フローリング張替えはどこに依頼したらいい？ メリットや注意点もご紹介
2023年09月11日
フローリングの張り替えには、段差や腐食を解消できるメリットや床なりが防げるという効果がありますが、DIYで行うには少しハードルの高い作業になります。
そこで本記事では、フローリング張り替え業者に依頼した方がいいメリットや業者の選び方、費用の相場や注意点を解説します。
この記事の監修者
NPO法人日本ハウスクリーニング協会会員
ホームクリーンセンター店長。建築業界現場監督32年の経験・親切丁寧なサービスが売り。
【保有資格】NPO法人日本ハウスクリーニング協会会員／一般社団法人日本エアコンクリーニング協会会員
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フローリング張替えにはどんなメリットがある？
フローリング張替えには、いくつかのメリットがあります。
以下では、それぞれのメリットについて詳しく説明します。
段差を解消できる
フローリング張替えの最大のメリットは、床面の段差を解消できることです。
床面に段差がある場合、歩く際につまづいたり、転倒したりする危険があります。
また、段差があると家具の移動や配置に制限が生じたり、視覚的に部屋が狭く見えたりする場合もあります。
フローリング張替えによって、床面の段差をなくすことで、安全性や利便性が向上し、部屋の使い勝手も良くなります。
ただし、フローリング張替えによって段差を解消する場合は、既存の床を剥がしてから新しいフローリングを張る必要があるため、工事費用がかかることに注意が必要です。
下地の腐食を修繕できる
床下には配管や電気配線などの設備が通っており、時には水漏れや結露によって床下が腐食してしまうことがあります。
腐食が進行すると、床面に凹凸やへこんだ部分ができたり、床が傾いたりすることがあります。
このような場合、床下の修繕が必要ですが、床面のフローリングを張替えることで、下地の腐食を修繕することができます。
また、床下にカビが発生している場合も、フローリング張替えによってカビの発生を防ぐことができます。
カビは健康被害を引き起こす可能性があるため、定期的な点検や清掃が必要ですが、フローリング張替えはその対策の一つとして検討できます。
床鳴りを解消できる
床鳴りは、足音や家具の移動などの日常的な生活音によって、不快な騒音になることがあります。
また、床鳴りが激しい場合、下の階に迷惑をかけてしまうこともあります。
そのため、床鳴りを解消することは、快適な生活環境を保つためにも重要です。
床鳴りが激しい場合は、フローリング張替えによる解消だけでなく、床下の補強工事が必要な場合もあります。
床下の構造や状態を確認し、適切な対策を行うことが大切です。
デザイン性の向上
フローリングを張り替えることで、新しいデザインや色を選ぶことができます。
これにより、古いフローリングと比較して、新しいフローリングが部屋に合わせた雰囲気やインテリアにマッチするようになることができます。
防音性の向上
フローリングを張り替えることで、床下の防音材の張り替えや追加ができます。
これにより、下階への音の漏れを軽減することができ、自分たちや隣人にとって快適な生活環境を実現することができます。
フローリング張替えにはどんなデメリットがある？
フローリング張替えには、メリットだけでなくデメリットも存在します。
以下に、主なデメリットについて説明します。
工期が長い
フローリング張替えは、古いフローリングを撤去し、下地を修繕してから新しいフローリングを張り付けるため、工期が比較的長くなります。
特に、床下の状態が悪い場合は、補修作業が必要になるため、工期がさらに長くなることがあります。
そのため、工事期間中は、生活の中で床面を使用できなくなるため、生活スタイルを変えたり、一時的な宿泊場所を確保する必要がある場合もあります。
施工費用が高い
フローリングの張替えには、材料費や人件費などの費用がかかります。
特に、床下の状態が悪い場合や、床面の面積が広い場合は、費用が高額になることがあります。
また、施工費用に加え、床面の維持管理や、定期的なメンテナンス費用も必要になることがあります。
ただし、フローリング張替えには、住宅の資産価値を高めたり、快適な生活環境を実現するメリットがあるため、コストパフォーマンスを考慮したうえで、施工を検討することが大切です。
また、施工業者や材料メーカーに相談することで、予算内で最適な施工方法を選ぶことができます。
フローリングの張り替えは自分でもできる？やり方や手順
フローリングの張り替えはDIYで行うこともできますが、専門的な知識や技術が必要であり、失敗すると大変な費用や手間がかかることもあるため、注意が必要です。
