買ってはいけないブルーレイレコーダーとは?失敗しないブルーレイレコーダーの選び方とおすすめモデル5選
2023年08月04日
見たいテレビ番組を録画する際に便利なのがブルーレイレコーダーです。しかしブルーレイレコーダーには買って後悔をする「買ってはいけないブルーレイレコーダー」があることをご存知でしょうか。
現在のブルーレイレコーダーには、テレビ番組を録画する以外にも多くの機能が搭載されているのです。ニーズに合わないブルーレイレコーダーを買ってしまうと、「録りたい番組が録れない」や「お気に入りの番組を消さなければならない」といった問題が発生します。
この記事では、そんな買ってはいけないブルーレイレコーダーの特徴をまとめます。さらにそれぞれのニーズに合わせたおすすめのブルーレイレコーダー5選も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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カジドレ編集部おすすめのブルーレイレコーダー3選
パナソニック DMR-2W51 | シャープ 2B-C10DW1 | ソニー BDZ-FBW1100 | |
---|---|---|---|
価格相場 (税込) | 37,398円 | 40,800円 | 61,979円 |
HDD容量 | 500GB | 1TB | 1TB |
チューナー数 | 2 | 2 | 2 |
4k放送録画 | 不可 | 不可 | あり |
4K Ultra HD ブルーレイ | 不可 | 不可 | あり |
スマホ連動機能 | あり | あり | あり |
SeeQVault | あり | あり | あり |
買ってはいけないブルーレイレコーダーの特徴は?
買ってはいけないブルーレイレコーダーの特徴とは何なのか。ブルーレイレコーダーといってもその種類は多く、よく調べずに買ってしまうと後悔してしまうことがあります。
ブルーレイレコーダーにはさまざまな特徴がありますが、以下のポイントには気をつけましょう。
買ってはいけないブルーレイレコーダーの特徴
- チューナーの数が少ない
- 画質が悪くなる
- データ移行が複雑
- 再生専用のブルーレイプレイヤー
チューナーの数が少ない
チューナーの数が少ないブルーレイプレイヤーは買わないことをおすすめします。
チューナーの数とは、ブルーレイレコーダーが同時に録画できる番組の数です。チューナーの数が少ないと「家族で録りたい時間帯が重なった」や「放送時間の変更で部分的に録画できなかった」などの問題が生じます。
チューナーの数は後付けなどで増やすことができません。購入後の後悔を防ぐためにも、チューナーの数は多いものを選びましょう。
画質が悪くなる
ブルーレイレコーダーは、長時間録画を行うと画質が低下してしまうモデルがあります。せっかく録画した長時間番組が低画質で録画されてしまう可能性があります。
一方で最近ではデータ圧縮技術の進歩により、長時間番組であっても高画質での録画が可能です。
映像技術が進歩した現代では、私たちの目は高画質映像に慣れています。「自分は画質にこだわりはない」という人も実際に低画質での視聴は大きなストレスになりかねません。
データ移行が複雑
ブルーレイレコーダーを買い替える際にデータ移行ができない、または移行手順が複雑なモデルは買わない方がいいでしょう。ブルーレイレコーダーには、古いものから新しいものにデータを移行できるモデルがあります。
データ移行ができないモデルを購入してしまうと、何年もの間録ってきたお気に入りの番組や映像を消してしまうことになります。
データ移行機能がなくても、外付けハードディスクにデータを移し、新しいブルーレイレコーダーに入れなおすことも可能です。
しかし外付けハードディスクという本来必要ないものを買う必要があるため、最初からデータ移行機能搭載モデルの購入をおすすめします。
再生専用のブルーレイプレイヤー
ブルーレイレコーダーと似た商品にブルーレイプレイヤーがあります。ブルーレイプレイヤーには再生機能のみで録画機能が搭載されていません。
ブルーレイプレイヤーはブルーレイレコーダーに比べて安価なため、録画機能がないことに気づかずに購入してしまうケースがあります。
ブルーレイプレイヤーと記載のあるモデルには気をつけましょう。
ブルーレイレコーダーのメリット
ブルーレイレコーダーには注意すべき点もありますが、当然メリットも多くあります。買ってはいけないブルーレイレコーダーに注意して購入することで、好きな番組を長く楽しむことができます。
録画番組をディスクに保存できる
