模様替えする前にチェック!子ども部屋のレイアウト術をご紹介!
2023年02月07日
子ども部屋のレイアウトに頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。限られたスペースにベッド、デスク、プレイスペースなどを考えてレイアウトをしなければなりません。また成長に合わせたアップデートも大切ですよね。
今回は、そんな子ども部屋の模様替えのポイントや、レイアウトの実例などをご紹介していきます。
子ども部屋を模様替えするメリットって?
一般的に、模様替えは手間のかかる作業です。面倒に思う方もいるでしょう。しかし、子ども部屋を定期的に模様替えすることはメリットだらけ!以下のような点が挙げられます。
気分転換できる
家具の配置換えや部屋の雰囲気を変えることで、親子共々リフレッシュすることができます。季節や気分にあうような色使いなどをして、子どもの意欲や機嫌を底上げすることだって可能といえます。
日当たりを調節できる
季節によって窓から入る日差しの加減は変わるもの。画面やデスクが反射するなど不具合が生じた場合、子どもの要望にあわせて調節することができます。また家具が部分的に日焼けするのを防ぐ効果もあります。
今まで掃除できていなかったところをキレイに
ずっと同じ場所に家具類が置いてあると、同じ場所に埃がどっさりたまってしまいます…。適度に模様替えをして家具を動かすことで、普段なかなか行き届かない箇所の掃除をすることができます。
断捨離のタイミング
子どものおもちゃや洋服など、成長することで不要になるものを断捨離することができます。親子で一緒に取り掛かれば、子どもにとって本当に大切なものがわかるし、お片付けする力も育まれるはず。
子ども部屋の模様替えを成功させるコツとは?
子ども部屋のレイアウトを見直す場合、どんな点に注意したらいいのか。ここではスペースを上手に使いながら、より子どもが快適に過ごせるような部屋づくりのコツをご紹介します。
勉強に集中できるか
小学校入学などのタイミングで勉強に集中できる部屋にしたい場合は、勉強机をマンガやゲーム、おもちゃなどが目に入らないように配置する工夫が必要です。
また最近では、壁を背にして部屋の広いほうを向く配置にすると、背後の気配が気にならず集中できるといわれています。
照明は、勉強中は蛍光灯、リラックス時は暖色系の明かりと調節できるものを選ぶとオンオフが切り替えられますね。
家具が成長に合っているか
子どもの成長は早いので「すぐ大きくなるから」と大きめの家具をそろえるのではなく、今の体格に合った家具を選びましょう。サイズが合わないと、片付けや着替え、勉強などの日常的な行動が億劫になってしまいます。使いやすさやいい姿勢が保てるよう、年齢や体格にあわせた家具を選び、生活のしやすさを重視してあげましょう。
またベッドなどはあくまでも子どもの意向を確かめてから購入したほうが無難。「そろそろひとりで寝たい」と言い出す頃に、子どもの体格や好みに合わせた寝具をそろえるのがベターです。
片づけやすい収納になっているか
子どもが自分自身でお片付けできるような収納を考えたいもの。おもちゃや本を指定の場所に片づけ、慣れてきたら服やランドセル、学用品の収納&整理整頓をするように促します。きちんとお片付けする子になってくれるように、年齢や体格に合わせた、難しすぎずスムーズにしまえる収納家具をそろえたいですね。
色選びも重要
壁紙や家具の色合いなどは、子どもが自分の部屋を好きになってくれるかどうかの重要ポイント。親はつい「汚れが目立たないようにしたい」と思いがちですが、色が人の心や体にもたらす影響は大きいものです。こだわっておいて損はありません。
ちなみに子ども部屋の壁紙やカーテン類で好まれるカラーと一般的にいわれる効果をご紹介します。親子で話し合ってメインカラーを決めてみてください。
・白色…清潔感があり、部屋を広く見せる効果がある。どんな家具にも合う
・黄色…ポップで楽しい印象。元気でにぎやかな部屋になる
・青色…集中力UP、勉強スペースにぴったり。北向きの部屋だと寒々しくなる
・緑色…集中力UP、リラックス効果。木目調の家具にあう
・赤色…エネルギッシュでインパクト大。興奮色でもあるのでポイント使いがおすすめ
・桃色…女の子らしく可愛い印象
・黒色…上品で落ち着いた印象。部屋が狭く暗く見える。アクセントで使用するのがおすすめ
【実例】子ども部屋の模様替え、どうすればいい?
法則はわかっても、実際のところどんなお部屋にすれば良いのか、いまいちイメージが湧かないという方のために、模様替えに役立ちそうな実例をまとめてみました。
子ども部屋:未就学児~小学生(男の子)
ポップで元気な印象のプレイルーム
小さい子ども部屋に欠かせないジョイントマット。男の子ならカラフルな色合いにして元気な印象が良いですね。収納は子どもの背丈に合わせたオープン棚にして、お片付けの習慣づけを。
北欧テイストのポップなカラーで楽しさいっぱい
ナチュラル素材の家具に、マルチカラーのファブリック。これぞ北欧といった子供部屋ですね。遊び心にあふれていて、自分の部屋が大好きになること間違いなし!
