雨漏り修理はどこに頼むのが正解？費用相場や業者の選び方を徹底解説
2023年11月27日
大雨や台風によって急に屋根が雨漏りしてしまって困った、というケースはありませんでしょうか。
雨漏りが発生してしまうと、室内が濡れてしまうだけではなく放置することで床や壁が腐ってしまう可能性もあるのです。
本記事では、雨漏りが発生した場合にどこに頼むのが正解なのか、費用の相場や業者の選び方を解説します。
この記事の監修者
住宅設備建材プランナー
総合住宅設備建材メーカーＬＩＸＩＬでの24年の営業経験で2000棟以上の現場に携わった経験を持つ。担当してきた工務店・ハウスメーカー・設計事務所・デベロッパーは50社以上、建材商社、代理店、販売店、特約店も100社以上担当。
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雨漏り修理は自分でもできる？やり方は？
雨漏りが発生した場合、多くの方はどこかの業者に依頼しないと対応できない！と思いがちですが、緊急対応であれば自分で修理も可能です。
しかし、のちに詳しく説明しますが全てを自分で修理しようとすると危険も伴う作業になるので、あくまで緊急対応をするにとどめましょう。
ビニールシートで覆う
まずは雨漏りが発生しているだろう箇所にあたりをつけてビニールシートを被せます。
天井から水が垂れてきているからといって、その真上が雨漏りの原因になっているとは限りません。
雨漏りの原因となっている箇所を正確に特定することは困難なので、広い範囲をビニールシートで覆うようにしましょう。
風で飛ばされないようにしっかりと養生テープで固定してください。
また、ビニールシートを被せた状態で長期間放置してしまうと、湿気がこもってしまいカビてしまう原因になるので、緊急対応が完了したら業者に依頼ししっかりと対応してもらいましょう。
防水テープで補強する
雨漏りが発生している箇所が明確に特定できる場合は、防水テープをその箇所に貼ることで雨漏りを防げます。
防水テープでうまく穴を塞ぐことができれば室内への雨漏りは解消できるでしょう。
しかし、あくまでテープによる一時的な補強に過ぎないため、永久に防ぐことはできません。
雨漏り箇所にバケツを置く
雨漏りによって床や壁に水が垂れている箇所にバケツを置きましょう。
雨漏りの侵入部分を防ぐだけではなく、家の中が濡れないようにする工夫も大切です。
バケツはなるべく大きいサイズを置くことで、交換の手間を省くことができます。
雨漏りの箇所が多い場合はバケツだけでは対応できないため、即座に業者へ依頼しましょう。
雨漏り修理を業者に頼むメリットは？
上記で紹介したように、雨漏りの緊急対応であれば自分でも修理ができます。
しかし、雨漏りの修理は業者に頼むことで以下のようなメリットが存在するため、落ち着いた段階で業者へ依頼しましょう。
短期間で直してくれる
自分で雨漏りを修理しようとすると、慣れない作業となってしまうだけではなく修理道具が手元にないため、入手に時間がかかってしまい雨漏りの被害が広がってしまいます。
そこで業者へ修理に依頼することで最短で即日に対応してくれる場合もあり、修理道具も完備されているため、雨漏りの被害を防ぐことができます。
雨漏り残りの心配がない
自分で雨漏りの対応をした場合、原因の箇所の特定が難しいため、全ての雨漏り箇所をカバーすることは難しいでしょう。
しかし専門の業者であれば、屋根に登ってしっかりと雨漏り場所を特定してくれるため、雨漏り残りの心配がありません。
確実に雨漏りを防ぎたい場合は自分の作業で完結するのではなく、しっかりと業者に修理を依頼しましょう。
安全に配慮して作業してくれる
雨漏りの修理は屋根に登ったり天井部分を触る必要があったりと、危険と隣り合わせです。
素人が屋根に登るのは非常に危険ですが、専門業者の場合は安全に配慮した上で作業をしてくれます。
ヘルメットの着用や安全帯を使用することで、万が一の転倒にも備えることができるでしょう。
自分で修理をするのは危険で怖い、という場合は専門の業者へ修理を依頼することをお勧めします。
雨漏り修理を自分で行うデメリットは？
雨漏りの修正は自分でやってやれないことはないですが、以下の3つのデメリットがあるため、なるべく避けた方がいいでしょう。
やったとしても緊急的な対応にとどめて、最終的には専門の人に任せましょう。
作業が危険
雨漏りの修理は屋根に登ってビニールシートを被せたり、補強テープを貼ったりする必要があります。
高所での作業になるため落下の危険性がありますし、雨が降った後の屋根は非常に滑りやすいため落下の危険性が高まっています。
慣れていない素人にとっては非常に危険な作業になるので、なるべくなら避けた方が安全でしょう。
雨漏りが残ってしまう可能性がある
雨漏りの原因箇所はぱっと見でわかるものではないため、自分で対応が完了したつもりになっても室内に戻ると雨漏りが残っている、というケースが考えられます。
