ごきぶりホイホイの効果はどれくらい？効果的な使用法や設置場所を徹底解説！
2023年03月09日
家の中に突如として現れるゴキブリに悪戦苦闘した経験はありませんか？できるなら、見たくないという人が多いことでしょう。
ゴキブリの捕獲方法の例として「ごきぶりホイホイ」という簡単に捕獲できるアイテムがあります。ごきぶりホイホイとは一体どんな仕組みとなっているのでしょうか？
また、ごきぶりホイホイを効果的に使用する方法や、設置したけど捕まらないという方にのためにも詳しく解説していきます。
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ごきぶりホイホイってどんな仕組み？
「ごきぶりホイホイ」は1973年にアース製薬から販売が開始された製品です。正式な商品名は「ごきぶりホイホイ」という名前となっています。まさに、ゴキブリがホイホイと簡単に捕れるといった商品となっています。
では、一体どうやってゴキブリを捕獲することができるのでしょうか？ごきぶりホイホイの仕組みについてみていきましょう。
ごきぶりホイホイは殺虫剤ではなく捕獲器
ごきぶりホイホイというのは、ゴキブリを退治するための殺虫剤ではなく、ゴキブリを捕らえるための捕獲器となっています。
殺虫剤や毒エサのようにそれだけでゴキブリを殺すものではなく、ゴキブリをおびき寄せて捕らえるための罠という仕組みとなっています。
ゴキブリが好む誘引剤を使用
ゴキブリをおびき寄せて捕まえるごきぶりホイホイには、ゴキブリが好む誘引剤がシートの真ん中に設置されています。この誘引剤の匂いによってゴキブリは引き寄せられているのです。
ゴキブリが好む匂いを再現した誘引剤には、牛肉・エビ・玉ねぎなどの風味が使用されています。ゴキブリの敏感な嗅覚が誘引剤の匂いをキャッチしてごきぶりホイホイの中に入ってくるのです。
足拭きマットと強力粘着シートで捕獲
ごきぶりホイホイの入り口には足拭きマットが設置されています。ゴキブリの足は油などで汚れていることが多いため、拭き取るためのマットが敷いてあるのです。
そして、足拭きマットで綺麗になったゴキブリが匂いにつられて中に進むと、強力な粘着シートで身動きを取れなくなってしまいます。最近では粘着シートがでこぼこ状になっており、さらに捕獲力が増しています。
捕獲後はそのまま捨てる
ごきぶりホイホイの中に見事ゴキブリを捕らえることができたら、上部のつまみを持ちそのまま捨てることができます。ゴキブリを触ることなく捨てることができるため、衛生的です。
どのくらい捕獲できたのかも一目でわかるのも特徴ですが、ゴキブリ自体を見たくないという方にも配慮されており、見ることなく捨てることもできます。
ごきぶりホイホイを効果的に使う方法は？
ごきぶりホイホイを適当に設置しても効果を得ることができません。ゴキブリを捕まえることができる場所に設置することで、効果的に捕獲することができます。他にもごきぶりホイホイを効果的に使用する方法をみていきましょう。
ごきぶりホイホイの効果的な置き方
ごきぶりホイホイを効果的に使うコツとして、置き方が大切となってきます。1個設置するだけではなく、複数のごきぶりホイホイを設置することで、捕獲率も一気に上がっていきます。
ゴキブリの好む場所は、暗い場所や湿度が高くジメジメした場所などがあります。さらには、ゴキブリのエサが手に入りやすいキッチンのシンク下や冷蔵庫の裏などに置くのも効果的です。
このようにゴキブリが好む場所に、複数のごきぶりホイホイを設置することで、効果的に捕獲することができるのです。
侵入経路を塞いでおく
ごきぶりホイホイで捕獲したとしても、ゴキブリは外にたくさん生息しています。小さな隙間を見つけて家に入ってきてしまうため、捕まえてもキリがなくなってしまいます。
そのため、ゴキブリが家に入ってこないように侵入経路を塞いでおく必要があるのです。エアコンの室外機ホースから入ってくることもあるため、専用のキャップなどで塞いでおくのも効果的です。
ごきぶりホイホイの使用期限を守る
ごきぶりホイホイの粘着シートはホコリや乾燥で徐々に効果が弱まってきます。そのため、ごきぶりホイホイの使用期限は約1ヶ月程度となっています。
