リフォーム会社の選び方12選!比較のポイントを徹底解説!
2023年06月08日

今回は、リフォーム会社の選び方について、依頼できる会社の種類と選ぶ時のポイントを詳しくご紹介します。
リフォーム会社を選ぶ時に便利な比較サイト「リショップナビ」についても簡単にご紹介しておきますので、参考にしてみてください。

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リフォームを依頼できる会社の種類

それでは、リフォーム会社の選び方について詳しく解説していきます。まずは、リフォームを依頼できる会社の種類についてです。
リフォームの内容によって、いろいろな会社に依頼することができます。会社の種類によって、得意なリフォームの内容が異なります。
会社の種類ごとの特長を詳しくまとめます。
リフォーム専門業者
1つ目は、リフォームの専門業者です。地元密着型で小規模や中規模の業者が多くなっています。
リフォームは新築工事より難しい部分があるので、専門業者であれば安心して依頼することができるでしょう。
リフォーム専門業者であっても、業者によって専門としている分野が違っている場合があり、全ての会社がリフォーム全般を行ってくれるわけではないので注意が必要です。
水回り設備の交換や外壁・屋根、バリアフリー化やエクステリア工事が専門の業者など、いろいろな業者がいます。
気になる業者のホームページを見ると、施工事例が紹介されていることも多いので確認してみましょう。
ハウスメーカー
2つ目は、ハウスメーカーです。大手のハウスメーカーでは、事業の一部や子会社でリフォームも行っている場合がほとんどです。
増改築や耐震工事、間取りの変更やリノベーションなど大規模な工事を行っている場合が多いです。
住宅のリフォームに関してはほとんどの分野の工事を依頼することができますが、工事費用が高くなってしまう傾向があります。
家電量販店やホームセンター
家電量販店やホームセンターでもリフォーム工事を行っている場合があります。
店舗で販売しているコンロや洗面台、トイレ、ウッドデッキなどの既製品の取り付けが中心です。
小規模な工事が基本で、工事費用も比較的抑えることができます。
大手の家電量販店やホームセンターであれば安心感もあり、対応可能エリアも比較的広い場合があります。
工務店
工務店は、地域密着型で小規模な会社で、自社で設計も行う会社の他、提携する設計事務所にデザインを依頼して工事は自社で行う会社もあります。
対応できる工事は広範囲な傾向がありますが、得意な分野があることも多いです。
増改築や外構工事、水回りの改装や部屋・廊下の内装リフォームなどを行える業者が多く、耐震工事やバリアフリー工事などには対応していない業者もあります。
大手のような知名度はなくても、長年リフォームを行っていて実績がある会社であればそれほど心配せずとも安定した施工をしてくれるでしょう。
設計事務所や建築家
設計事務所や建築家は、耐震工事やリノベーション、バリアフリーリフォームなどの大規模工事を得意とする傾向があります。
設計料が別途必要になることもあるものの、細かい要望を聞いてくれる場合も多く、個性的なデザインにしたい場合や、こだわりがある場合におすすめです。
インフラ業者
インフラ業者(水道・電気・ガス供給会社)の系列店でリフォームを行っているところもあります。
それぞれ、水漏れ修理、電気配線工事、ガス配管工事などを行ってくれます。
住宅設備メーカー
住宅設備メーカーは、自社製品を扱う工事店と提携しており、リフォームを依頼することができます。
TOTOやLIXIL、パナソニックやリンナイなどがその一例です。
希望する商品やメーカーが決まっている場合におすすめです。
職人
職人に依頼する方法もあります。それぞれ専門職が細かく分かれていますが、屋根や外壁、内装、建具のリフォームなどを依頼することができます。
リフォームの会社選びにおすすめな「リショップナビ」

リショップナビは、リフォーム会社の比較サイトです。
リフォームのニーズや予算に応じて、地元の加盟審査済みの優良なリフォーム会社を無料で複数社紹介してくれます。
リフォーム会社の選び方12選と比較のポイントを解説