一度で全ての雨漏り箇所をカバーできない場合、また屋根に登って危険な作業をしないといけないため、可能であれば一回の作業で全てをカバーしたいところです。
しかし、素人が一度で完璧に補修するのは難しいでしょう。
時間がかかってしまう
雨漏りの対応に慣れている場合は別ですが、そうでない場合は雨漏りへの対応方法を調べるところから始まり、ビニールシートや補強テープの購入などの手間もあります。
その間にも雨漏りは進んでいき、室内が水浸しになってしまうので必ず即座にバケツを設置するなどして応急対応は済ませましょう。
修理に時間が経ってしまうと、壁や床の腐食やカビにつなってしまうため、自分で手に負えない雨漏りだと思った段階で即座位に修理業者に依頼しましょう。
雨漏り修理の費用相場は？
雨漏り修理の費用相場は、修理箇所や原因、作業内容や地域などによって異なります。
今回は一般的な目安としては以下のケースに分けて紹介します。
屋根の雨漏りの場合
屋根から雨漏りが発生している場合は、以下の作業に対してそれぞれ費用が発生します。
・瓦の修理：10,000円～30,000円/枚
・棟板金の修理：20,000円～50,000円/箇所
・屋根防水シートの交換：50,000円～100,000円/箇所
雨漏りの範囲が広ければ広いほど価格が高くなってしまうので、まずは雨漏り範囲の特定から始めましょう。
外壁の雨漏り
外壁部分から雨漏りが発生している場合は以下の作業に対してそれぞれ費用が発生します。
・コーキングの打ち替え：10,000円～20,000円/箇所
・サッシの交換：30,000円～50,000円/箇所
・窓枠の交換：50,000円～100,000円/枚
屋根の雨漏りよりは費用が安く済む傾向にありますが、サッシの交換にはある程度の費用が発生します。
浴室やトイレの雨漏り
浴室やトイレから雨漏りが発生している場合は以下の作業に対してそれぞれ費用が発生します。
・シーリング材の交換：5,000円～10,000円/箇所
・排水管の修理：10,000円～30,000円/箇所
屋根や外壁と比較すると、比較的安価に雨漏りを修理できます。
これらの価格はあくまでも一般的な相場であり、修理内容や地域によって異なる場合があります。
また、正確な見積もりには現地での調査が必要であるため、正確な費用を把握するためには、専門業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
雨漏り修理を安く抑えるポイントは？
雨漏りに対する修理費用は、上記で紹介したように高価になってしまうケースがあります。
少しでも費用を安く抑えたい場合は、以下のポイントに注意して依頼しましょう。
複数業者に相見積もりを取る
修理業者に依頼する場合は、1箇所だけに依頼して見積もりを取るのではなく、必ず複数者に相見積もりを依頼しましょう。
1社だけでは相場より高いのか適正かどうかを判断することが難しいです。
また、相見積もりをとって「他社では〇〇円と言われているのですが……」と伝えることで、見積もり金額が下がる可能性があります。
可能であれば3社〜5社ぐらいには相見積もりを取るようにしてください。
補助金や助成金を活用する
雨漏りが発生した場合には、地方自治体や国の補助金や助成金を活用することができる場合があります。以下に代表的なものをいくつか紹介します。
住宅リフォーム・リノベーション等支援制度
国が実施している住宅リフォーム・リノベーション等支援制度の一環として、屋根や外壁の塗装、防水工事、断熱工事、換気システムの導入など、住宅の耐久性や省エネルギー性の向上を図るための補助金があります。
ただし、支援制度は自治体によって異なるため、詳細は自治体のホームページなどで確認することをおすすめします。
詳しくはこちらをご覧ください。
住宅リフォームの支援制度 ※令和5年3月1日時点 – 国土交通省
雨水の利用促進補助金
地方自治体が実施している雨水の利用促進補助金は、屋根からの雨水を利用したトイレや洗濯機、庭木の植栽など、雨水を利用するための設備導入費用の一部を補助する制度です。
自治体によって異なるため、詳細は自治体のホームページなどで確認することをおすすめします。
詳しくはこちらをご覧ください。
災害復旧支援制度
自然災害などによって発生した住宅の被災者に対して、国や自治体が実施する災害復旧支援制度があります。
被害状況や制度によって異なりますが、屋根や外壁の修繕費用の一部を補助する場合があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
自分の目で雨漏り状況を確認する
雨漏りの修理費用は、雨漏りが発生している箇所の広さや数によって変わってきます。
業者を信頼することはもちろんですが、自分の目でも実際に確認しておきましょう。
