【教えて!トイレ掃除の基本】簡単テクで自宅のトイレがピッカピカに!

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【教えて!トイレ掃除の基本】簡単テクで自宅のトイレがピッカピカに!

トイレ掃除の「正しいやり方」、ご存知ですか?
なんとなくの知識でお掃除していたり、あまり自信がないという方も多いのではないでしょうか。

便器だけでなく床や壁の掃除、適材適所の洗剤・道具類、順番など「コレが正解!」というものはご家庭それぞれです。そのぶん、間違っていたり、ムダがあったりするケースも…。

家の掃除の中でもちょっぴり憂うつで、「苦手な家事」のTOP3に入るであろうトイレ掃除。うっかり放置していたら気になる汚れが沢山…なんて悲劇を防ぐためにも、今回は、より簡単で効率的に、キレイをキープできるトイレ掃除の基本をご紹介します。

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意外と知らない!トイレ汚れの原因とは?

トイレの汚れには、大きく分けて5つあります。

  1. 黄ばみ汚れ
    尿石が原因。飛び散って付着した尿に含まれるカルシウムが固まることによって、落ちにくい頑固な汚れになっています。

  2. 黒ずみ汚れ
    衣服の着脱などによるホコリが便器に付着したものや、1の黄ばみにカビが入り込んでしまったものです。

  3. ピンク汚れ
    空気中にあるバクテリアが便器内で繁殖してできる「ピンク汚れ」。お風呂場などでも悩みのタネになります。

  4. 水垢汚れ
    水に含まれるカルシウムなどから発生する水垢に空気中のホコリが付着してできる汚れです。

  5. におい
    飛び散った尿や排泄物が、便器や床・壁など目視できない部分に残っているか、排水管が汚れているなどの場合もあります。

どの汚れも、「気づかず放置」してしまうことで悪化します。では、どのぐらいの頻度でお掃除すればよいのでしょう?

トイレを掃除する頻度は?

ズバリ「汚れを見つけたらすぐ掃除!」が大原則!
こまめな「ささっと掃除」を習慣づけることが大切です。汚れは時間が経てば経つほど落としづらくなるもの。汚したらウェットシートなどで自分で拭くことを徹底すると、きれいな状態が長持ちします。

毎回はちょっと…という場合は、1日のうちどこかで家事のルーティーンに入れて、ホコリや汚れを取っておくようにするといいでしょう。

また、飛び散っているであろう尿のあとや隙間の汚れ、排水管など、日々のお掃除では見えにくい部分は、週1回の「念入りお掃除」でケアを。
汚れがたまってこびりつくとどんどん落としにくくなり、悪臭の原因にもなります。
こびりつく前に掃除してしまえば、強力な洗剤は必要なく、簡単なお手入れでキレイをキープできますよ。

トイレ掃除に必要な道具

ドラッグストアやスーパーには、さまざまなトイレ掃除グッズ・洗剤類が置いてありますよね。たくさんありすぎて、いったい何を選べばいいのかわからなくなってしまうぐらい!ただし、基本的には以下の3つを揃えておけば良いでしょう。

  1. トイレ用ブラシ
    汚れをかきとるブラシは必須です。
    トイレ掃除に適したお掃除ブラシには、先端が毛のタイプと、スポンジタイプがあります。
    毎日のお手入れには、やわらかく便器を傷つけないスポンジタイプがおすすめです。使い捨てできるタイプも市販されていますので、衛生面が気になる方にはおすすめです、
    ただ、週1回の念入り掃除の時に、汚れをかきとる毛のブラシが1本あると◎。また、細かい部分の汚れには使い古しの歯ブラシなどを用いるとさらに効果的です。

  2. ウェットシート
    トイレ掃除用ウェットシートは、厚手で除菌・消臭効果のある液体が含まれており、取り出してすぐ使うことが出来ます。便器や床、壁など全体をささっと拭けるので、日ごろのお手入れ用にとても重宝します。そのまま便器に捨てられるのも衛生的でありがたい!

  3. トイレ用の洗剤
    日常のお掃除なら、トイレ用の中性洗剤1本で問題ありませんが、汚れ別に対応する洗剤を持っておくとさらに心強いですね。
    「黒ずみ汚れ」が取れないときは重曹やセスキ炭酸ソーダなどの「アルカリ性洗剤」を。「水垢や黄ばみ」が取れないときは、クエン酸などの「酸性洗剤」。
    頑固な汚れ用に、クレンザー系の洗剤も常備しておくと安心です。

これらの他にも、きれいな状態が長持ちする洗剤(置き型やスタンプタイプ)や、温水便座のノズル専用の泡洗剤、排水管をきれいにする錠剤の洗剤なども重宝します。

また、洗剤を使わないメラミンスポンジは、便器や便座のコーティングを落としてしまったり、小さな傷をつけてしまう可能性があるので注意しましょう。

トイレ掃除のやり方 場所別解説

前述したとおり、「汚れを見たらすぐ掃除」が基本です!
念入りなトイレ掃除の基本の順番は以下のとおり。

  1. タンク
  2. 便座
  3. 便器の中
  4. 便器の外側

まず雑菌を広げないために、この順番を守ることが大切です。
それでは場所別の掃除について、ご紹介します。

① タンク

タンクの内側は、常に水が張っているため、黒ずみや水垢がたまりやすい場所。つい見逃したり、後回しにしがちですよね。タンクレストイレの場合はタンク自体がないので、この手順は必要ありません。