ブルーレイレコーダーにはテレビ番組を録画するだけでなく、録画した番組をディスクに保存することができます。ブルーレイレコーダーの容量がいっぱいになった時や、お気に入りの番組をディスクに残したい時などに便利な機能です。
ブルーレイ、DVDの再生が可能
ブルーレイレコーダーは番組の録画だけでなく、DVDやブルーレイの再生が可能です。現在はVOD(動画配信サービス)の普及により、DVDやブルーレイを見る機会は減っています。
しかし映画や音楽ライブなど、DVDやブルーレイでしか視聴できないものがあるのも事実です。DVDやブルーレイが見れることはメリットのひとつです。
撮影した動画の視聴・保存が可能
多くのブルーレイレコーダーには、デジタルカメラやビデオカメラで撮影した映像を視聴・保存する機能があります。撮影した映像の保存はPCで行うことも可能です。
しかしブルーレイレコーダーに保存することで、見たい時にすぐテレビの大きい画面で見ることができます。
家族のホームビデオなど、見たい時にみんなで一緒に見れるというのはブルーレイレコーダーの魅力のひとつです。
ブルーレイレコーダーを購入するときのポイント
買ってはいけないブルーレイレコーダーを買わないために、注意するポイントはなんでしょうか。
ここからは後悔しないブルーレイレコーダー選びの8つのポイントをご紹介します。
買ってから後悔してしまう、購入時には見落としがちなポイントばかりです。ブルーレイレコーダーの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
ポイント①:HDD容量はいくつか
ブルーレイレコーダーを購入する時には、まずHDD(ハードディスク)の容量を確認します。HDD容量が大きいと、より多くの時間録画が可能です。
ブルーレイレコーダーの録画できる時間は、HDD容量と映像の圧縮モードによって異なります。高画質な映像を録画する場合、より多くのHDD容量が必要なため、予算の中でよりHDD容量の大きなモデルを購入することがおすすめです。
一般的なHDD容量と録画可能時間の目安
500GB | 約60時間 |
1TB | 約130時間 |
2TB | 約260時間 |
4TB | 約500時間 |
ポイント②:チューナー数は十分か
ブルーレイレコーダーを買う際の2つ目のポイントは、チューナーの数です。チューナーの数とはそのブルーレイレコーダーが同時に録画できる番組数を表します。チューナーの数が複数あると、「家族で録りたい番組が重なった時」や「スポーツ番組などが延長になった時」などに録りたいすべての番組の録画が可能です。
最近のブルーレイレコーダーではチューナー数2の2番組同時録画モデルが主流です。大家族など録りたい番組が複数重なる可能性がある方には、3つ以上のチューナー数のモデルも存在します。
ポイント③:録画用の圧縮技術は搭載されているか
ブルーレイレコーダーには、高画質のまま長時間録画が可能な圧縮技術を搭載したモデルがあります。通常のブルーレイレコーダーには「2倍」「3倍」など画質を落としての録画が可能です。
画質を落として録画することで、少ないHDD容量でも多くの時間録画できるメリットがあります。しかし長時間録画をするほど、画質は低下してしまいます。
圧縮技術搭載モデルであれば、画質を落とすことなく、長時間の録画が可能です。
ポイント④:ネットワークとの接続は可能か
最近のモデルには、ネットワークに接続ができるものが存在します。インターネットに接続したブルーレイレコーダーは、録画番組を別の部屋のテレビで見ることが可能です。
またブルーレイレコーダーがVODサービス対応モデルであれば、テレビで映画やドラマ、アニメを楽しめます。
またネットワークへの接続を検討している場合、ブルーレイレコーダーが無線LANに対応しているかどうかも確認しましょう。有線LANのみの対応ではブルーレイレコーダーの置き場所が制限されてしまいます。
ポイント⑤:スマートフォンとの連動機能はあるか
スマホとの連動機能を搭載したモデルなら、録画した番組をスマホでいつでもどこでも楽しむことができます。
さらにスマホがブルーレイレコーダーに接続されていると、外出先からも番組録画の予約が可能です。録画予約を忘れてしまっても心配いりません。
人数の多い家庭で他の家族がテレビを使用していても、自分のスマホで録画したテレビ番組を見ることができます。人数の多い家庭や通勤などの移動時間でテレビを見たいという人にはおすすめの機能です。
ポイント⑥:SeeQVaultには対応しているか
ブルーレイレコーダーは「SeeQVault(シーキューボルト)」対応のモデルの購入をおすすめします。
SeeQVaultとは、大手家電メーカーであるパナソニック、サムスン、ソニー、東芝が共同開発して誕生した「再生互換性の新技術」です。