システム家具でスッキリかっこよく
おもちゃを広げて遊ぶことも多い男の子部屋には、スペースを有効活用できるシステム家具がおすすめ。収納やデスク込みのロフトベッドなら、秘密基地感もありきっと気に入ってくれるはず。
子ども部屋:未就学児~小学生(女の子)
「今」大好きな遊びをそろえたプレイルーム
雲の模様の壁紙や、うさぎの耳がついたベンチや壁飾りなど、子供がワクワクするようなポイントがいっぱい!アイスクリームのガーランドもかわいらしいですね。
自分で片づけられる収納をチョイス
子ども部屋で人気のイケアのトロファスト。おもちゃなどをポイポイ入れてBOXを戻せば、あっという間にすっきり片付きます。BOXのカラーバリエ豊富なのもうれしいポイントです。
ロマンティックテイストの子供部屋で姫気分
まるでお姫様になったような気分が味わえる、フレンチシャビーテイストの子供部屋。天井からやわらかに床まで流れ落ちるカーテンやシャンデリアに、女の子は大喜びするはず。
子ども部屋:中高生(男の子)
ダークトーンでぐんと男っぽい部屋に
年頃男子が気に入りそうなアイアン調&ダークトーン。ネイビーを基調とした壁紙やファブリック、ロゴをあしらったデコレーションなどでブルックリン風に。
勉強がはかどるデスク&チェア
受験や勉強モードに入る中高生は、デスクまわりのアップデートはマスト。大人仕様のワークチェアを投入するのも大いにアリ!座り心地よく、集中力もUPするはず。
シックな中に遊び心がいっぱい♪
こちら、実は男の子部屋と間違われるという高校生女子の部屋。色使いもシックで男前ですね。大人っぽくなりすぎないよう、壁デコレーションなどで上手に子供っぽさをプラスして。
子ども部屋:中高生(女の子)
ゆったりとプライベートタイムを満喫
中高生になると自室にベッド、勉強机、TVなどを置きたいなんてリクエストも。机やTVはなるべく小さめのものを選びましょう。床に座れるようにすると、よりリラックスして過ごせそう。
増えるワードローブには収納つきベッド
洋服やバッグなどが増えてくるお年頃。衣類収納はなるべく多く用意しておくべきでしょう。高さのある収納つきベッドなら、備え付けのクローゼットが小さくても安心です。
狭い部屋ならロフトベッドですっきりと
狭い部屋の場合は、やっぱりロフトベッドがおすすめ。ベッドの下のスペースを収納にしたり、プレイスペースにするなど空間を有効に使うことができるのが魅力ですね。
子ども部屋:兄弟一緒の部屋
可動式2段ベッドを有効活用
同性の兄弟姉妹は、将来的に部屋を分ける場合もあれば、ずっと一緒という場合も。どちらになっても対応できるよう、分離してシングルとしても使える2段ベッドがあると便利です。
勉強スペースはゆるく空間を仕切って
子どもたちが大きくなってきたら、それぞれ勉強等がはかどるようプライベートな空間を提供したいもの。棚でゆるく間仕切りをつければ、収納も増えて一石二鳥です。
模様替えのお手伝いは家事代行サービスに任せるのもおすすめ
いざ模様替えをしたいけれど今一つ重い腰が上がらないという人や、一人ではうまくできるか不安という人は、家事代行サービスを利用してみてはいかがでしょう。
家事代行サービスには片付けや整理整頓のサービスも用意されており、断捨離や掃除はもちろん、買い出しや、作業中の小さな子どもの面倒も見てもらえます。
事業者によっては整理収納アドバイザーの研修をうけているエキスパートを選ぶこともできるため、模様替えのサポートをしてもらいながら、同時に収納や整理整頓のコツを知ることもできます。
効率よくテキパキ進めたい人にうってつけのサービスです。
模様替えで子供たちも気分一新!
以上、子ども部屋の模様替えについて紹介しました。
子どもの成長や生活の変化にあわせてアップデートしていくことが大切です。子どもとよく相談しながら、その時々でよりリラックス&集中できるような空間づくりをしていきましょう。
また、断捨離や片付けなどの大変な作業は、決してお母さんが1人で抱え込まず、子ども自身や家族と共有することが大切です。忙しかったり、効率的に済ませたいときなどは家事代行サービスの整理収納プランの利用も検討してみてくださいね。
カジドレでは実際に利用した体験談も紹介していますので、ぜひ見てみてください。