家事手伝いは3、4歳からが普通? 子供の家事手伝いについての調査

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子どもの家事手伝い

子供を抱えている家庭の場合、子供に何歳くらいから家事をさせればいいのか悩んでいるケースが少なくないと思います。そこでカジトレでは「子供の家事手伝いを何歳からはじめさせたか?何をどれくらいさせているか?」という内容で子供を抱えている主婦を対象にアンケート調査を実施しました。(協力:株式会社エフェクチュアル)

子供の家事手伝いを何歳から始めさせたかについては3、4歳がそれぞれ27%、24%と回答者の半数以上を占めていました。

調理に関する家事では簡単な調理の手伝い、お箸並べ、料理の配膳で全体の約60%を占めていました。掃除に関する家事では簡単な拭き掃除・ゴミ拾いが35%と最も多い回答でした。洗濯に関する家事では洗濯物をたたむが46%と一番多い回答でした。

子供に何歳から家事をさせるのか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

子供の家事手伝いを何歳からはじめさせたか

図.1 子供の家事手伝いを何歳から始めさせたか

図.1が子供の家事手伝いを何歳から始めさせたかの調査結果です。3歳が27%、4歳が24%と全体の半数以上を占める結果となっていました。「簡単なお手伝いは息子が3歳のときにはやらせるようにしていました。」(回答者:40代女性)。「4歳になり子供も自立できるようになってきたので、簡単な家事の手伝いを頼んでいました。」(回答者:50代女性)。

3、4歳になると子供の脳も発達し、自立心が芽生えてくると言われています。そのような自立してきた時期に家事の手伝いを始めさせる家庭が多いことが判明しました。

何をどれくらいさせているか

調理

図.2 調理に関してどれくらい家事をやらせているか

図.2が調理に関してどれくらい家事をやらせているかについての調査結果です。最も多かった回答は簡単な調理の手伝いで24%でした。「こねたり混ぜたりといった簡単なものは息子と一緒にやっています。息子もとても楽しみながらやっています。」(回答者: 30代女性)。簡単な作業かつ子供も楽しめるということで、一緒に子供を行うことが多いことがうかがえます。

二番目に多かった回答はお箸並べで22%でした。「お箸を並べるだけというので子供にもハードルが低いお手伝いだと思います。」(回答者: 40代女性)。こちらも子供には難しくないお手伝いということで多くの回答を集めたのだと考えられます。

料理の配膳やテーブル拭きもそれぞれ16%、14%の票を集めました。「作った料理をテーブルまで運んでもらっています。運ぶだけなので子供にもできます。」(回答者: 40代女性)。「食前、食後でテーブルを拭いてもらっています。息子も進んでテーブルを拭いてくれます。」(回答者:30代女性)。

食器洗いや買い物といった本格的なお手伝いの回答も8%、5%と一定数の回答を集めました。「息子が8歳くらいの時から食後に自分が使った食器の洗い物をやってもらっています。始めは苦戦していましたが、何回かやるうちに慣れていきました。」(回答者:40代女性)。「子供が小学生になってから買ってほしいものを紙に書いて渡して買い物を頼んでいます。子供も買い物を楽しんでいるようです。」(回答者:50代女性)。この二つはこれまでの回答と比べてやや難易度が高いので小学生の年頃になってから依頼することが多いと推測されます。

掃除

図.3 掃除に関してどれくらい家事をやらせているか

図.3が調理に関してどれくらい家事をやらせているかについての調査結果です。最も多かった回答は簡単な拭き掃除・ゴミ拾いで35%でした。「床や窓を子供に拭かせています。また落ちているゴミを見つけたらゴミ箱へ捨てるように意識して伝えています。」(回答者:40代女性)。掃除の中でも簡単なお手伝いということで多くの家庭で子供にやらせていることがうかがえます。

また二番目に多かった回答は玄関掃除で22%を集めました。「玄関の靴並べや掃除は子供が小学校に入る前からやらせています。玄関を綺麗にする意識を持ってほしいからです。」玄関掃除も比較的難易度が低いため子供にやらせることが多く、かつ玄関を綺麗に使うという意識付けのために行っている家庭もいることが判明しました。

その他ではお風呂掃除・湯を張る、ゴミ出し、トイレ掃除がそれぞれ16%、14%、5%でした。「子供が小学生になったときのお風呂掃除をお願いしました。普段使うお風呂なので頑張って掃除してくれます。たまにお風呂の栓をさし忘れることもありますが。」(回答者:50代女性)。「ゴミの日はゴミ出しを頼んでいます。朝早いですが、子供は朝早く起きるのが好きなので喜んで引き受けてくれます。」(回答者:30代女性)。「息子が小学生になった後トイレ掃除を頼むようにしました。普段使っている場所を綺麗に使うようにというメッセージも込めて掃除を頼んでいます。」(回答者:40代女性)。

洗濯

図.4 洗濯に関してどれくらい家事をやらせているか

図.4が洗濯に関してどれくらい家事をやらせているかについての調査結果です。洗濯物をたたむが最も多い回答で46%でした。「娘が5歳の時に洗濯物を一緒にたたむことを始めました。娘はとても楽しんでやってくれます。」(回答者:50代女性)。洗濯関連のお手伝いの場合最も簡単なものが洗濯物をたたむ事だと考えられます。また洗濯物をたたむことは親と一緒にできる事なので、子供と一緒にやることが多いのだと推測されます。

二番目に多かった回答は洗濯物をしまうで24%でした。「たたんだ洗濯物を子供に持ち主の部屋まで持っていかせています。あまり難しくはないので、子供も引き受けてくれます。」(回答者:40代女性)。洗濯物をしまうことも難しくはないということで多くの票を集めました。

三番目に多かった回答は洗濯物を干すで19%でした。「息子が小学生5年生の時に休みの日などに洗濯物を干すお手伝いを頼み始めました。本人も洗濯物が多い苦労を分かってくれたと思います。」(回答者:50代女性)。洗濯物を干す作業は肉体労働であるので、ある程度子供が成長してからやらせることが多いことがうかがえました。また物干し竿に届く届かないといった物理的な問題もあるので、小学校高学年に入ってから干すことをやらせるケースが多いことが考えられます。

まとめ

以上「子供の家事手伝いを何歳からはじめさせたか?何をどれくらいさせているか?」の調査結果でした。3、4歳の時に初めて家事のお手伝いをやらせることが多く、調理、掃除、洗濯でそれぞれ色々なお手伝いをやらせていることがうかがえました。

子供を抱えていて、家事のお手伝いをいつ頃やらせようか、どれくらいまでやらせようか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

家事代行比較サイトカジドレは、家事代行活用により利用者の皆様がより便利に生活できるようサービスの充実に努めてまいります。

【調査実施期間】

2021年12月1日~12月3日

【調査対象者】

子供を抱えている世帯の主婦

【調査方法】

インターネット調査

(株式会社エフェクチュアル調べ)

【有効回答数】

37人

※本記事の調査結果をご利用頂く際は、以下を必ず明記してください。

 出典:家事代行比較サイト『カジドレ』

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