |
在来工法浴室から在来工法浴室へ | 50~200万円 | 2週間~1か月前後 |
浴室の拡張・移動などの大規模工事 | 80~250万円 | 1週間~1か月前後 |
小規模なリフォームの費用はどのくらい?
一方、手すりを付けたり、ドアや浴槽を交換したりと、一部の小規模なリフォームの費用はどのくらいなのかというと、大体が50万円未満程度で行うことができます。
リフォームの内容と費用の目安は、以下のとおりです。
リフォーム内容 | 費用の相場 |
---|---|
手すりの設置 | 3~5万円 |
床シート・タイルの張り替え | 7~10万円 |
ドアの交換 | 5~15万円 |
浴槽(据え置き型)の交換 | 10~12万円 |
浴槽(埋め込み型)の交換 | 30~35万円 |
浴室暖房乾燥機の設置 | 15~25万円 |
給湯器の交換 | 10~40万円 |
お風呂のリフォーム費用が変わるポイント
続いては、お風呂のリフォーム費用が変わってくるポイントについて詳しく解説していきます。
同じようなリフォーム内容でも、費用に幅が出てくるポイントをご紹介します。
在来工法とは
先に費用相場のご紹介をした際に出てきた「在来工法」の浴室について、「在来工法」とは何かをご紹介します。
在来工法とは、日本の昔ながらの浴室を作る方法のことです。タイル張りのお風呂などがその一例です。
一般的な部屋に防水加工をして、その上からコンクリートやタイルを使ってお風呂を作る方法です。
浴槽の位置やシャワーの位置、壁や床の素材・デザインなど、自分の好みに合わせてオーダーメイドすることができます。
そのため、費用はやや高くなる傾向があります。
築年数が経つと、タイルのひび割れなどにより水漏れやシロアリが発生することがあり、リフォームが必要になることがあります。
ユニットバスとは
ユニットバスは、浴槽や床、壁、天井などの浴室のパーツをあらかじめ工場で生産しておいたものを現場で組み立てることで作る浴室のことです。
継ぎ目がないので在来工法と比較して水漏れのリスクが少なく、パーツを組み立てるだけなので工期も短く済む傾向があります。
最近では、ユニットバスが主流の浴室となっています。
戸建てか集合住宅か
リフォームする浴室が戸建てにあるのか、集合住宅にあるのかというのも、費用が変わるポイントです。
ユニットバスメーカーでは、戸建て用とマンション用で違うユニットバスを販売しているところが多くなっており、マンション用のものの方が戸建て用のものより数万円高い傾向があります。
ただし、浴室自体の広さが戸建てに対して集合住宅の方が狭めになっていることが多いので、結果的には集合住宅の方が費用は抑えられる場合が多いようです。
また、マンションでのリフォームでは、浴室の場所を移動させるリフォームは構造上難しいこともあるなど、大規模なリフォームはできない場合が多いです。
素材やグレード
浴槽の素材やグレードも、費用が変わるポイントになっています。
以下のような素材があります。
素材 | 費用の相場 |
---|---|
FRP(ガラス繊維強化プラスチック) | 5~30万円 |
ステンレス | 5~30万円 |
人工大理石(ポリエステル系) | 5~40万円 |
人口大理石(アクリル系) | 30~120万円 |
ホーロー | 15~100万円 |
ヒノキ | 数10万~数100万円 |
オプション
オプションの有無も、費用が変わるポイントです。
一般的なオプションには、以下のようなものがあります。
オプション内容 | オプション費用相場 |
---|---|
手すり・握りバー | 1本4千~3万円 |
追い焚き機能(給湯器交換が不要な場合) | 1万5千~4万円 |
テレビ | 3~15万円 |
浴室暖房乾燥機 | 3~40万円 |
ジェットバス | 15~30万円 |
追い焚き機能を付ける際に給湯器交換が必要になる場合は、追加で20万円程度の費用がかかります。
リフォームを依頼する業者
リフォームを依頼する業者をどこにするかも、もちろん費用が変わるポイントです。
大手のハウスメーカーなど、実際の工事は下請けに依頼する業者よりも地元密着型の工務店などの業者に依頼する方が費用を抑えられる傾向があります。
ただし、地元密着型の小規模業者に依頼する場合は、その業者の社長や親方によって工事の品質に差が出る場合も多いです。
提案内容や実際に依頼した人の口コミなど、情報収集をしっかりした上で依頼する業者を決める方がおすすめです。
補助金が活用できる場合も
補助金が活用できるリフォームであるかどうかも、実際に負担する費用が変わるポイントです。
手すりの設置や、滑りにくい床材への変更、浴室の出入口の段差解消など、バリアフリーリフォームを行う場合は、介護保険の対象になる場合があります。
その他、断熱化工事や、高断熱浴槽への変更などの省エネ化リフォームを行う場合も、補助金の対象になる場合がありますので、自治体のホームページなどをチェックしてみましょう。
費用ごとのリフォームイメージ
最後に、費用ごとの大体のリフォームイメージをご紹介します。以下のようなイメージです。
■50万円以下
内装や浴槽など一部分を変更する小規模なリフォームなど
■50~100万円以下
ユニットバスの改装や在来浴室からユニットバスへの改装、ユニットバスのバリアフリーリフォームなど
■100~200万円以下
浴室の移動や拡張、グレードアップなど
■200万円以上
増築を伴う浴室の拡張や高級ユニットバスの導入など
費用別お風呂のリフォーム事例5選!