近年では、雨漏りが発生していない箇所であってもカウントされてしまい、高額な請求をしてくる悪徳な業者による被害が増えています。
そうならないためにも、なるべく正確な状況を確認しておきましょう。
繁忙期を避ける
台風の時期や梅雨の時期など、雨漏りが発生しやすい季節は業者にとって繁忙期となっており、費用が相場よりも高くなってしまいます。
雨漏りの被害が軽微であり、緊急対応で十分カバーできる場合は上記の繁忙期を避けた時期に依頼することで、費用を抑えることができます。
雨漏り修理業者を選ぶポイントは？
雨漏りの修理業者の数は多いため、依頼する場合は以下のポイントを意識して選びましょう。
料金プランが明確か
料金プランは、修理の範囲や工程、使用する材料などによって変動します。
見積もりを出す際に、明確な料金プランを提示している業者は信頼性が高く、後から追加請求をされる心配がありません。
また、安価な業者が高品質なサービスを提供しているわけではないため、料金だけでなくサービス内容や実績などを総合的に判断することが大切です。
口コミの評判がいいか
口コミは、実際に利用した人が感じた評価や意見が記載されており、信頼性が高い情報源となります。
業者自身が公開する情報だけでなく、SNSや口コミサイトなどから様々な視点で評価を確認することが重要です。
ただし、業者が自社で口コミを投稿することもあるため、複数の情報源から確認することが望ましいです。
雨漏り修理の実績は豊富か
雨漏り修理の実績は、業者の信頼性や技術力を判断する上で重要な要素です。
実績が豊富な業者は、過去に多くの修理実績を持っているため、その分トラブル対応力が高く、どのような問題にも対処できる技術力を有していることが期待できます。
雨漏り修理のサービス内容が明確か
業者のサービス内容は、修理する場所や工程、使用する材料などによって異なります。
業者が提供するサービス内容について、事前に明確な説明を受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
また、保証期間やアフターケアなども確認しておくことで、万が一再発した場合の対応などもスムーズに行えるようになります。
複数の業者を比較する
最後に、複数の業者を比較することが重要です。
料金やサービス内容、実績などを比較し、自分に合った業者を選ぶことが大切です。
また、相見積もりを取ることで費用を少しでも抑えることができます。
雨漏り修理の業者選びにおすすめ「リショップナビ」
雨漏りの修理業者を選ぶ場合、1社だけではなく必ず複数社に依頼した方がいいのですが、自分で探すのは大変ですよね。
そういった場合にお勧めなサービスが「リショップナビ」です。
リショップナビでは、以下のような特徴があり、雨漏りの修理業者選びに最適といえるでしょう。
困った場合はまずはリショップナビに相談することをお勧めします。
簡単に相見積もりが取れる
通常、複数の業者に対して相見積もりを取る場合は1社ずつwebサイトや電話から申し込む必要があり、見積もり数が増えれば増えるほど手間になってしまいます。
また、同じ内容を何度も入力することにもなるため、非常に煩わしく感じてしまうでしょう。
しかし、リショップナビでは最大5社まで一括で見積もりを取ることができます。
現在の状況を1回入力するだけで、リショップナビが最適な業者を選んだ上で相見積もりをとってくれるため、手間をかけることなく比較検討が可能です。
カスタマーサポートがぴったりの会社を選んでくれる
相見積もりを取るとなった場合、複数の会社を選ぶ必要があるのですが、どの会社もサービスや料金形態が似ている場合は選ぶことも大変でしょう。
また、見積もりをとってみたら、住んでいる地域に対応していなかった・・・ということも。
そこでリショップナビでは、専門のカスタマーサポートスタッフが、状況をヒアリングした上で厳選したおすすめの会社を選んでくれるのです。
自分で選ぶよりも、実績が豊富なスタッフがお住まいの地域で最適な会社を選んでくれるため、業者を探すという手間をかけずして雨漏り修理に最適な業者を選んでくれます。
厳選された業者のみ掲載されている
リショップナビには複数の雨漏り修理業者が登録されていますが、掲載されるためには厳しい審査基準が設けられており、悪徳な業者などは掲載されないようになっています。
自分で検索した結果知らないうちに悪徳業者に引っかかってしまうというケースが増えているのですが、リショップナビを経由すればそういった心配もありません。
サービスの質が良いだけではなくスタッフの対応が丁寧であったり料金形態が明確だったりと、さまざまな点でおすすめできる業者のみ掲載されているため、安心して業者選びを任せることができます。
万が一に備えた保証が充実している
リショップナビでは、お客様目線に立った安心保証が充実しています。
万が一、雨漏り修理を契約した業者が倒産してしまった場合でも、前金を返還してくれる制度や、工事を引き継いでくれる会社を紹介してくれる制度が利用料無料で使用できます。