続いては、リフォーム会社の選び方12選と比較のポイントを解説していきます。
希望する内容のリフォームの実績がある業者か
1つ目は、希望する内容のリフォームの実績がある業者かどうかということです。
どの程度の実績がある業者であり、自分が希望するリフォームと同様の実績がある業者かどうか、確認しましょう。
業者によって、得意な工事もあればあまり経験がない工事もあるので、得意としている業者に依頼するようにしましょう。
特にマンションなどの集合住宅をリフォームしたい場合には、集合住宅で施工した実績がある業者に依頼する方が安心です。
経験がなかったり、知識がなかったりする業者に依頼してしまうと、集合住宅の管理規約に違反してしまい問題になってしまう可能性がありますので注意が必要です。
資格を保有している業者か
2つ目は、希望するリフォームに必要な資格を保有している業者かどうかということです。
全ての業者があらゆるリフォームに必要な資格を全て保有しているとは限りません。
請負金額が500万円以下の場合は、水道・電気・ガスなどの工事以外は資格は特に必要ありません。
しかしながら、それぞれの技能に関する資格を持っている業者の方が技術が高く知識を十分に持っている証明になり、安心です。
リフォーム業者が有している可能性がある資格の一例は、以下のとおりです。
- 建設業許可
- 建築士
- 建築整備士
- 施工管理技士
- 電気工事士、電気工事施工管理技士
- ガス主任技術者、ガス可とう管接続工事監督者
- 水道技術管理者、管工事施工管理技士
- インテリアプランナー
- マンションリフォームマネージャー
- 増改築相談員
リフォームに関係する資格は非常にたくさんありますが、多くの資格を有している業者は知識が豊富で安心して依頼することができるでしょう。
業者の提案内容が要望と合っているか
3つ目に、業者の提案内容が自分の要望と合っているかということです。
デザインにこだわりたいのか、機能性にこだわりたいのか、予算第一なのかなど、同じ場所のリフォームであっても依頼したい人によって要望は異なるものです。
こちらの要望に合わせて提案をしてくれているかを確認しましょう。
いくつかのプランを提案してくれるなど、できるだけこちらの要望に寄り添おうとしてくれる業者だとさらに安心です。
見積もりは詳細まで記載されているか
4つ目に、見積もりに詳細まで記載されているかということです。
見積もり書に工事の内容が詳細まで記載されている業者であれば、作業内容を明確に把握することができるので安心です。
見積もり書の内容が専門的で読んでもいまいち分からないというような場合も、契約前に疑問点は全て解消しておくことが大切です。
「工事一式」となっている見積もり書が安かったため契約したという場合でも、後から追加工事が発生し、追加費用が高くなってしまう危険性もあります。
見積もり書を詳細に記載してくれて、説明も十分に行ってくれる業者に依頼するようにしましょう。
他の業者と比較して安すぎないか
5つ目に、他と比較して安すぎないかということです。
費用が安いというのは魅力的なポイントではありますが、他と比較して安すぎる見積もりの業者は、仕上がりに満足できない可能性があり依頼するのは危険です。
安いのには何かしら理由があるはずです。材料の質が悪かったり、作業員の技術がなく素人のDIYのような仕上がりになってしまったりする場合があります。
手抜き工事になってしまう可能性もあるでしょう。極端に安いところには依頼しない方が安心です。
質問に対する回答が的確で明確な業者か
6つ目に、質問に対する回答が的確で明確かということです。
こちらが質問したことに対して、分かりやすく納得がいくまで説明してくれる業者かどうか、判断しましょう。
契約前の段階で意思疎通がうまくできない業者の場合、実際の施工でも思い違いによるトラブルが起こる可能性があります。
信頼できるリフォーム担当者かどうか
7つ目に、担当者が信頼できる人かどうかということです。
担当者とは何度もやり取りをしていく必要があります。時間厳守はもちろん、約束の期日を守ってくれるかや誠実に対応してくれるかもポイントです。
リフォーム後の保証やアフターサービスは充実しているか
8つ目に、保証やアフターサービスは充実しているかということです。
工事中に何か家や家財にキズや汚れが付いてしまったり、リフォーム後に不具合が見つかったりするようなことは、十分にあり得ます。
保証には、国土交通省のリフォーム瑕疵保険に加入している業者もいます。リフォーム後に何か欠陥があった場合でも、保険金で無償で直すことができるので安心です。
アフターサービスでは、数年ごとに定期点検を行ってくれたり、無料で修理を行ってくれたりする業者もあります。
万が一のことを考えて、保証やアフターサービスが充実している業者に依頼するようにしましょう。
リフォーム関係の協議会や協会などに加盟しているか
9つ目に、リフォーム関係の協議会や協会などの団体に加盟しているかということです。
「住宅推進協議会」や「リノベーション住宅推進協議会」、「日本住宅産業リフォーム協会」など、協議会や協会が複数あります。
このような団体に加盟している業者は、質の高い工事を行ってくれる可能性が高いです。
加盟していなくても質の高い工事をしてくれる業者はたくさんありますが、どうしても決めかねる場合は参考にしてみてください。
リフォームを依頼した人の口コミはどうか
その業者の口コミはどうかというのも重要なポイントです。
実際に業者にリフォームを依頼した人の口コミは、参考になります。
先にご紹介した「リショップナビ」でも、加盟業者の口コミが記載されており確認することができるので便利です。
家から近い業者だとなお良い
可能であれば、家から近い業者の方が安心で便利です。
リフォームの内容によっては業者と長い間やり取りする必要があるので、家から近い業者の方が何かあった時でもすぐに相談しやすく安心できます。
中古物件購入+リフォームの場合はワンストップリノベーション業者もアリ
中古物件を購入してリフォームする場合には、ワンストップリノベーション業者もおすすめです。
ワンストップリノベーション業者とは、土地や物件探しから設計、住宅ローンまでワンストップで対応してくれる業者です。
金額はやや高めではあるものの、それぞれ別の業者とやり取りをしなくても済むので、手間を減らすことができます。
リフォーム会社を選ぶ際におすすめの「リショップナビ」