以下では、準備すべき道具と一般的なフローリングの張り替えの手順をご紹介します。
フローリングの張替えDIYに必要な道具
- ハンマー
- フローリング用の接着剤
- 両面テープ
- ノコギリ
- ドリル
- ジグソー
- 測定器（水準器、定規等）
- 張り替え用のフローリング
フローリングの張替えDIY手順
床の上に置いてある家具をどかす
まずは、張り替え対象のフローリングの上においてある家財道具を移動します。
この際、近くに置いておくと、張り替え作業によって汚れてしまう可能性があるため、なるべく離れた場所に移動しましょう。
床材の撤去
続いて古いフローリングを取り外します。
フローリングの下にある下地や床材に問題がなければ、そのまま上に新しいフローリングを敷くこともできます。
この場合は簡単に張り替えが完了します。
また床材を撤去する際には、クワやハンマーを使って丁寧に外します。
床面の調整
床が水平かつ垂直になっていることを確認します。
必要に応じて、床面を平らに調整します。
床材の測定
フローリングの厚さと必要な量を測定します。
万が一張り替え後のフローリング足りないと困るので、この時余分に購入することをおすすめします。
床材の取り付け
フローリングを取り付けます。
フローリングの接着剤や両面テープを使用し、正確な測定と緻密な加工が必要です。
フローリングのサイズを調整するために、ノコギリやジグソーを使用する場合もあります。
張り替えの完了
フローリングの取り付けが完了したら、床面を清掃し、家具や家電製品を移動させます。
以上が、フローリングの張り替えの一般的な手順ですが、フローリングの材質や床下の状態によって手順は異なります。
また、DIYで行う場合は、安全に十分配慮し、必要な知識や技術を身につけることが大切です。専門業者に依頼することも検討してみてください。
フローリングの張替えを自分で行う場合のデメリット
フローリングの張替えを自分で行う場合には、以下のようなデメリットがあります。
技術が必要
フローリングを張替えるには、適切な技術が必要です。
特に、床下地を見極めたり、正確にカットしたりする必要があります。
DIYでのフローリング張り替えは、慣れていない人にとっては非常に難しい作業となることがあります。
費用がかかる
DIYでフローリングを張替える場合、必要な材料や工具を揃える必要があります。
特に、床下地の修復など、追加的な工程が必要になる場合は、予算が大幅に増えることがあります。
時間がかかる
DIYでフローリングを張替える場合、一般的に時間がかかることがあります。
初めての人にとっては、予想以上の時間がかかることがあります。
また、作業途中でトラブルが発生することもあるため、スケジュールに余裕を持って取り組む必要があります。
品質が落ちる
DIYでフローリングを張替える場合、プロの技術や経験に比べて、品質が低下することがあります。
フローリング材のカットや、接着剤の塗布、継ぎ目の処理など、正確な作業が求められます。
こういった作業をする際にミスがあった場合は、品質が低下することがあります。
フローリング張替えの費用相場は？
フローリング張替えの費用相場は、作業の内容や使用する材料によって異なります。
以下に、一般的なフローリング張替えの費用相場を紹介します。
フローリング材料費
フローリングの種類やグレードによって異なります。
材質やデザインによって、1平米あたり3,000円〜5,000円程度が目安です。
撤去費用
古いフローリングの撤去には、床材の種類や面積、床下の状態によって費用が異なります。
一般的に、1平米あたり500円〜1,000円程度が目安です。
下地補修費
床下の状態や下地の種類によって費用が異なります。
床下が湿気を含んでいたり、下地が腐食していた場合は、補修が必要になります。
1平米あたり1,000円〜2,000円程度が目安です。
施工費
フローリングの種類や施工方法、面積などによって費用が異なります。
一般的に、1平米あたり2,000円〜4,000円程度が目安です。
以上のように、フローリング張替えの費用は、作業の内容によって異なるため、事前に業者に見積もりを依頼することが重要です。
また、安価な業者を選ぶと、施工の品質や保証期間が不十分な場合があるため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
フローリング張替えを安く抑えるポイントは？
フローリング張替えは、一般的に高額な費用がかかるため、費用を抑えるための工夫が必要です。
以下に、フローリング張替えを安く抑えるポイントを紹介します。
複数業者に相見積もりを取る