保証金に関してはリショップナビ側で負担しているため、利用者は金額を負担することなくそれらの保証の恩恵が受けられるのです。
リショップナビの詳しい保証内容についてはこちらをご覧ください。
リフォームの事例が豊富に紹介されている
リショップナビでは、雨漏りに関する修理を始めさまざまなリフォームの事例が豊富に紹介されています。
どういった雨漏りの被害があって、いくらでどのように修理が行われたのかといった事例が詳しく掲載されているため、ご自分の場合と似ている症状を探すことで費用の目安を知ることができるでしょう。
また、雨漏り以外にもリフォームの事例が豊富なため、家のリフォームを検討している場合などにも、非常に役に立つ情報が満載です。
リフォーム事例が詳しく知りたい場合はこちら
見積もり件数No.1の実績がある
リショップナビは、2021年2月にリフォーム産業新聞にて実施された「リフォームマッチングサイトアンケート調査」（※）によると見積もり件数がNo.1となった実績があります。
雨漏りに関わらず家に関するさまざまなお悩みを解決に導いてきた実績があるので、信頼性は抜群です。
業者選びに困った場合は、まずはリショップナビに依頼してみてはいかがでしょうか。
※出典元：リフォーム産業新聞
雨漏り修理を頼む場合の注意点は？
雨漏りは建物にとって深刻な問題であり、放置していると建物全体に大きな損害を与える可能性があります。
そのため、雨漏りが発生した場合は、すみやかに専門業者への修理依頼が必要です。
以下に、雨漏り修理を頼む場合の注意点をいくつか紹介します。
雨漏りが起きている場所を正確に把握する
雨漏りが起きている場所を正確に把握することは、修理のために必要なことです。
屋根からの雨漏りであれば、どの部分から雨水が漏れているのかを特定し、屋根材の修理や交換が必要になる場合があります。
また、外壁からの雨漏りであれば、どの部分から水が浸入しているのかを確認し、シーリングや塗装の修理が必要になる場合があります。
正確な場所を特定することで、迅速かつ効率的な修理が可能となります。
悪質な業者を避ける
雨漏り修理を行う業者は多数存在しますが、中には悪質な業者も存在します。
そのため、業者選びには注意が必要です。
例えば、事前に料金を支払わなければ修理を行わないと脅すなど、違法な営業方法を行う業者もいます。
また、口コミサイトに偽の口コミを投稿することで、良い評判を装っている業者もいます。
信頼できる業者を選ぶためには、実績や評判、料金プランなどを事前に確認することが重要です。
リショップナビを活用すれば、審査を通過した厳選された業者しか紹介されないため、悪質な業者は事前に避けることができます。
迅速に業者へ依頼する
雨漏りは、放置していると建物全体に大きな損害を与えることがあるため、迅速な対応が求められます。
雨漏りが発生したら、自分でできる緊急対応を行ったのちにすみやかに修理業者へ依頼しましょう。
また、大雨や台風の後などは修理業者が混雑している場合もあるため、すぐに対応してくれるような業者を選ぶ必要があります。
雨の多い地域などで雨漏りの危険性が他の地域よりも高い場所の場合、万が一の雨漏りに備えて事前に業者を選んでおくことでスムーズに修理を依頼できるでしょう。
見積もりの詳細を確認する
修理内容や費用の詳細を書面にしてもらい、納得した上で作業を依頼するようにしましょう。
また、予定された作業内容と異なることがないように、作業中に確認することも大切です。
万が一曖昧な表現や不明な点があれば、丁寧に質問して確認しましょう。業者とのコミュニケーションを大切にすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
作業内容の説明を理解する
修理内容や使用する材料、作業期間などについて、できるだけ専門用語を使わずに説明してもらいましょう。
自分でしっかりと理解できないと、作業を完璧に完遂してくれなかったり費用が高額になってしまったりする可能性があります。
また修理方法によっては、壁や天井の一部を壊すことが必要になる場合があるため、修理後の見た目や清掃についても確認するようにしましょう。
まとめ
台風や大雨によって雨漏りが発生した場合などには、すぐに対応して修理をしなければ屋根や床、壁が腐ってしまう危険性があります。
自分で緊急対応することも可能ですが、デメリットもありますのですぐに業者へ修理を依頼しましょう。
その際、複数の業者を比較検討することが大切なので、リショップナビを活用して厳選された業者の中から選ぶことをお勧めします。
相見積もりをとった上で、自分にとって最適な雨漏り修理業者へ依頼しましょう。
※サービス内容やキャンペーンは変更となる場合がございます。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