今までのブルーレイレコーダーやテレビでは、著作権保護技術によって録画時に使用していたテレビ以外での再生ができませんでした。しかしSeeQVaultの技術によって録画してからテレビを買い替えても、録画番組を見ることができるようになりました。
将来的にテレビの買い替えを検討している方などは、買い替え後も録画番組が見れるようにSeeQVault対応モデルの購入をおすすめします。
ポイント⑦:データの移行は簡単か
ブルーレイレコーダーを買い替える際に、古いブルーレイレコーダーで録画した番組を新しく購入したブルーレイレコーダーに簡単に移行できるモデルがあります。
特定のブルーレイレコーダーではLANケーブル接続で、ブルーレイレコーダーのデータ転送が可能です。
データ移行はLANケーブルを使用する以外にも、外付けHDDを用いる方法やDVDにダビングする方法があります。しかしどちらも多くの時間と余分なお金が必要になります。
将来的にブルーレイレコーダーの買い替えの可能性があるならば、LANケーブル接続が可能なモデルがおすすめです。
ポイント⑧:4Kチューナーは搭載しているか
最近では放送技術の向上によって、フルHDよりさらに高画質な4Kでのテレビ放送がされることがあります。4Kチューナーとは、4K放送を4Kの画質のまま録画することができる機能です。
またモデルによっては、地上波デジタル放送の番組を4Kの画質にアップコンバートできるものもあります。
より高画質で映像を見たい方は4Kチューナーを搭載したモデルがおすすめです。しかし4K映像を楽しむためにはテレビも4K対応でないといけないため、注意が必要です。
あると便利な付属機能
ブルーレイレコーダーには、基本的な機能のほかに各社オリジナルのさまざまな機能がついています。注意すべきポイントと一緒に、自分の必要な機能がないかチェックしてみましょう。
全自動録画機能
ブルーレイレコーダーには、事前予約なく一定のチャンネルを一定時間すべて録画してくれる、「全自動録画機能」が搭載されたモデルがあります。録画予約を忘れてしまった番組や、放送後に見たくなった番組などをいつでも見ることが可能です。
全自動録画機能はモデルごとに、録画可能チャンネル数や録画可能時間が異なります。チャンネル数はブルーレイレコーダーのチューナーの数と同じなので、チューナーの数をチェックします。
普段からテレビ番組が好きな方や、忙しくて録画予約を忘れてしまう方は全自動録音機能があるモデルがおすすめです。
4K Ultra HDブルーレイ機能
4K Ultra HDブルーレイ機能とは、ブルーレイを超える高画質映像を楽しめる機能です。
4K Ultra HDブルーレイ映像の解像度はフルHDの4倍の画素数である4K映像です。また色域規格には「Bt.2020」が採用されており、世の中の物体色の99.9%を再現できるといわれています。
まだまだ4K対応の映像コンテンツは多くはありませんが、これから増えていくと考えられています。よりリアルな画質で映画やドラマを楽しみたい方は、4K Ultra HDブルーレイ機能を搭載したモデルを探してみてください。
カメラやビデオカメラとの接続
多くのブルーレイレコーダーには、カメラやビデオカメラの写真や動画を取り込む機能が搭載されています。取り込んだ映像はいつでもテレビで見られるほか、DVDやブルーレイへの保存が可能です。
映像の保存や編集はパソコンでもできますが、パソコンを使い慣れていない方には困難です。一方でブルーレイレコーダーなら操作もシンプルで、好きな時に家族でテレビの画面で思い出を楽しめます。
買ってよかったおすすめのブルーレイレコーダー5選
ブルーレイレコーダー選びで後悔しない、おすすめのブルーレイレコーダー5選をご紹介します。注意するポイントと合わせて、ご自身のニーズに合った1台を見つけてください。
(※下記の価格表示はすべて税込価格になります。)
【パナソニック】DMR-2W51(37,398円~)
パナソニック社のDIGA「DMR-2W51」です。
価格が3万円台と手ごろな価格設定でありながら、スマホとの連動機能など便利な機能を搭載しています。
「DMR-2W51」の魅力は「どこでもディーガ」というスマホアプリを使用することで、録画した番組やリアルタイムで放送している番組をスマホで視聴できるところです。
またテレビ番組以外にも、写真や動画、音楽の保存や共有もできます。音楽をスマホにダウンロードすることで、画面を見ることができない徒歩や自転車などの移動時間でも退屈しません。
「DMR-2W51」は比較的安価なブルーレイレコーダーなため、初めての購入や予算を抑えて購入したい方におすすめのブルーレイレコーダーです。