フローリング張替えを行う場合は、業者によって価格や施工方法が異なるため、複数の業者に相見積もりを取ることが大切です。
業者によっては、材料や施工方法を工夫することで、費用を抑えることができる場合があります。
また、金額交渉時に他の業者の見積価格を提示することで、それより安い金額で施工してくれるケースなどもあります。
張り替え範囲を明確にする
フローリング張替えを行う際には、張替える範囲を明確にすることが重要です。
部屋全体を張替えるのではなく、必要な部分だけを張替えることで、費用を抑えることができます。
お金に制限がある場合は、優先順位を判断し家の中でも張り替え優先度の高い床のみを張り替えましょう。
補助金や助成金を活用する
フローリング張替えの費用を抑えるためには、補助金や助成金を活用することができます。
自治体や国からの補助金や助成金を受け取ることができる場合がありますので、調べてみることをおすすめします。
以下では具体的に活用できる可能性のある補助金や助成金をご紹介します。
地方自治体の住宅リフォーム補助金
地方自治体では、住宅のリフォームを行う場合に補助金を支給している場合があります。
フローリング張替えに関しても、補助金が支給される場合がありますので、自治体のホームページなどで確認してみると良いでしょう。
参考：住宅リフォーム推進協議会
国土交通省の長期優良住宅化リフォーム推進事業
国土交通省では、住宅の劣化対策・耐震性向上・省エネ対策や三世代同居対応・子育て世帯向け改修工事など、既存住宅の長寿命化や性能向上などのリフォームを支援する事業を行っています。
フローリングの張替えに関しても、断熱などの素材を利用する場合や子育て・三世代同居に関連するリフォームなどは支援の対象になる場合があります。
資源循環型社会形成支援事業
資源循環型社会形成支援事業では、住宅リフォームに対して補助金を支給しています。
フローリング張替えに関しても、古材のリユースなどの取り組みを行う場合には、補助金が支給される場合があります。
繁忙期を避ける
フローリング張替えを行う際には、業者の繁忙期を避けることもポイントです。
一般的に、年末年始や夏休み前後は工事が混雑し、費用が高くなる傾向があります。
繁忙期を避けることで、業者の余裕がある時期を狙うことができます。
フローリング張替え業者を選ぶポイントは？
フローリング張替え業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。
リフォーム内容が明確か
フローリング張替えの際には、
・どのような素材を使用するのか
・張り替え範囲はどのくらいか
・リフォーム後の仕上がり具合はどうなるのか
などの細かい内容が明確に伝えられるかどうかが重要です。
しっかりとヒアリングしてくれて、納得のいく提案ができる業者を選ぶことが大切です。
料金プランが明確か
フローリング張替えの料金は、素材の種類や張替え範囲、作業内容などによって異なります。
業者によっては、リフォームの見積もりに含まれていない費用が後から請求されたりすることもあります。
事前にしっかりと料金プランを提示してくれる業者を選ぶことが大切です。
口コミの評判がいいか
フローリング張替え業者の口コミは、その業者の信頼性や技術力を知るうえで非常に重要です。
複数の業者を比較する際には、インターネット上の口コミサイトや、知人や家族などに聞くなどして、その業者の評判を調べることが大切です。
リフォーム実績は豊富か
フローリング張替えの施工実績が豊富な業者は、技術力が高く信頼性が高いと考えられます。
実際にリフォームを行っている業者であれば、現場の状況にも慣れており、スムーズな施工が期待できるでしょう。
複数の業者を比較する
フローリング張替え業者は数多く存在しますが、それぞれの業者の得意分野や特徴は異なります。
複数の業者を比較することで、自分に合った業者を選ぶことができます。
業者の見積もりや提案内容を比較し、総合的に判断することが重要です。
保証内容やアフターサポートについて確認する
フローリングの張替えは、長期間にわたって使用するためには信頼できる業者を選ぶことが大切です。
そのため、業者が提供する保証内容やアフターサポートについて確認することが重要です。
業者によっては、一定期間内であれば無料修理や保証期間の延長などの特典を提供することもあります。
施工実績や技術力をチェックする
フローリングの張替えは、施工に技術力が必要です。
そのため、業者の施工実績や技術力をチェックすることが大切です。
業者のホームページに施工実績が掲載されている場合は、その実績をチェックしてみましょう。