続いて、お風呂の実際のリフォーム事例を5つご紹介していきます。
10万円以内:グリップフロアへリフォーム
まず最初にご紹介するのは、グリップフロア(滑りにくく乾きやすい浴室のタイル)へのリフォームです。
戸建ての木造軸組み工法の住宅でのリフォームで、工期は2日間、リフォーム費用は約8万円とのことでした。(2010年施工完了)
(参考:リショップナビ)
50万円以内:大きな浴槽へ交換
次にご紹介するのは、大きな浴槽への交換のリフォームです。
戸建ての住宅でのリフォームで、工期は3日間、リフォーム費用は約40万円とのことでした。(2004年施工完了)
(参考:リショップナビ)
100万円以内:浴室移動・暖かく足が伸ばせる浴室へ
次にご紹介するのは、浴室移動で浴槽を大きくし、暖かい浴室にするリフォームです。
洗面所と浴室の場所を交換し、断熱材を敷き詰めてユニットバスを設置しています。
戸建ての木造軸組み工法の住宅でのリフォームで、工期は10日間、リフォーム費用は約79万円とのことでした。(2014年施工完了)
(参考:リショップナビ)
150万円以内:純和風の浴室からシステムバスルームへ
次にご紹介するのは、純和風の浴室をシステムバスルームに改修するリフォームです。
断熱効果と清掃性の高いバスルームにしたいということで、TOTOスプリノシステムバスルームにしています。
戸建ての木造軸組み工法の住宅でのリフォームで、工期は7日間、リフォーム費用は約136万円とのことでした。
(参考:リショップナビ)
200万円以内:壁を薄くして大きなユニットバスへ
次にご紹介するのは、洗面との間の壁を薄くすることでひと回り大きく既成のユニットバスを設置するリフォームです。
マンション・アパートの住宅でのリフォームで、リフォーム費用は約186万円とのことでした。
(参考:リショップナビ)
リフォーム会社の選び方のポイントを解説
続いて、リフォーム会社の選び方のポイントを解説していきます。
希望する内容のリフォームの実績がある業者か
1つ目に、希望する内容のリフォーム実績がある業者かどうかということです。
リフォーム内容によって、得意な業者もあればあまり経験のない業者もあるので希望する内容の工事の施工実績がある業者に依頼するようにしましょう。
特にマンションなどの集合住宅のリフォームを依頼したい場合では、集合住宅で施工実績のある業者を選ぶようにしましょう。
集合住宅では管理規約があるので、リフォームにも制限があり、管理規約違反のリフォームを行ってしまうと問題になります。
経験がない業者では、管理規約に違反するリフォームとなってしまう危険性があります。
資格を保有しているか
2つ目に、リフォームに必要な資格を保有しているかどうかということです。
請負金額が500万円以下であり、水道・電気・ガスなどの工事以外の内容のリフォームであれば、資格は特に必要ありませんが、いろいろな資格を有している業者の方が知識が豊富で安心です。
提案の内容が要望と合っているか
3つ目に、提案の内容が自分の要望と合っているかということです。
デザインや機能性、予算など、何を重視してリフォームをしたいのかという点を踏まえた提案をしてくれているか、確認しましょう。
見積もりは詳細まで記載されているか
4つ目に、見積もりは詳細まで記載されているかということです。
見積もり書が「工事一式」となっていて、費用が安いので契約したという場合でも、後になって追加工事が発生して結局総額が高くなってしまうようなこともあります。
見積もり書は詳細まで記載されている業者の方が安心して依頼できます。
見積もり書の中には専門的で内容がよく分からない部分もあるかもしれませんが、必ず疑問点は解決した上で契約をするようにしましょう。
他と比較して安すぎないか
5つ目に、他と比較して料金が安すぎないかということです。
料金が安いのは魅力的なポイントではあるものの、他と比較して安すぎるところに依頼してしまうと、仕上がりが満足いくものにならない可能性もあります。
安いのには何かしら理由があるはずですので、安すぎる業者には依頼しない方が安心です。
質問に対する回答が的確で明確か
6つ目に、質問に対する回答が的確で明確かということです。
こちらの質問に対し、分かりやすく丁寧に説明してくれる業者に依頼する方が安心です。
質問の答えがよく分からない業者や、意図がよく伝わらない業者と契約してしまうと、実際の施工でも思い違いがあってトラブルが発生してしまう危険性があります。
信頼できる担当者かどうか
7つ目に、担当者が信頼できる人物かどうかということです。