続いて、リフォーム会社を選ぶ際に利用すると便利な「リショップナビ」についてご紹介します。
先にも軽くご紹介しましたが、優良リフォーム会社を比較検討することができるサイトになっています。
カスタマーサポートが会社を選出
リショップナビでは、電話やメール、SMSにてカスタマーサポートに希望するリフォームの詳細を相談すると、カスタマーサポートが要望に合った会社を選出してくれます。
専門スタッフがヒアリングをしてくれるため、疑問点も解消することができ、希望の内容も伝えやすくなっています。
リフォーム業者には加盟審査がある
リフォーム業者がリショップナビに登録するためには、資格や実績・保証などについてリショップナビが独自で定めた厳しい加盟審査を通過する必要があります。
そのため、利用者は安心して会社を選ぶことができます。
独自の安全保証制度がある
リショップナビには、万が一の場合でも独自の保証制度があり、保証してもらうことができるので安心です。
最大5社の見積もりが取れる
リショップナビではカスタマーサポートが提案してくれる会社を最大5社まで一括で見積もりを取ることができるので、効率的に会社を比較検討することができます。
リフォーム会社紹介サイトを利用する際の注意点

リショップナビのご紹介をしましたが、リショップナビのようなリフォーム会社紹介サイトを利用する際の注意点についてもご紹介します。
メリット
メリットとしては、今まで知らなかった優良業者を見つけることができるということです。
自分で1つ1つの会社を調べていかなくても、サイトの方で条件に合った会社を探してもらえるので手間がかかりません。
サイト独自の保証制度などを設けている場合もあるので、そのような場合は安心して依頼することができます。
デメリット
デメリットは、こちらから候補を指定することはできないことと、ネットの一括見積もりで比較検討した後に、実際に現地調査を依頼して見積もりを依頼する必要があるということです。
また、一度に複数の会社とやり取りをする必要があるので、時間に余裕が必要です。
リフォーム失敗談まとめ