使用期限を過ぎて使っていると、ゴキブリを捕獲することが出来なくなってしまうため、ゴキブリが捕まっていなくても新しい物に交換しましょう。
家の掃除をする
ゴキブリは食べ物のカスなどを好物にして生きているため、家の中にゴキブリのエサとなるゴミが落ちていると、そちらに群がってしまいごきぶりホイホイの効果は半減してしまいます。
ごきぶりホイホイを設置する前に、家の中を綺麗に掃除することで、ごきぶりホイホイの誘引剤の効果もより発揮できることとなります。
ごきぶりホイホイは効果ない？捕まらない理由は？
ごきぶりホイホイを設置したのに、なかなかゴキブリを捕獲できない時はありませんか？ごきぶりホイホイに効果がないのかと心配になる方もいることでしょう。では、ゴキブリが捕まらない理由には何があるのでしょうか。
ゴキブリがいない綺麗な家
ごきぶりホイホイにゴキブリが捕まらない理由として、ゴキブリがいない綺麗な家であることが考えられます。
ゴキブリ自体を家の中で見ない方は、家の中にゴキブリがいないため、捕まらないということです。
ごきぶりホイホイの置き場所に問題がある
ゴキブリは家の中で見るのに、ごきぶりホイホイで捕獲できないという方は、設置している場所に問題があるのかもしれません。
ゴキブリが通りそうな場所に設置することで効果を発揮するため、やみくもに置いてしまっても効果が得られません。予防的な置き方ではなく、捕獲器として設置することが、ゴキブリを捕まえるための最善策となります。
粘着シートの使用期限が切れている
ごきぶりホイホイの粘着シートは使用期限が約1ヶ月程となっています。粘着シートにホコリがついたり、乾燥したりすることで、粘着シートの効果も薄れてしまうのです。
ゴキブリが中に入ってきても粘着シートが弱まっていると、ゴキブリを捕獲することができずに逃げてしまいます。設置する時には使用し始めた日付を書き、期限を守るようにしましょう。
ごきぶりホイホイの誘引剤は屋外のゴキブリを引き寄せる？
ごきぶりホイホイを設置すると、誘引剤の匂いに引き寄せられて、家の外にいたゴキブリも集まってしまうのではないか、という疑問を持っている人もいるのではないでしょうか？
しかし、ごきぶりホイホイの誘引剤は屋外のゴキブリを引き寄せるほど強力ではありません。設置してある周辺にいるゴキブリを、おびき寄せるくらいの匂いを発しているため、屋外のゴキブリには効果がないのです。
ゴキブリの撃退法には毒エサもオススメ！
ゴキブリを撃退する方法には毒エサもオススメです。この毒エサは食べてすぐに死ぬものではなくて、徐々に死んでいくので、巣や物陰で死んでいることが多くあります。
ゴキブリを巣ごと駆除できる
ゴキブリが毒エサを食べ巣に戻ってから死ぬと、その毒エサを食べたゴキブリの排泄物や死骸を、仲間が食べることで、食べたゴキブリにも毒エサの効果が発揮されます。
さらには、卵を持ったメスが毒エサを食べると、卵にも効果があるため、卵も駆除することができます。1匹のゴキブリが毒エサを食べることで、巣ごと駆除することも可能となるのです。
手作りホウ酸団子も効果的
ゴキブリを駆除するためにお金を掛けたくないという人には、ホウ酸を使い手作りで作る毒エサもあります。ホウ酸と一緒にゴキブリが好む玉ねぎや砂糖をまぜて使うことで、より効果を発揮します。
一度にたくさんの量を作ることができるため、ゴキブリがいそうなキッチンや水回りなどに複数個置くことでより効果的となります。ただし、ペットがいる場合は誤飲の可能性もあるため、置き場所には注意して下さい。
ゴキブリを根絶したい方はプロにお任せする方法もある！
ごきぶりホイホイは置いておくだけでゴキブリを捕獲することができ、手を汚さずに捨てることができます。あくまで捕獲器としてのアイテムなため、完全に駆除できるわけではありません。
そのため、毒エサと併用することで巣ごと根絶することも可能となってきます。しかし、素人では駆除にも限界があるため、家の中のゴキブリをすべて駆除したいという方には、プロの駆除業者に依頼するのもオススメです。
家の中を綺麗にクリーニングすることもゴキブリを繁殖させない方法となります。ゴキブリを家の中から根絶して、快適な暮らしを得るためにも様々な方法を使って解決していきましょう。