また、施工前後の写真を掲載している業者もありますので、実際の仕上がりを確認することができます。
業者とのコミュニケーションがしやすいか
フローリングの張替えは、業者とのコミュニケーションがスムーズに行えるかどうかも重要なポイントです。
業者とのやりとりでわからないことがあった場合、すぐに質問や相談ができる業者を選ぶことがおすすめです。
また、業者の対応が適切かどうかも見極めることが大切です。業者とのコミュニケーションを重視して、信頼できる業者を選びましょう。
フローリング張替えの業者選びにおすすめ「リショップナビ」
フローリングの張り替え業者を選ぶ場合、自分で複数の業者に依頼するのではなく、一括で見積もりをとってくれるサービスを利用することをお勧めします。
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見積もり件数No.1
リショップナビは、リフォーム業界において最も多くの見積もり件数を誇ることが、2021年2月にリフォーム産業新聞によって実施された「リフォームマッチングサイトアンケート調査」によって証明されました。
これは、多くのお客様に選ばれ、信頼されていることを示すものです。
そして、フローリングの張替え以外にも、家に関する様々なお悩みを解決に導いてきた実績があります。そのため、リショップナビは非常に信頼性が高いと言えます。
もし、業者選びに迷っている場合は、まずはリショップナビに相談してみることをおすすめします。
リフォームの事例が豊富
リショップナビでは、フローリングの張り替えに関する事例を始め、様々なリフォームの事例が豊富に紹介されています。
例えば、
・どのようなフローリングに張り替えたのか
・費用はいくらかかったのか
・どのように張り替えが行われたのか
といった事例が詳しく掲載されています。
これらの事例を参考にすることで、ご自身の家の状況と似た状況を探すことができ、費用の目安を知ることができます。
また、リショップナビにはフローリングの張り替え以外にも、様々なリフォームの事例が豊富に掲載されています。
家のリフォームを検討している方には、非常に役に立つ情報が満載です。
フローリング張替えを行う際の注意点は？
フローリングを張替えると、床の美しさや耐久性が向上するだけでなく、部屋全体の雰囲気を変えることができます。
しかし、張替え作業を行う前には注意点があります。以下に、フローリング張替えを行う際の注意点を示します。
フローリングの厚さを確認する
フローリングを張替える前に、床材の厚さを確認することが重要です。
床材の厚さが違うと、床面が高くなるため、ドアの開閉が制限されたり、床と家具との高低差が生じたりすることがあります。
また、床材の厚さによって、床暖房や断熱材の設置など、施工方法にも影響を与えます。
フローリングの材質を確認する
フローリングには様々な材質があります。
代表的なものに無垢フローリングや複合フローリングがありますが、それぞれの材質によって特性が異なります。
例えば、無垢フローリングは表面に傷がつきやすく、複合フローリングは水に弱いといった特徴があります。
そのため、床材の材質に応じたメンテナンスが必要です。
複合フローリングとは
複合フローリングは、木材と樹脂を混ぜ合わせた床材です。
木材と樹脂の割合によって、質感や耐久性が異なります。複合フローリングは無垢フローリングよりも耐水性が高く、汚れがつきにくいというメリットがあります。
無垢フローリングとは
無垢フローリングは、一枚の木材を削り出した床材です。
天然の木材を使用しているため、木目や色合いが豊富で、自然な風合いがあります。
また、木材の表面を研磨することで、表面硬度が高くなり、傷がつきにくくなります。
賃貸物件の場合は規約を確認する
フローリングの張替えを行う場合、賃貸物件の場合は契約書や賃貸借規約などに注意が必要です。
多くの場合、大規模なリフォーム工事は禁止されている場合があります。
そのため、事前にオーナーなどに相談して許可を得る必要があるか、もしくは張替え前に必要な手続きや条件を確認しておく必要があります。
まとめ
フローリングの張り替えは段差や床なりの解消、下地の修繕といったメリットがあるため実施を検討する人が多いですが、素人には難しい作業なため専門家へ依頼することが望ましいです。
フローリングの張り替え業者をお探しの方はぜひリショップナビを活用しましょう。
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リショップナビを活用してフローリングの張り替えをおこないましょう！
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