  1. 止水栓をマイナスドライバーで閉める
  2. タンクのフタをはずす
  3. フタを、中性洗剤でこすり洗いする。端の汚れなどは歯ブラシなどで落とす。
  4. 黒ずみがある場合は、重曹水などアルカリ性洗剤をスプレーしてからブラシなどでこする
  5. 水垢がひどい場合は、クエン酸水スプレーをしてからブラシなどで汚れをおとす
  6. 汚れが落ちたら、洗剤が残らないように仕上げに水ぶきする
  7. タンク内の水に、粉末の重曹1カップを入れてまぜる。そのまま半日ほど放置。

タンク掃除はまず止水栓を閉めることが重要です。閉めずに蓋を外した状態で洗浄レバーをまわしてしまうと、水があふれだすことがあるので要注意!

以上の手順で、タンク内はピカピカになるはずです。

② 便器・便座

毎日の掃除は、外側や便座などをウェットシートで拭き、内部は中性洗剤とブラシでしっかりと磨きます。

しっかりと掃除しておきたいのが便座の裏。女性は便座を上げることがないので気が付きにくい場所でもあります。油断すると驚くほど汚れていることがありますので、こまめにチェックしましょう。

汚れが気になる場合は、「クエン酸パック」がおすすめ。便座裏にクエン酸スプレーをたっぷりふきつけ、トイレットペーパーをぺたぺた貼りつけます。その上からもまたスプレーをし、30分ほど放置した後、そのペーパーでふき取っていきます。するとウェットシートで拭いただけではとれなかった尿のこびりつきや尿石が、するんと取れます。何度か繰り返すと、さらに効果UPです。トイレットペーパーを使うので、使い終わったら流せるため後片付けもラクチン。

便器のフチの裏側は汚れがたまりやすいので、しっかりこすり落としましょう。便器は常に水が流れているので汚れが落ちやすく、汚れを見つけたらすぐ掃除すれば、カンタンにきれいになります。
ひどい汚れの場合は、液体の他、泡やジェルタイプの酸性洗剤を使用するといいでしょう。ただし、強い酸性洗剤は毎日使うと便器を傷める可能性があるので要注意!ナチュラル掃除派の方は、前述したクエン酸パックも効果的ですよ。

③ 壁・床

トイレの壁は毎回全面を拭く必要はなく、汚れがひどい部分を集中的に掃除します。特に男性が立って用を足す場合、尿の飛沫は想像以上の広範囲に飛んでいます…。それを放置すると雑菌が繁殖し、悪臭の原因に!
コツは、便器の両脇、腰の高さまでをしっかり拭いて除菌しましょう。

また、トイレの床もかなり汚れています。トイレットペーパーから出るホコリと飛び散った尿が一緒になって雑菌が繁殖し、悪臭の原因になります。ウェットシートなどでしっかり拭いて除菌してください。

特に便器と床のつなぎ部分は汚れがたまりやすいので、クエン酸水をかけてブラシでかき出しましょう。一度きれいに掃除したら、つなぎ目部分にマスキングテープを貼って埋め、汚れたらはがしてとり替える、というカンタン裏技も。

しつこい汚れはプロにお任せも◎

このようにしっかりお掃除をがんばっていても、なかなか落としきれない汚れや見落とした汚れはどうしても出てきてしまうもの。
そんな時はプロにお任せするのもひとつの方法です。

年に1回など節目にしっかりやってもらいたい場合は、特殊な洗剤と道具を使うハウスクリーニングやトイレクリーニング専門業者に頼みましょう。完璧にきれいにして、最後は汚れ防止コーティングをしてくれるプランもあります。

そこまで大がかりでなくていい場合は、家事代行サービスで掃除をお願いするのがオススメ。家事代行の場合はご自宅にある洗剤や道具でお掃除するのでハウスクリーニングよりは料金が抑えられ、トイレ以外の水回りとセットで掃除を頼むこともできます。
忙しくてお掃除が行き届かずイライラ…なんて時にも、ぜひ試してみて下さいね。
カジドレでは家事代行サービスを比較・検討できますので、ぜひ活用してみてください!

トイレ掃除におすすめの家事代行サービス5選

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事業者名 キャットハンド
CaSy
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カジタク
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公式サイト
 

簡単テクで清潔なトイレを保とう

以上、トイレ掃除の基本をご紹介しました。
とにかく「汚れを溜めず、見つけたらすぐきれいにする」が大原則。毎日の「ついで掃除」と「週1回の念入り掃除」で、清潔なトイレをキープしましょう。
また定期的にプロにきれいにしてもらうのも賢いやり方ですね!

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