担当者とは何度もやり取りをするので、担当者が誠実に対応してくれる人物か、相性が合うかどうかというのも、重要なポイントです。
保証やアフターサービスは充実しているか
8つ目に、保証やアフターサービスが充実しているかどうかということです。
工事中に家や家財にキズや汚れが付いてしまったり、工事後に何か不具合が見つかったりしたような場合に、依頼した業者の保証やアフターサービスが充実していなかった場合には、再度自分で対応しなければならなくなってしまいます。
リフォームは安いものではないので、万が一何かあった場合、再度大きな費用を負担しなければならなくなっては困ります。
アフターサービスでは、数年ごとに定期点検をしてくれたり、修理を無料で行ってくれたりする業者もあります。
保証やアフターサービスが充実している業者に依頼する方が安心です。
口コミはどうか
最後に、口コミはどうかということです。
実際にその業者にリフォームをした人の口コミは参考になりますので、SNSや検索エンジンで検索して口コミを探してみましょう。
リフォームの会社選びにおすすめな「リショップナビ」
続いて、リフォームの会社選びにおすすめな比較サイト「リショップナビ」について、先にも簡単にご紹介していますが、もう少し詳しくご紹介します。
リショップナビでは、電話やメール、SMSでカスタマーサポートに希望するリフォームの内容を相談すると、要望に合った会社を選出してくれるようになっています。
リショップナビで紹介される業者は、リショップナビ独自の厳しい加盟審査を通過しているので優良な会社であり安心です。
また、リショップナビには独自の保証制度があるのも安心なポイントです。
一度に最大5社まで見積もりを取ることができます。
リフォーム会社紹介サイトを利用する際の注意点
続いて、リショップナビのようなリフォーム会社の紹介サイトを利用する際の注意点についてご紹介します。
メリット
メリットは、今まで知らなかった業者を見つけることができるということです。
また、一度こちらの要望を伝えると、サイトの方で条件に合った業者を絞り込んでくれるので手間がかからず簡単です。
サイト独自の保証制度がある場合もあり、保証面でも安心できることがあります。
デメリット
デメリットは、こちらから業者を指定することはできないということと、サイトで見積もりを取っても結局は現地調査を依頼して正確な見積もりを依頼する必要があるということです。
一度に複数の会社とやり取りをする必要があり、それなりに時間は必要になります。
お風呂リフォームの工期は?
最後に、お風呂をリフォームする際の工期はどのくらいかかるのかということについてご紹介します。
先にもご紹介しましたが、小規模なリフォームであれば数時間で済む場合もありますが、在来浴室からユニットバスへのリフォームやユニットバスの交換などは、数日から1週間程度の工期がかかります。
在来浴室から在来浴室へリフォームする場合や、浴室の移動や拡張などの大規模なリフォームの場合には、さらに工期は長くなります。
マンションなどの集合住宅である場合や、戸建てでも近隣住民に影響がありそうな工事を行う場合には、説明を事前に行うようにしておきましょう。
リフォーム中はお風呂が使えない
リフォーム中はお風呂が使えなくなってしまうので、その間の入浴はどうするかも考えておく必要があります。
業者が簡易シャワーを準備してくれてリースできる場合もあります。
近隣に家族など頼れる人が住んでいる場合はそちらを利用させてもらったり、銭湯を利用したりする方法もあります。
特に工期が長い場合には、家で入浴ができないのは結構大変なので、事前にしっかりと考えておきましょう。
お風呂のリフォーム費用・料金相場まとめ
今回は、お風呂のリフォーム費用の相場やリフォーム事例、リフォーム会社の選び方のポイントや、リフォーム会社を選ぶ際に便利な比較サイト「リショップナビ」などについてご紹介しました。
お風呂のリフォームは、内容によって料金が大きく変わってきますが、120万円未満で行っている方が多いようです。
全体をリフォームしたいのか、一部のリフォームで十分なのか、どのようなリフォームをするかをよく考えましょう。
リフォームは何度もするものでもないので、せっかくするのであれば必要なリフォームは全て済ませておく方が費用としては抑えることができます。
満足できるリフォームを行うためには、業者選びも重要になるので、3~5社程度は比較検討するのがおすすめです。
「リショップナビ」では、カスタマーサポートが条件に合った優良業者を絞ってくれるので効率的に比較検討を進めることができます。
ぜひ今回の記事を参考に、お風呂のリフォームを検討してみてください。