年収1000万円以上の場合でも17.6%が積極的と回答。夫の年収と家事負担の関係性を調査

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夫が高年収であるほど家事をせず、妻の家事負担の割合が大きくなってしまうという問題を抱えている家庭は多いのではないでしょうか。そこでカジドレでは、インターネット上にて「夫は家事をどのくらい行うのか」という内容で夫の年収別にアンケート調査を実施してみました。また、「家事をしない夫への対処法」という内容でもアンケートをとってみました。(協力:株式会社エフェクチュアル)

夫が全く家事をしない割合は、夫の年収が500万円未満の場合は10.5%、500~1000万円の場合は13.3%、1000万円以上の場合は17.6%という結果になりました。また家事をしない夫への対処法は簡単な家事から頼んでみるが30.4%と最も多くの回答を集めました。

夫がなかなか家事へ協力してず悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

夫は家事をどのくらい行うのか

本アンケートでは夫が家事をどのくらい行うのか調査するために「夫0:妻100」「夫25:妻75」「夫50:妻50」「夫25:妻75」「夫100:妻0」と夫の家事へのコミット率を用いたメトリクスでアンケートを実施しました。調査結果が図.1となっております。

図.1 年収別夫の家事へのコミット率

夫の年収が500万円未満の場合家事を全くしない「夫0:妻100」が10.5%、500~1000万円の場合では13.3%、1000万円以上の場合では17.6%という結果となり、夫の年収が上がるにつれて夫が全く家事をしない割合は高くなっていく傾向が確認できました。また夫が家事を全くしない「夫0:妻100」と家事を少しだけ手伝う「夫25:妻75」を合わせると、どの年収帯でも85%を超えていて、夫の年収が上がるにつれてその割合も高くなることが判明しました。

「夫は仕事が忙しく、休日は資格の勉強もあるので、家事はほとんどできていません。」(回答者:30代女性 年収500~1000万円のケース)。「夫の仕事はかなり激務で、休日に会社に呼び出しを食らうこともあるので、なかなか家事をやってもらう時間がありません。」(回答者:40代女性 年収1000万円以上のケース)。年収が上がるにつれて、資格の勉強や休日も仕事をする必要があるといった理由から家事をしない割合が高くなっていると考えられます。

家事をしない夫への対処法

続いて家事をしない夫への対処法の調査結果をみていきます。図.2が調査結果です。

図.2 家事をしない夫への対処法

簡単な家事から頼んでみるという回答が30.4%と最多でした。「夫はなかなか家事をする時間がないので、短時間でもできる簡単なゴミ出しやお風呂掃除などを頼むようにしています。」(回答者:30代女性)。

また、家事をしてくれたら感謝するが23.9%の回答を集めました。「どんな家事でもやってくれたらありがとうと言っています。感謝を伝えるだけでも旦那にとってはモチベーションになっているようです。」(回答者:60代女性)。

さらに一緒に家事をしようと伝える、しっかりと二人で話し合うという回答がそれぞれ19.6%、15.2%でした。「家事を頼むよりも一緒にやろうと伝えると夫は引き受けてくれます。調理や掃除なども最近は二人でやっています。」(回答者:30代女性)。「夫があまりにも家事をやらないので、一回二人で真剣に家事について話し合いました。久しぶりに二人で腹を割って話し合いましたが、気持ちが伝わったのか夫は家事を引き受けるようになりました。」(回答者:50代女性)。

まとめ

今回の「夫は家事をどのくらい行うのか」の調査結果では夫の年収が上がるにつれて、家事をしない割合が高くなる傾向が確認できました。また「家事をしない夫への対処法」の調査結果では簡単な家事から頼んでみるという回答が最多で他にも様々な回答が見られました。夫が家事へあまりコミットしてくれず、悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

家事代行比較サイトカジドレは、家事代行活用により利用者の皆様がより便利に生活できるようサービスの充実に努めてまいります。



【調査実施期間】
2021年10月8日~10月15日
【調査対象者】
全国の結婚している世帯の女性配偶者
【調査方法】
インターネット調査
(株式会社エフェクチュアル調べ)
【有効回答数】
149人
【世帯年収別サンプル数】
  500万円未満: 38人
  500万円〜1000万円未満: 60人
  1000万円以上: 51人

※本記事の調査結果をご利用頂く際は、以下を必ず明記してください。
 出典:家事代行比較サイト『カジドレ』

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