続いて、リフォームを実際にやった失敗談についてまとめていきます。
会社選びで失敗することがないように、目を通してみてください。
有名な大手リフォーム会社に頼んだら費用が高くなった
1つ目は、有名な大手リフォーム会社に頼んだら費用が高くなったというケースです。
大手だと安心感がありますが、実際に工事をするのは下請会社であることも多いので、マージンが必要となり費用的には高くなる傾向があります。
工事がずさんだった
2つ目は、工事がずさんだったというケースです。
大手だから大丈夫だろうと依頼したのに、ずさんだったというような場合もあります。
先にもご紹介したとおり、実際に工事をするのは下請会社であるため、大手であれば安心とはならないこともあります。
下請会社は自分たちの会社の名前が出るわけでもなく、また工事費用もマージンを引かれて安く受注しているので、中には手抜き工事をする業者もいるようです。
大手だから安心と思い込まず、複数の会社で比較検討する方が良いでしょう。
訪問営業で決めた
3つ目は、訪問営業で依頼を決めたというケースです。
外壁や屋根などは外からでも見えるため、訪問営業で「修理が必要」と言われることも多いです。
「早く修理しないと雨漏りする」などと言われて焦って契約してしまい、後で料金が高いことに気が付いたり、本当は工事の必要がないことが分かったりすることがあります。
訪問営業が来ても、その場で契約することはせず、他の会社にも話を聞いて比較検討するようにしましょう。
評判だけで決めた
4つ目は、評判だけで依頼する会社を決めたというケースです。
評判が良かったので間違いないだろうと思ったけど、後から考えてみれば提案のセンスが好みでなかったり、進めていくうちにあまり相性が良くないと感じたりすることもあります。
評判を参考にするのは大切ですが、それだけを鵜呑みにしないようにしましょう。
目星を付けている会社があったとしても、複数社の提案を比較検討する方がおすすめです。
紹介で決めた
5つ目は、知人の紹介で会社を決めたというケースです。
知人が良いと言っていただけで決めたり、知人に紹介してもらったのに契約しなかったら悪いという気持ちで決めたりすると後悔する結果になる可能性があります。
実際に知人は良かれと思って紹介してくれたとしても、リフォームの内容によってはその業者があまり得意としない分野だったということもあるでしょう。
紹介だから大丈夫と思わず、提案内容などを勘案して複数の会社で比較検討する方が良いでしょう。
契約を迫られて決めた
6つ目は、契約を迫られて決めたというケースです。
「今日契約すると安くしますよ」などと言われることも多いですが、焦って決めてしまっては、希望するリフォームにならないこともあります。
複数検討してこの会社に依頼したいと思うような場合は良いかもしれませんが、いきなり決めてしまうのは危険ですので比較検討するようにしましょう。
今日の契約を断ってもかなり強引に迫ってくる会社は、かえって依頼しない方が良い会社かもしれませんので注意しましょう。
一社だけで決めた
7つ目は、一社だけで決めたというケースです。
複数の会社に依頼して比較検討するのが面倒で大変だと思ったので、最初に依頼した会社で十分良さそうだったからそこで決めてしまおうと思う人もいるでしょう。
即決でうまくいく場合もありますが、他の会社で同様のリフォームで費用が抑えられたり、もっと素敵なリフォームになったりすることもあります。
後で後悔することがないように、少なくとも3社程度は見積もりを依頼する方がおすすめです。
予算を言わずに決めた
8つ目は、予算を言わずに決めたというケースです。
予算を言わずとも、費用が抑えられてリフォームができるなら何も問題がないように思えるかもしれませんが、予算は業者に伝えていた方が満足なリフォームになるかもしれません。
もう少し予算に余裕があるものの安いし十分と思い決めてしまったものの、実は後少し費用があればもっと快適なリフォームができたという場合があります。
業者は、予算が分からない場合は、費用的に抑える提案をすることが多いです。
せっかくリフォームをするのであれば、少し予算を上げたプランも確認する方が、後になって満足のいくリフォームになる場合もあります。
リフォーム会社の選び方まとめ

今回は、リフォーム会社の選び方について詳しく解説しました。
リフォームは人生の中でそれほどたくさん経験することではないので、せっかくするのであれば、素敵なリフォームにしたいですね。
依頼する会社選びはとても大切なので、ぜひ今回の記事を参考に会社選びを進めてみてください。