\【最安価格】37,398円~/
【シャープ】2B-C10DW1(40,800円~)
シャープ社のAQUOS「2B-C10DW1」です。
チューナーの数が2つで2つのテレビ番組を同時に録画できます。HDDの容量も1TBであり、多くの番組の録画が可能なモデルです。「2B-C10DW1」の魅力は、「ドラ丸」という連続ドラマの自動録画機能です。
連続ドラマを自動でリストアップし、予約いらずでまるごと4週分自動で録画してくれます。新作ドラマを調べて録画する手間や、途中の放送回だけ取り忘れてしまうといった問題を解決します。
さらにスマホとの連携も可能なため、外出先で録画した番組をみることや番組の録画予約を行うことができます。
また「2B-C10DW1」はHDD容量が2TBや3TBのモデルもあるため、家族の人数や録画したい番組の多さに合わせたモデル選択が可能です。
\【最安価格】40,800円~/
【ソニー】BDZ-FBW1100(61,979円~)
ソニー社の「BDZ-FBW1100」です。
4K放送録画やハイレゾリューションオーディオ(ハイレゾ音源)に対応しており、高画質で高音質な映像を楽しめるモデルです。
「おまかせ画質モード」を搭載しており、使用しているテレビに合わせた画質設定を約2500パターンの中から自動で調節してくれます。
さらに4K Ultra HDブルーレイにも対応しているため、従来のブルーレイ以上にリアルな映像を体験できます。
「BDZ-FBW1100」は、4K対応テレビをお持ちの高画質・高音質な映像を楽しみたい方におすすめのモデルです。
\【最安価格】61,979円~/
【東芝】DBR-4KZ400(75,925円~)
東芝社のREGZA「DBR-4KZ400」です。
「DBR-4KZ400」はHDD容量が4TB、チューナー数も3つあるため、見たい番組が多い人や人数の多い家族に人気があります。
このモデルの魅力は「タイムシフトマシン」機能を搭載していることです。「タイムシフトマシン」機能では、録画予約をせずに最大6チャンネルの番組をまるごと一時保存できます。
録画したいチャンネルや時間帯を予め設定しておくことで、自動で録画をしてくれます。そのため見たい番組を録り忘れる心配がなく、さらには普段見ていない新しい番組に出会うこともできます。
また専用のスマホアプリである「スマホdeレグザ」を使えば、スマホからの録画予約や録画番組のスマホ視聴など多くのことができます。
「DBR-4KZ400」は4K放送の録画も可能なため、多くの番組が録画できることに加え、高画質な映像を見ることもできる万能なモデルです。
\【最安価格】75,925円~/
【パナソニック】DMR-4X1002(300,100円~)
パナソニック社のDIGA「DMR-4X1000」です。
「DMR-4X1000」は多くのブルーレイレコーダーを販売するパナソニックの最上位モデルです。HDD容量は10TBあり、チューナーの数も10と、最大10番組を同時に録画できる機能と容量を兼ね備えています。
自動で録画されたドラマやアニメは約90日間ブルーレイレコーダー内に保存され、話題の新作を見逃すことがありません。
このモデルの特徴のひとつが「おすすめ録画一覧」機能です。
「おすすめ録画一覧」では、AIが過去に視聴や録画した番組の履歴をもとに嗜好が近い番組を自動で表示してくれます。最新のAI技術によって見たことのない好みの番組に出会えます。
「DMR-4X1002」は、ブルーレイレコーダーの最新技術を体感したい方や、テレビ番組もネット動画のように好きな時に好きな映像を楽しみたい方におすすめのモデルです。
\【最安価格】300,100円~/
ブルーレイレコーダーはニーズに合ったものを選ぶ
ブルーレイレコーダーには「買ってはいけないブルーレイレコーダー」が存在します。それはブルーレイレコーダーには、それぞれのニーズに合わせたさまざまなモデルが存在するからです。
自分のニーズに合わないものを購入してしまうと、「録りたい番組が録れない」や「録った番組が低画質」といった問題が発生します。テレビ番組をはじめとする映像コンテンツを最大限楽しむためにも、ブルーレイレコーダーは自らのニーズにあったモデルを選択しましょう。
移動時間でもテレビ番組を楽しみたい方や、外出先でも録画予約をしたい方には、スマホ連動機能のあるモデルをおすすめします。
また家族の人数が多く、みんなでテレビ番組を楽しみたい方は、HDD容量が大きくチューナーの数も多いモデルがおすすめです。
この記事でご紹介したポイントに気を付けながら、自分に合ったブルーレイレコーダーを見つけてください。
※商品内容や価格は変更となる場合がございます。最新の情報は各販売サイト・メーカーサイトでご確認ください。